支持し続けられる健康食品を目指して!栗山雄司 博士コンサル

長く生き残る商品を生み出すことにひたすら情熱を傾ける博士コンサルトのブログ。販売重視の健康食品OEM製造や原料供給を行っております。レスベラトロール、ジオスゲニン、プラセンタ、アミノ酸、プロテオグリカン&非変性Ⅱ型コラーゲンの商品開発が得意分野です。市場動向や注目原料などを紹介。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

業界の方にこっそり読み続けてもらえるブログであることを目指しています!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーター&博士コンサルとして、勝ち残る商品を生み出すことに情熱を傾けています!商品開発から、お客様の成功を導きます!
持論:販売の成功は商品開発の段階で8割決まる!です。
初めての方へも丁寧かつ細やかなサポートが我社の自慢です!弊社の8割以上のお客様は、 弊社独自の育成メソッドで健康食品の商品化未経験からスタートされています。同時に、クロスセルやアップセル向けと、販売戦略に一歩踏み込んだ提案も行っております。通販に限らず医療機関向けの商品開発も多くの実績があり得意です。

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プロテオグリカン

中国・東南アジア向けの美白サプリ&ドリンク+日傘サプリ

ここ数年、中国・タイ・ベトナム向けに美白サプリや美白ドリンクの案件が増えてきています。
そして、必ず見本商品として指定されるのがポーラさんの商品(ホワイトショット)です。
この商品は、留型原料が使用されていて、さらに特許(特許第5590921号)もあるので、模倣品が作れません!
原料レベルからの販売会社の商品戦略として、非常に的確な事例。結局、これができる会社が強いです。

現在の健康食品市場は、店頭に並べられている原料というパーツの組み合わせだけで作られた商品ばかりなので、模倣品天国。
次の市場のステップとしては、この原料というパーツから作り始める・アレンジをかけるなど、いろいろな方法で模倣品を作らせない戦略が重要になってくるでしょう。

そうは言っても、タイトルのような案件が届くと、顧客の要望に応えるため、我々は留型原料の代替原料を用意して提案しなければいけないです・・・。
かつ、輸出に対応している原料にしなければならないので、結構、制約があります。漢方原料などは、注意が必要です。

弊社は、まず輸入通関で問題になりにくいという点で、鮭鼻軟骨抽出物(非変性コラーゲンと非変性プロテオグリカン)をオススメしております。
まぁ、コストもそれなりに上がるので、コストでダメになるケースも多々あるのでケースバイケースですが、日本独自技術という点で差別化ができるので。
また、いろいろ問題ありますが台湾でプロテオグリカンが蛋白聚糖としてブームなので、オススメしている背景もあります。

ちょっと長めの余談ですが・・・
日本の市場では、カネボウさんの白斑の問題で、美白の市場は一気に引けていました。
一方、海外の市場では、相変わらず、活発だったという状況もありました。また、日本の美白市場も、戻りつつあります。そういった背景もあり、中国・東南アジアの市場で再び活発化している状況もありそうです。

また、近年、日焼け防止サプリ(通称 日傘サプリ)がプチ流行し、一部の市場が盛り上がりました。
その人気を二分する日焼け防止素材の1つであるシダ原料も、ついに中国産が出てきました。某原料メーカーさんが供給を始めました。一方、人気の源であるヘリオケアに使用されているシダ原料は、未だ日本に上陸していないです。本物が上陸するか?偽物が氾濫する市場になってしまうのか?今後の市場動向が楽しみです。

原料受託バンクの原材料ランキングから見えるもの2017年9月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 ヒアルロン酸
5位 酵素
6位 高麗人参
7位 カテキン
8位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
9位 フコイダン
10位 ビタミンE


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回は、10位以内における多少の変化と言えば、コラーゲンと乳酸菌が入れ替わったくらいでしょうか。
コラーゲンは、原料メーカーが多いや乾燥の季節などと、上がる要因がたくさんあるのですが、市場動向と照らし合わせると、登録されている原料メーカーが多い点が要因として最も強く効いているような感じがします。
まぁ、その他にも、10位以内の原料は、受動的にクリックされやすいという要因もありますが・・・。

