土曜日、娘がニュージーランドから帰国し、再び慌ただしい日々が始まった。毎朝5時半に起床し、子供達に朝食を摂らせて送り出す。そして、私も、娘を追うようにして出勤する。7:50くらい、会社に着く。

ある意味、転機です。
これを機に、働き方を見直すことにしました。

今まで以上に集中し、早く帰宅する!遅くても19時には会社を出る。
ジムに行っても、21時には最寄り駅に着くようにする。

この働き方は、上が率先して行わないと、下ができないため、徹底する。私の場合、定時に上がっても、1時間早く出勤しているので、1時間残業していることになるのだが。
何れにしても、上が遅くまで残って仕事しすぎるのは、下が帰りにくくなるから良くない。

今の日本は、なんだかんだで、ワークライフバランスが崩れている。
不効率な部分が多く、無駄に働いている。

世の中には、残業をしないと食っていけないというブラックな賃金体系で働いている者もいる。そういった者ほど、無駄に長く残業している傾向も見受けられる。
基本、会社が悪い。
そして、こういった会社ほど、いろいろな悪循環要素を持ち、効率の悪い働き方が行われている。
こういったケースは、賃金が低い若い世代ほど顕著にある。

弊社では、残業を減らす目的などから、固定残業制を導入している。



みなし残業代は、個々人のスキルや仕事量から判断して調整している。人によっては、かなりの時間分のみなし残業代が支払われている。
加えて、決算賞与で、さらにバランスとを取っている。

ちなみに、みなし残業代の時間設定に関しては、近年、喫煙の有無も、加味すべきだと考えています。人によって、非喫煙者と0.5~2時間の非労働時間の差が生じてしまう。
喫煙者の労働効率を加味すると喫煙タイムは重要なのだが、この時間を認めると、どうしても非喫煙者との不公平感をなくす必要が出てくる。

何れにしても、目的は、北欧レベルとまでいかなくても、ワークライフバランスを良くするため。

働くことが幸せと考える人もいるだろう。
でも、その人達に合わせると、そう考えない人達が大半なので、組織的に問題が生じる。

先日、転職サイトのクチコミについてコメントしましたが・・・



一部、経営者自身(学歴詐称、人格破綻、セクハラなど)についての問題もありましたが・・・
問題的で最も多かったのは、不効率性による残業の問題でした。長く働き過ぎて、鬱気味になっていた元社員のクチコミも多く見受けられました。

これって、経営者がワークライフバランスについて、どのように考えるか?次第だと思う。これからの時代、無駄な長時間労働が解決できなければ、人事面の悪循環がより明確化し、経営者の力不足で淘汰されていくだけだろう。

何れにしても、会社って、経営者のものではなく社員が幸せになるための箱として考えないと、これからの若者も付いてこないだろう。
時代は、変わった・・・。

まぁ、私自身、時には点滴打ちながら医師と商談するなど、誰よりも働いてきた。それによる歪も生じたし、子供達と一緒にいれる時間も残り少なくなってきているので、家庭での時間を大事にしようと思うようになった。
それだけのことかもしれない。