私は、空手の時には、コンプレッションタイツを必ず履きます。
理由は、以前も紹介しましたが、膝腰ケアのため。

>> ボクサーや空手家はコンプレッションタイツで膝腰ケアを!

タイツの方は、速乾機能よりも、着圧・テーピング機能を期待しているので、夏場でも道着やウェアの下に着ています。
一方、空手の稽古で道着の下に履くと、やっぱり暑い。そこは我慢・・・。

基本、速乾素材の上着は、綿系のウェアの下に履くと、風の通り(通気)が悪いため、機能性が落ちます。
基本、重ね着厳禁!重ねても速乾素材同士。
それは、私自身で体感しています。
一度、道着の下にアンダーアーマーのヒートギアのアンダーシャツ(長袖)を着たのですが、逆効果でした。暑いけど、汗が乾かない・・・。

同様なことが上着のウェアでも生じます。
例え、アンダーアーマーのヒートギアを着ていても、同じようなことが起こるでしょう。実証済み。
こういった速乾素材は、通気させて、ようやく働きます。

夏場に速乾素材を利用する場合、機能性を期待するなら、通気性のないウェアと合わせてはいけないのです。

例えば、コンプレッションンの長袖ウェア(具体的にはアンダーアーマーのヒートギアのアンダーシャツ)を利用するなら、上に着るのは、通気性の良い速乾ウェアを合わせなければならないのです。

空手の稽古(組手の選手)の場合。

<基本稽古で道着のキレを意識したい時>
基本のその場稽古や移動稽古、そして、形の稽古まで道着を着る。組手の稽古になったら、道着の上着だけを速乾ウェアに変える。

<灼熱地獄の時期>基本、道着の上着は着ない。上着は、速乾ウェアのみ。
熱中症対策。
安全性重視。

<試合時>練習(アップ)の時は、速乾ウェア。もちろん、試合の時に道着。
※アップで汗かいても、速乾ウェアは持ち帰りやすい。

などという風な工夫が必要です。
私も、夏場、40℃近くになる環境で稽古することが増えます。
いろいろ工夫しています。
厳しい道場では、未だに道着のみなんでしょうが、エアコンが付いていない道場で練習するなら、いろいろ工夫する時代になってきていると思います。

是非、いろいろ工夫してみましょう!