コラーゲンのカテゴリー内では、いくつかの要因で表示順位が変動します。当然、各担当者さんは、定期的にチェックしますよね? 中には、会社で複数人の方が定期的に見ているケースもあると思います。
これも、コラーゲン等、登録原料メーカー数が多い原料が市場動向とは関係なく上位ランキングされやすい理由だと思います。

さてさて、今回、興味深かったのは、13位 HMB ( β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸 、HMB-Ca ) です。
安い原料が供給されていないからでしょうね。
安い原料で製造し、そのコストをベースに販売設計を組み立てた会社さんは、とても大変でしょう。今回のランキング変動を見ても、困っている会社は、結構な数がありそうです。

こういったことは、中国原料ではよくあることです。
最悪、いくつかの製造工場が閉鎖され、意図的に原料価格の高騰を中国政府が演出するかもしれません。
実際、えんどう豆プロテインや玄米プロテインなどの市場で、製造会社が2社閉鎖され、原料価格の高騰が始まっているようです。
さて、HMBは、どうなるでしょうか? いつになったら供給が安定するのでしょうか?

それ以外は、特に11位以降、毎度のことながら、機能性表示食品と中国市場向け商品の色を強く出したランキングでした。
しばらく、この傾向に変化はなさそうです。

 機能性表示関係 
プロテオグリカン、セラミド、葛の花、イソフラボン、ルテイン、サラシア、イチョウ、ギャバ、ベニクスノキタケ など

中国をはじめとした海外向け
エラスチン(コラーゲンからシフト??)、プロテオグリカン、レスベラトロール(赤ワイン) など

ここ最近、弊社でも問い合わせが多いのは、葉酸山芋です。妊活ニーズで盛り上がりを見せています。
一方、ランキングに反映されないのは、非常に不思議です。(反対にビタミンEが常に上位なのは、理由が全くわからない。)
バイエルさんがエレビットのテレビCMを開始されたのは、弊社だけでなく、市場で妊活のニーズが伸びているからでしょう。



おそらく、このCMの影響として、市場全体が活性化する可能性が高いです。市場競争の激化が予測されます。
ブランド力(信用度)ではバイエルさんに敵わないので、商品の別の切り口で差別化を行っていく必要があるんだろうなぁと感じています。

最後に。
先日、原料発注が可能なポータルサイトの存在について、「原料受託バンクで、一定の手数料を払えば、ネット上で原料発注ができてしまうようなサイト」と、さらりと紹介しました。
その内、紹介させていただきますが、正直、このサイトは、中国系の会社が中国企業を中心とした原料販売サポートのために存在してるようなものです。価格だけの世界。
原料受託バンクも、一歩間違えば、価格競争を支援するだけのサイトになりかねません。それを防ぐためにも、価格が表示されないようになっています。
弊社もそうですが、多くの原料メーカーは、生き残っていくため、価格以外の部分でも評価されるような施策を講じていく必要があるのでしょう。
みなさん、頑張っていきましょう!

冬の商戦に向けて商品開発の時期

冬の商戦に向けて商品開発が活発になっているなぁと、先週あたりから感じ始めています。
真新しい原料もないので、迷いながらの商品開発のところが多いです。

今週に限らず、ずっと多い問い合わせては、受託加工会社さん・企画会社の営業マンや開発担当の方からです。多くが原料の顧客なんですが、まぁ、原料メーカーの仲間というケースもあります。頼りにされるのは、非常にありがたいこと。
日々、いろいろな情報が入ってきます。OEMだけやっていると、ここまで情報が入って来ないでしょう。まぁ、OEMもやっているから提供できる情報があるので、頼りにされるのでしょう。
ほんと、ありがたいこと。

今年も、国内市場が低迷しているため、海外で活路を見出そうという案件が多いです。相変わらずの中国、次いでタイや台湾が多いです。

また、ここ数年、ネットワークビジネスなどクローズドの市場で、面白い変化があるようです。
ちょっと対応が遅いなぁと思うのですが、ネットワークビジネスの会社さんではディストリビューターの高齢化に伴い、シニア向けの商品を強化する動きがあります。
弊社の鮭鼻軟骨抽出物もそうですが、原料としてのエビデンスも豊富になってきたからでしょうね。クロスセル商品として、認知機能や関節ケアの商材を強化されるケースが多いようです。また、比較的安めで、グルコサミンやイチョウ葉エキスなど量販店で並ぶメジャーな素材は避けられるようです。

