新入社員のシーズン。街では、初々しい姿が目に付きます。
そして、このシーズンは、私は、新入社員研修の時期でもあります。恒例の顧問先の新入社員研修を行います。
今年は、新たにパートナー会社の新入社員研修も行うことに。

もう資料は、一通り、できています。
そして、今年は、Z世代への研修というものを、Z世代という言葉を使わずに資料を作成しました。

この世代を学ぶことで、このCMの意味も、ようやく理解できました。



我々世代じゃ、わからん。このCMは、Z世代に向けてた共感型のCMだったのだろう。

世代間の常識のギャップは、必ず生じる。
そのギャップを埋めることが重要。

今年の新入社員は、22~24歳であり、長女の世代に限りなく近い。
ある意味、今回の学びは、子供達世代を知る上でも、非常に良かったと思う。

まぁ、社会に出て、会社に所属すると、世代の違う上司との付き合いたくないけど、付き合わざる負えなくなる。
結局のところ、以下のようなことをしっかり押さえて、上手く付き合っていく必要がある。

1. たくさん話す
2. 大事なプライベート予定は公開
3. 褒めてもらうことを自ら求める
4. 足りない部分を補い合う

メールやチャットだけで終わらしちゃいけないし、お礼は、口頭の方が好ましい。
恋愛も、告白をLINEで行ってしまう時代。
話すことは、とても大事。

プライベートを大事にしたいなら、スケジュールが入っている場合、予定があることを情報共有した方が良い。
グループウェアなどに、私用とだけ入れておいても良いし、内容によっては具体的な予定を公開しても良いと思う。

ちなみに、現代の上司や先輩は、少しでも新人が帰りやすい状況を演出する必要がある。
これ、今の時代、非常に大事。
率先して定時で帰ることを目指し、ダラダラ長時間働く悪い見本を見せないようにしなければならない!

これからの時代、北欧のように、短時間で成果を出していかなければいけない。


褒めてもらえるよう自ら行動することも重要。みんながみんな褒めてくれる訳ではない。ちなみに、口頭でお礼を言っていないと、口頭で褒めてもらうチャンスも減るだろう。
結局、よく話して、コミュニケーションを取ることが大事になる。

まぁ、社会人経験に限らず、世代によって、得意分野も異なってくる。お互いに足りない部分や不得意分野もあるので、

足りない部分を補い合うことが重要!
世代は違っても、目的は同じ。


複数年にわたり、新入社員研修を行っていると、Z世代の得意分野も見えてくる。

情報収集能力は非常に高い!
収拾に利用するメディアの幅も広い
ただし、情報に対しての信頼度の見極めが低い

Z世代の会社さんと仕事していても、自分達の情報が全てと勘違いされているケースも多く、盲目的だと感じることも多い。

本当のノウハウや市場動向って、必ずしも正しく公開されていないもの。
情報が操作されていることも多々ある。

だから、私は、その見極め方を講義することにしている。
特に、健康・医療関係の情報は、根拠のない情報もたくさん存在するので、エビデンスベースの検索方法を講義したりもしている。

まぁ、いつの新入社員も、真剣に聞いてくれる。
顧問先からも喜ばれているので、この研修は、今後も続くだろう。