今ちょうど、Kindle Unlimited (特定書籍の読み放題プラン)で契約していて、以下のHowTo本が無料で読めたので、読んでみました。
とても良い本。
ここ数年の最新技術が丁寧に説明されています。よくまとまっている。
私も取り入れている技術が紹介されていた。
ぶっちゃけ、古い競技の達人のDVDが売れなくなっちゃうくらいの良いないようです。
まぁ、今、この書籍の組手がトップ選手の標準になっているのは間違えないと思う。
また、競技の達人のテクニックは、海外選手に対抗することを意識して開発されたことを知った。
今、私も、海外選手の組手を研究しているけど、良い技術は、取り入れるべきだと思う。
アガイエフ選手が食らった高速裏回し蹴りなんて、完全に振り子の原理で蹴っています。
この動画を見たら、自分も、こんな裏回し蹴りを打てるようになりたい!と興奮してしまいました。
一方、こういった最新の組手テクニックって、しっかり消化して指導しないと、矛盾を生んでしまいます。
例えば、和道流も松濤館流も、原則、組手基本は基立ちで構築されている。組手の移動基本や約束組手などでの構えは、基立ちで教えなければならない。
こういった現状があるから、移動基本などを行わなくなる道場や学校が増えるのだろう。
特に、高校・大学は、いろいろな流派の人間が集まってくるので、流派間の違いも考慮して練習メニューを組む必要がある。移動基本は、省略されやすくなる。
組手って、時代によって、大きく変わってきます。
やっぱり、ルール変更も大きな理由だろう。
例えば、今の組手は、副審へのアピールを重要視する。20年前とは、引手の取り方が異なる。
しっかりアピールしないと、試合では、勝ちにくくなる。
この書籍に紹介されているテクニックの中には、古い指導者が嫌うものもあるだろう。
やっぱり、今までを否定しなければならないから。
おそらく、この書籍でも最も嫌われるのは、肩を回さない逆突き(引手を取らない逆突き)だと思う。
実際、肩甲骨周りを柔らかく使えば、肩を回す逆突きと同じくらいの距離で突ける。かつ、起こりがなく反応されにくく、早く引ける。
加えて、引手を取らないから、前拳で防御したり、連続で攻撃もしやすい。
実は、この逆突き、腰を回すと表現しなかったのは、しっかり腰を入れる必要があるから。
実は、この逆突き、ボクシングのストレートに近い。
ボクシングのストレートも、前拳でガードしながら打つ。引手を取らない。だけど、しっかり腰が入る。
ボクシングの場合、2軸で突くため、肩も回転させる。
私は、逆上の時だけ、2軸で突いて、肩も回転させる。
その他、蹴りの際、軸を倒すことも嫌われると思いますし、そもそも、ダッキングやスウェーなんて、受け入れようともしない指導者もいるだろう。
私も、スウェーは使うけど、ダッキングは好まない。
今の時代、踵を上げて2軸で突くヨーロッパ式の逆突きと、1軸で突く日本式の逆突きもあるくらいだから、逆突き1つ取っても、いろいろ使い分ける必要がある。
そのため、そういった違いをしっかり消化する必要があると思う。
やっぱり、指導者も、最新技術を消化する必要があるので、スピードは落ちても、テクニックで進化し続けなければならない。
とても良い本。
ここ数年の最新技術が丁寧に説明されています。よくまとまっている。
私も取り入れている技術が紹介されていた。
ぶっちゃけ、古い競技の達人のDVDが売れなくなっちゃうくらいの良いないようです。
まぁ、今、この書籍の組手がトップ選手の標準になっているのは間違えないと思う。
また、競技の達人のテクニックは、海外選手に対抗することを意識して開発されたことを知った。
今、私も、海外選手の組手を研究しているけど、良い技術は、取り入れるべきだと思う。
アガイエフ選手が食らった高速裏回し蹴りなんて、完全に振り子の原理で蹴っています。
この動画を見たら、自分も、こんな裏回し蹴りを打てるようになりたい!と興奮してしまいました。
一方、こういった最新の組手テクニックって、しっかり消化して指導しないと、矛盾を生んでしまいます。
例えば、和道流も松濤館流も、原則、組手基本は基立ちで構築されている。組手の移動基本や約束組手などでの構えは、基立ちで教えなければならない。
こういった現状があるから、移動基本などを行わなくなる道場や学校が増えるのだろう。
特に、高校・大学は、いろいろな流派の人間が集まってくるので、流派間の違いも考慮して練習メニューを組む必要がある。移動基本は、省略されやすくなる。
組手って、時代によって、大きく変わってきます。
やっぱり、ルール変更も大きな理由だろう。
例えば、今の組手は、副審へのアピールを重要視する。20年前とは、引手の取り方が異なる。
しっかりアピールしないと、試合では、勝ちにくくなる。
この書籍に紹介されているテクニックの中には、古い指導者が嫌うものもあるだろう。
やっぱり、今までを否定しなければならないから。
おそらく、この書籍でも最も嫌われるのは、肩を回さない逆突き(引手を取らない逆突き)だと思う。
実際、肩甲骨周りを柔らかく使えば、肩を回す逆突きと同じくらいの距離で突ける。かつ、起こりがなく反応されにくく、早く引ける。
加えて、引手を取らないから、前拳で防御したり、連続で攻撃もしやすい。
実は、この逆突き、腰を回すと表現しなかったのは、しっかり腰を入れる必要があるから。
実は、この逆突き、ボクシングのストレートに近い。
ボクシングのストレートも、前拳でガードしながら打つ。引手を取らない。だけど、しっかり腰が入る。
ボクシングの場合、2軸で突くため、肩も回転させる。
私は、逆上の時だけ、2軸で突いて、肩も回転させる。
その他、蹴りの際、軸を倒すことも嫌われると思いますし、そもそも、ダッキングやスウェーなんて、受け入れようともしない指導者もいるだろう。
私も、スウェーは使うけど、ダッキングは好まない。
今の時代、踵を上げて2軸で突くヨーロッパ式の逆突きと、1軸で突く日本式の逆突きもあるくらいだから、逆突き1つ取っても、いろいろ使い分ける必要がある。
そのため、そういった違いをしっかり消化する必要があると思う。
やっぱり、指導者も、最新技術を消化する必要があるので、スピードは落ちても、テクニックで進化し続けなければならない。