冬の商品開発の戦略、関節ケア系は、今年が勝負のプロテオグリカンを利用するつもりです。
生のクリエイティブで勝負でしょうね。
サントリーさんのリフタージュもテレビCMが始まっていますので、今年の市場の伸びが楽しみです。
ちなみに、サントリーさんは、どうやってプロテオグリカンの形状を保持ならびに定量分析を行っているんだろう? ぶっちゃけ、そのウィークポイントを攻めたサプリが一番オススメ。

美容系の商材についても、ちょっとトライしようと考えており、羊膜エキスを使用してみようと考えています。
そのためのクリエイティブ開発に手を付け始めました。
難易度は高めですが、ストーリーも作れそうな原料なので、気合を入れてトライしてみたいと思います。

さぁ、頑張るぞ~!!

原料受託バンクの原材料ランキングから見えるもの2017年8月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 コラーゲン
3位 プラセンタ
4位 酵素
5位 ヒアルロン酸
6位 高麗人参
7位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
8位 フコイダン
9位 ビタミンE
10位 カルシウム


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回は、10位以内で、少々ランキングが入れ替わりましたが、11位以降の方が面白い傾向を示しているなぁと思っています。

10位以内も含め、全体的な30位以内の傾向として、冬の商品開発が始まり、美容商材や関節ケア商材への注目が高まったかなぁというのが私の感想です。
コラーゲンは、美容と関節ケアの2つの要素を兼ね備えているので、なかなか見えにくいですが、コラーゲンのランキングが上がった理由は、美容要素に関節ケア要素が加わったためだと思います。

もちろん、相変わらず、機能性表示を見越した商品開発の傾向が強いままです。

さて、30位内で見ると、いくつが機能性表示食品の可能性があるのでしょう?
三分の二ほど占めている現状があるのでは杯でしょうか?

一方、機能性表示食品でも、トクホ同様、いわゆる健康食品より関連法規の規制が厳しい状況が現れ始めています。特に、ダイエットの領域で。
また、機能性の表示内容(ヘルスクレーム)も年々厳しくなりつつあるように感じられます。さらに、撤回も増えています。
ドラックストアなどでは機能性表示食品ばかりになってしまいましたが、結果として、健康食品業界にとってプラスに働いたのかなぁ?と、ついつい考えてしまいます。

この時点でHMB ( β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸) が30位以内をキープしている理由は、今夏のマーケティングの影響(消費者からの検索も含む)と筋肉増強素材として、サルコペニア要素を高めたロコモ素材への開発も盛んに検討されている影響もあると考えています。
取れていないですが、ライオンさんの特許(未取得)の関係上、またこれ以上粒数を増やしにくい関係上、グルコサミンが使いにくいのでプロテオグリカンや非変性Ⅱ型コラーゲンと組み合わせられる傾向も強まっていると思います。

レスベラトロールのランキングアップは、DSMさんの影響。私の見解は、金曜日の記事の通りです。
ちなみに、あまり言いたくなかったのだが・・・中国向けのレスベラトロールニーズは明らかに高まってきています。今回のランクイン、実は、その影響もあると思います。おそらく、中国向けのレスベラトロール商品は、合成品の食薬区分次第で、ヒト臨床データがある赤ワイン由来が選ばれるか合成品が選ばれるかが決まって来るでしょう。
同じようなことが葉酸にもあり、合成の葉酸は食薬区分の関係で通関が通りにくいので、レモン由来の葉酸が中国向け商品に採用されるケースが増えています。

あと、葛花(野葛として)やプロテオグリカン、セラミドも中国市場向けに動きがあります。中国案件、火が消えた訳ではない。
インバウンドからシフトして、儲かっている人が変わっただけ。
十分の一くらいの確率でしか成約しないかもしれないが、1つでも当たれば大きなビジネスになる可能性もあるので、的確に顧客セグメントしながらチャレンジしていきたいところです。
正規輸出するなら、剤形に工夫だなぁ。いくつかの方法があります。

市場には、いろいろな流れがあります。
その流れを的確につかみつつ、良い原料も新規で投入し続けていく!
それが勝ち残りの条件なんだろうなぁと自分に言い聞かせて、頑張っております。大変な時代だけど、頑張るしかない!んだと思います。

台湾でのプロテオグリカン蛋白聚糖ブームと闇の部分

最近、台湾からのプロテオグリカンの案件が多いと思ったら、ネットワークルートで、プロテオグリカンがブームのようです。
こんな映像も中文字幕でバラまかれているようです。本当の開発者はリナイス社の両社長であり、米国特許もリナイスの鳴海社長も発明者なのになぁと、映像を見てて思います。



ぶっちゃけ、以下の記事のように、2度も爆発事故を起こし、1回目の事故で亡くなったお二人の業務上過失致死傷や民事訴訟の件も決着も付いていないのに・・・この情報が届きにくい台湾や韓国などのアジアで販売の力を入れるなんて、なかなか理解できない。
遺族の方の気持ちを考えると、いたたまれない。

釧路市の工場爆発「危険物無許可使用」

また、弊社は、ちょくちょく、ここの会社と間違えられ、爆発の心配はないか?という質問も届きます。
正直、非常に迷惑です。

プロテオグリカンでアセトンを利用する理由は、油脂の除去だと考えられます。鼻軟骨の摘出がキレイにできていないと、魚肉や皮の部分と共に油脂が残ります。それをアセトンやサポニンで除去する必要が出てくるのです。この油脂の存在が抽出・分離工程を邪魔します。
実際、私は、リナイス社の強みは、この鼻軟骨摘出技術にあると考えています。
リナイス社の場合、キレイに軟骨だけ摘出できていれば、さらっとアセトンで(抽出ではなく)軟骨表面についた油脂をもみ洗いするだけで十分に油脂が除去できます。アセトンなどによる油脂除去工程は不要です。
爆発事故は、この油脂除去の工程の有機溶媒(;アセトン)管理が悪かったのだと考えています。
アセトンでの除去も好ましくないですが、サポニン(特にアレルゲン表記が必要なもの)での除去も、サポニンが完全に除去されず残留してしまう可能性もあるので、食品衛生法上のリスクが生じてしまいます。

まぁ、いずれにしろ、他社他社。
我々は、我々ができうる範囲で、コツコツと信頼と安心を積み重ねていくことが大事だと思います。原料や製品としての定量分析も、その一環。
最も信頼できる原料として評価されるように、努力を積み重ねていきたいと思います。

低温生絞り製法で一週間ゆっくり抽出・精製される鮭鼻軟骨抽出物

弊社が取り扱っている鮭鼻軟骨抽出物は、非常にこだわって製造されています。
ぶっちゃけというものに関して、嘘偽りなくリアルにこだわっています。

プロテオグリカンなどは、HPLCで、生の形(非変性)であることを毎ロット確認しております。
図1

生の素材というのは、本当に生だと腐ってしまいやすく、変化もしやすく不安定です。本原料は、生にこだわっていますが、実際に生ではありません。なので、安定もしています。
生が良いのは、生特有の形状だったり成分だったりします。
例えば、卵の白身ですが、生な状態だと透明ですが、加熱すると白く不透明になってしまいます。性状自身が変化しています。この変化を変性と呼びます。
そして、生の形や生特有の機能性を保ったまま、かつ安定状態を保持することが可能です。鮭鼻軟骨抽出物は、それを可能にしています。

私が生という表現にこだわるのは、レスが取れるから。過去の雑誌を使ったクリエイティブテスト(弊社実施)でも実証されています。
生へのこだわりクリエイティブは、コンバージョンを高めます!

まめ知識:コラーゲン
生の形のコラーゲンは、高分子で三重らせん構造の形状です。また、エラスチンなどが絡みついているケースもあります。
このコラーゲンに熱をかけると、凝集反応が起こり、ゼラチンというものが生成されます。生のコラーゲンを含んだ豚皮などから熱をかけて抽出してゼラチンが得られています。
そして、このゼラチン(もしくは生のコラーゲン)を分解したのが一般的にコラーゲンと呼ばれるコラーゲンペプチドです。まぁ、正確にはコラーゲン由来のペプチド。
コラーゲンなどは、形状(分子量)によって、性状も機能性も異なってきます。高分子素材という生の素材の難しいところであったりもするのです。

この鮭鼻軟骨抽出物の原料は、Ⅱ型コラーゲンやプロテオグリカンを生の形のまま抽出しています。
そして、それを可能にしているのが低温生絞り製法という特別な抽出方法になります。

生の形である非変性Ⅱ型コラーゲンと非変性プロテオグリカンは、熱と水分が同時にある状態を嫌い、熱をかけて抽出してしまうと両成分は加水分解を起こしてしまいます。なので、決して、熱をかけながら抽出を行ってはいけないのです。熱をかけないよう、低温下で1週間かけてゆっくり抽出・精製されます。
また、抽出だけでなく、脱脂・殺菌・粉末化の工程でも細心の注意を払う必要があります。実は、粉末化の方法にもノウハウがあったりもします。

実際に、気温が上がる7月と8月は、原料製造を止めています。
また、粗原料である鮭の鼻軟骨も、収穫される9~11月の期間、なるべく生の鼻軟骨から抽出するようにしております。長期間の冷凍による変性の可能性も考えられ、また何より菌の繁殖の可能性も高まるので、6月末までには抽出し終わっています。
※生の軟骨から抽出される原料だけを供給することは可能ですが、契約ベースで、一定量以上(上限あり)の条件でのみに限定されます。

ちなみに、この写真は、生の鼻軟骨をホルマリン漬けにしたもの。この鼻軟骨の収穫が、来月から再開されます。
Salmon nasal cartilage in formalin 1s

今年はプロテオグリカンの勝負の年だと思います。
こういったクリエイティブ開発も積極的に行っていければと考えております。
ファイトー!

お知らせ:鮭鼻軟骨抽出物の規格値の変更

この度は、鮭鼻軟骨抽出物の規格値の変更に関するお知らせとコメントです。

<変更内容>
SCPコンプレックス-LS: 非変性プロテオグリカン 30%以上 → 3%以上
プロテオグリカン-LS: 非変性プロテオグリカン 90%以上 → 9%以上
※分析方法: ガランボス法→HPLC法


詳細に関しては、以下の案内をご確認ください。
鮭鼻軟骨抽出物の規格値の変更に関するご案内

SCPコンプレックスLSのコスパは、さらに上がった感じです。
是非、多くのお客様にご活用いただけれと思います。

案内の文面にも書かれておる通り、コンドロイチン硫酸をプロテオグリカンとして販売する原料メーカーに限らず、HPLC法で分析するとプロテオグリカン含有量が規格値の半分に満たない原料などが現れ始めています。
社員にも結果を公開していないですが、ぶっちゃけ、3社4原料の定量分析は終わっています。

例えば、プロテオグリカンが規格値の半分の原料をガランボス法(グルクロン酸を定量するカルバゾール硫酸法の改良型)で分析すると、規格値通りになってきます。
HPLC法(標準品:コスモバイオ社 非変性プロテオグリカン)で分析すると、以下のようなピークが示され、半分がプロテオグリカン(17分のピーク、120万ダルトン)、半分がコンドロイチン硫酸(25分のピーク)であることがよくわかります。
HG100

少々お高いですが、100万ダルトンくらいの領域のGPCカラムと試薬があれば、原料の定量分析であれば、どこでも可能だと思います。
一方、大手さんでも騙されるケースが増えているので、健康食品業界がバカにされるのもわからんでもないなぁと思うこともあります。きちんと確認分析していないのでしょう。

まぁ、科学の力で検証されば、決して騙されん!ということですわぁ。

弊社としては、こういった含有量を偽った原料によって、プロテオグリカン市場にダメージがもたらされることが一番心配!

プロテオグリカンの業界がなかなか1つになれない諸事情もよく理解しています。
一方、その隙をついてくる会社さんも現れ始めているので、業界の規格基準をきちんと定めるべき時期に来ていると思います。

ついでに、裏話。
規格変更を余儀なくされた、もう一つの理由。
誇るべきことでプロテオグリカンLSの精製度が上がり、ガランボス法での分析値が常に104%前後を示すようになったため。
これじゃあ、試験成績書に分析値の実数が示せん・・・という問題が生じました。
おそらく、ガランボス法の係数は、4%程度ズレているのだと予測しています。HPLC法に比べると、分析精度が低いので仕方ないかなぁと思っています。
この原料は、HPLC法でも平均96%くらいの純度になってきています。ほぼ純品。リナイスさんの努力の賜物。

我々としては、淡々と、研究開発を重ね、より良い原料に育てていくだけです。
今後とも、本原料のご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

非変性プロテオグリカンのHPLCピークと分離・精製

今回は、ちょっと科学的な話。
商品としてのプロテオグリカンのHPLCピークを示してみました。
PG-HPLC
17.35分のところに、きれいな単一ピークが示されています。横軸が時間(分)、縦軸が検出感度です。ピークの面積から量が求められます。
この商品は、無駄な原料があまり配合されていないので、特にきれいにピークが示されています。

このHPLC(高速液体クロマトグラフィー)という分析機器/分析方法は、分析するサンプルをカラムという管を通し、カラムを通過した量を検出器で計測するというものです。
このカラムに充填されているものを変更することで、いろいろな物質を計測することができます。今回は、分子量が大きいものから通過するような充填剤を用いています。なので、分子量の順番で成分が検出されます。

我々の非変性プロテオグリカンは、120万ダルトンと、分子量が大きめのため、比較的早くカラムを通過し、他の成分のピークと被りにくいのが特徴です。
例えば、45万ダルトンのプロテオグリカンだとヒアルロン酸やデキストリンなどのような多糖類やピークが被ったりします。そうすると、きちん定量分析ができません。

ちなみに、45万ダルトンのプロテオグリカンは、26~27.5分くらいにピークが現れます。近年は、論文では45万ダルトンって記述されているに、120万ダルトンのものも含まれ始めています。改良されているのは良いことだと思いますが、整合性が取れなくなるけど、どうするんだろう?(独り言でした・・・)

実際、原料を分析すると、余分なもの(夾雑物)が含まれていないため、どのプロテオグリカン原料できちんと測定できます。
しかし、商品で分析すると、余分なものが邪魔して、きちんと測定ができないのです。私の経験上、酵母のタンパクやビタミンDの何らかの賦形剤などが定量分析を邪魔してしまうことが多いです。
きちんと測定するには、この余分なものを除く必要があるのです。
我々は、除く技術(分離・精製)をきちんと確立しているので、定量分析が可能なのです。

今後、業界の適正化のためには、こういった定量分析が不可欠になってきます。

一応、私の博士論文の一部は、GC/MS(ガスクロマトグラフィー質量分析器)を用いた微量分析だったので、移動相がガスから液体に代わっただけですし、極性分離などの分離精製も行っていたので、こういった分析は完全に専門。
ちゃんと勉強しておいてよかったですわぁ。

冬発売の新商品開発へと動き始める市場

8月に入ると、徐々に冬発売の新商品開発へと動き始めます。
関節サプリや冷え対策サプリが増えてきます。主に、紙系の媒体で展開を考えている会社さんですね。Web系の展開は、もっとギリギリの段階であり、9月の後半あたりから始まります。

やっぱり、関節サプリの場合、グルコサミン&コンドロイチンの市場は成熟し切っているため、新たな市場創出には、プロテオグリカンなどが注目の的となるでしょう。
ライフサイクルも成長期後期に入りつつあるので、今年あたりが、慎重な各社大手さんも手の出し頃だと考えています。

原料メーカーが増えているので、今年は、激戦の予感がします。
先日、プロテオグリカンの定量分析の問題も紹介しましたが、その点も、原料選定の重要なポイントとなってくるでしょう。

ただし、このプロテオグリカンという素材は、1つ、難点がありあます。
素材として難し過ぎること。
作用メカニズムの免疫寛容というもの自体、非常に難しい。

プロテオグリカンはクリエイティブ表現が非常に難しい素材です。
インフォマーシャルの尺であれば伝えれるかもしれませんが、紙媒体で的確に伝えて行くことは難易度が非常に高いです。

現状、権威を利用したクリエイティブ中心で販売されていますが、本質は伝わっていないです・・・。本当に、レスが取れているのかなぁと思っています。
私は長万部で撮影を行ったりしていますが、やっぱり、鮭の水揚げや加工といった、消費者が好む「しずる感のあるクリエイティブ」の提供まで難しい現状があるんだろうなぁと感じています。
どれも、クリエイティブが冷たい(関節系商品クリエイティブにとっては致命的)。
通販としては、大きな欠点。

紙やWebでレスが取れんから、インフォマーシャルのステップまで進めないんだと考えています。
でも、インフォマのレベルまで行かないと、ぶっちゃけ、大手さんの通販としては、経営上、物足りないと思います。

冷え対策サプリに関しては、ずっと真新しい素材が不在の中、どのように攻めていくかが重要となってきます。
ヘスペリジンなど、機能性表示食品での展開も争点の1つ。
王道は、やっぱり、根の素材を利用した展開なんでしょう。
意外に、植物発酵エキスとも合わせやすい。

私は、オールシーズン活用できるようシトルリンなども活用するけど、なかなか攻略できない市場でもあります。
理由は、そうしても冬場しか売れんこと。
また、一般食品が強いこと。
発送の展開で、今までに存在しなかったような商品を創造していくことも大事かなぁと感じています。

いずれにしても、コツコツと良い商品を供給し、クリエイティブ面でもサポートできればと思っております。
がんばらなくちゃ!

原料受託バンクの原材料ランキングから見えるもの2017年7月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 酵素
3位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
4位 コラーゲン
5位 ヒアルロン酸
6位 プラセンタ
7位 フコイダン
8位 カテキン
9位 カルシウム
10位 ビタミンE


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回の10位以内のランキングですが、国内での新商品開発の状況を物語っていると考えています。

・市場の成熟
・広告規制の強化
→特に広告型の独自ドメインECの不振

ぶっちゃけ、今、売れそうな商品が頭に浮かばない状況があるのだと思います。
6位まで落ちたプラセンタなどは、売れるというイメージが持てなくなりつつあるのかもしれません。

現在、未だ売れるイメージをが持てるのは、中国向け正規輸出品でしょう。
ただし、かろうじてであり、何でも売れる訳ではないです。
7位のフコイダンや21位のレスベラトロール、25位のマカなどは、大きく関係しているでしょう。
今、徐々に注目度が上がっているのは、プロテオグリカン。実際、弊社でも、中国向けは、健康食品に限らず化粧品原料でも伸びを見せています。

まぁ、もうぼちぼち、冬の商戦に向けて新商品開発が始まります。
冬に期待!

広告規制強化は、特に今夏のダイエット市場に大きな影響を与えたような感じがします。まぁ、ようやく酷いものが排除されたとも言えますが、市場的には寂しい夏だったと思います。
ちなみに、YahooショッピングやAmazonなどは非常に好調なようですが、この流れは量販店の商品(特にビタミンやミネラルなど)には追い風でも、中小企業の一品通販には全く影響ないでしょう。

HMBカルシウムも、私の仲間内では、本当に売れているかが疑問視されています。
安い原料が欠品していますが、過度な新規参入により広告費用対効果が落ち、ビジネスが成り立たないケースもあるでしょう。また、量販店でも出回り始めているので、市場規模の伸び以上の速度で市場の成熟が進んでいるようにも感じられます。
この後の変化が見ものです。

こういった変化は、ここ数年、紙系や電波系の通販への新規参入ではなく、主にECへの参入が続いていた現状も影響しています。
ECも容易に勝てる時代でなくなったことを意味しているんだと思います。
今後数年は、ジムのオリジナルサプリやクリニックサプリなどニッチな市場が狙い目かなぁ。

あと、21位のレスベラトロールですが、中国案件はあっても、今更と思う人も多いです。
この一時的なランクアップは、弊社がヒト臨床試験のプレスリリースを打ったのも一因だと思います。あと、たけしさんの番組で紹介されたのも、多少影響あるのかなぁ・・・。問い合わせは変わらないですが、若干、発注量が多かったような感じがします。

最後に、業界としての課題について。
えんきん以降、売れる機能性表示食品が現れないことが問題であり、その出現こそが業界の課題。
ぶっちゃけ、アメリカのようにインフォマーシャルで爆発的に売れる機能性表示食品を作っていくしかないと思います。過去、カクタスベリー(関節への抗炎症)のインフォマーシャルを見た時などは、衝撃的だった。
こういったものが出現してこないとダメだと思います。

そのためにも、私も努力あるのみ。
ちなみに、昨日は、インフォマーシャルの撮影立ち合いでした・・・次の論文も担当教官にようやく提出・・・疲れて眠い・・・。

プロテオグリカン業界の問題点:定義と定量分析

プロテオグリカン業界の一番の問題点は、ズバリ!公的分析機関で定量分析が行われている商品がほとんど存在しないこと。
機能性表示食品に利用されてでさえ、定量分析方法が開示されていないのが現状です。
そのため、以前にも紹介いたしましたが、偽物の商品も、非常に増えてきています。含有量が半分の商品、コンドロイチンしか含まれていない商品など。とても残念なこと。

そもそも、なぜ、定量分析ができないのか?
※原料としてHPLC法で分析が実施されていない原料に関しては、論外のため、議論から外します。基本、末端商品としての分析の話です。

1. 夾雑物が多く、商品で分析を実施しようとした場合、夾雑物に邪魔されて分析ができない。
2. 分析精度。定量限界を下回ってしまう場合もある。


という理由で、実施されていません。
まぁ、定量分析が行われていない点を問題視し、誰も指摘しなかったのも問題なんですけどね。
消費者保護の観点から、ないがしろにしてはいけない点だと思います。
(よく、大手企業が商品で定量分析できていないものを堂々とプロテオグリカン○mg配合として販売するなぁと心の中で思っております。)
ちなみに、カルバゾールなどの分析方法で定量分析されていますが、この方法では、プロテオグリカンの構造を保っているものだけを分析できないため、分析方法として不完全です。実際、半分が低分子のコンドロイチンであった原料も存在しました。

近年、1について、我々の方で問題を解決しております。前処理を工夫しました。2については、原料の商品設計次第、含有量次第。
その結果、我々の方では、以下の試験成績書の様に、公的分析機関でプロテオグリカンの定量分析を可能にしています。

プロテオグリカン

分析ができないことはない
のです。
今回は、ハードカプセル商品でしたが、配合量次第では錠剤での分析も可能でしょう。まぁ、ドリンクは、厳しいでしょう。剤形として推奨していないソフトカプセルは、実のところ、加水分解している可能性があります。

現在、弊社では、弊社経由でリナイス社の鮭鼻軟骨抽出物をご購入のお客様に対して、公的な機関でも商品としての定量分析サービスを開始しております。
ただし、こういった現状もありますので、個別に相談を受けながらです。
※公的機関で分析を実施する場合、実費だけをいただいております。
※現在、機能性表示食品の目的には、利用できません。

ロゴマークも提供させていただいております。
>> 商品としてのプロテオグリカン定量分析と原料ロゴマーク

なお、この定量分析に関しては、夾雑物を除く前処理が必要です。
その前処理のフィルター提供には、リナイス社の承認が必要です。

あと、120万Daの非変性プロテオグリカンに限らず、約45万Daのプロテオグリカンの分析も可能ですが、基本、お断りさせていただいております。あくまで、弊社経由で原料を購入していただいていらっしゃる顧客に限定しております。

こういった取り組みによって、業界から偽物プロテオグリカンが減っていけばと思っております。
こういった地道な努力も大事だと考えています。

ヘルシー&ビューティーのプロテオグリカンの記事

プロテオグリカンの記事を書かせていただいたヘルシー&ビューティーVol.4が手元に届きました。近々、書店にも並ぶようです。
写真をインスタでアップしてみました。




こんな感じで埋め込めるんだぁ。結構、便利だわぁ。
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機能性表示食品
>> 届出情報検索
消費者庁のページへ

調査を行うには非常に便利です。


日本抗加齢医学会が監修した書籍です。必ずしも受理されている訳ではないですが、機能性表示の可能性ある素材がデータと共に紹介されています。
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ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

レスベラトロールの書籍
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


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厳選おすすめ書籍

業界人ならびに健康食品関係の企業は携帯必須。東京都のマニュアル最新版。今回は、若干厚い・・・。


神田昌典さんの本で一番好きな一冊。分厚いけど、あっという間に読めちゃう一冊。Kindle版もあり。


記事でも紹介しましたが、広告に関わる方だけでなく商品開発の担当者にも読んでいただきたい一冊。


いつになっても古びない通販のマニュアル本。通販始めるなら、まず読んでもらいたい。


表現を変えるだけで、レスポンスが変わります。健康食品通販では、広告費用対効果が変わってきます。
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