支持し続けられる健康食品を目指して!栗山雄司 博士コンサル

長く生き残る商品を生み出すことにひたすら情熱を傾ける博士コンサルトのブログ。販売重視の健康食品OEM製造や原料供給を行っております。レスベラトロール、ジオスゲニン、プラセンタ、アミノ酸、プロテオグリカン&非変性Ⅱ型コラーゲンの商品開発が得意分野です。市場動向や注目原料などを紹介。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

業界の方にこっそり読み続けてもらえるブログであることを目指しています!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーター&博士コンサルとして、勝ち残る商品を生み出すことに情熱を傾けています!商品開発から、お客様の成功を導きます!
持論:販売の成功は商品開発の段階で8割決まる!です。
初めての方へも丁寧かつ細やかなサポートが我社の自慢です!弊社の8割以上のお客様は、 弊社独自の育成メソッドで健康食品の商品化未経験からスタートされています。同時に、クロスセルやアップセル向けと、販売戦略に一歩踏み込んだ提案も行っております。通販に限らず医療機関向けの商品開発も多くの実績があり得意です。

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プロテオグリカン

躓きやすい機能性関与成分の定性・定量分析

ここ数年、機能性表示食品に取り組み、様々な情報を得ていると、意外に躓き易いのは、タイトルの機能性関与成分の定性・定量分析のようです。
躓くケースも、様々な要因があります。

一番多いのは、今までの定量分析法では、機能性表示制度に対応していないケースです。
その代表例が、以下のような成分であり、一成分として分析が行われていない事例です。

●総称であるため定性分析が不可欠なもの
ポリフェノール:レスベラトロール、エラグ酸、クルクミン、セサミンなど
サポニン:ジオスゲニン、ジンセノイドなど

今までは、ポリフェノールなどは、ざっくり説明するとフェノール基の数から定量分析を行われていました。ポリフェノールとは、フェノールをたくさん持つ成分の総称であり、1つの成分の名前ではありません。
ポリフェノールは、様々存在します。サポニンも同様。
過去に私が作成したフィトケミカルMAPを参照いただくと、わかりやすいと思います。

加えて、定量分析に加え、定性分析も必要なケースも出てきています。
コラーゲンは、骨格成分であるヒドロキシプロリンでの定量分析だけではダメになってきており、分子量分布などがわかる定性性が求められるようになっています。
そこで、問題点が生じます。溶けにくい成分の定量です。
水やアルコールに溶ける成分は、HPLCで分析できるので、標準試薬さえ存在すれば比較的ハードドルが低いです。
溶けない非変性のコラーゲンの場合、酵素で溶かした上で、Elisa法による分析が必要です。

●定性性がある定量分析が必要なもの
コラーゲン→分子量により定性
プロテオグリカン→分子量により定性
ビルベリーアントシアニジン→各アントシアニジンの比率
  ↓
●含有量少なく定量分析が非常に難しいもの
プロテオグリカン→夾雑物の除去と定量限界
非変性Ⅱ型コラーゲン→溶解性

さらに、非変性Ⅱ型コラーゲンやプロテオグリカンは、含有量が数%以下のケースがほとんどで、分析方法の定量限界の関係上、最終商品での定量分析が非常に難しい場合も多々あります。

プロテオグリカンなどは良い例で、一緒に配合すると定量分析が行えなくなる成分まで存在します。
現在、機能性関与成分でプロテオグリカンが用いられ、受理されているものがありますが、どうやって定量分析を行っているんだろう?と不思議に思うことがあります。含有量は、明らかにHPLCの定量限界を下回っているように思えます。
こういった部分は、目先の利益より、企業コンプライアンスを重要視した方が良いのになぁと心の中で思っていたりします。

機能性表示食品制度は、年々厳しくなってきています!
特に、この機能性関与成分の定性・定量分析の部分。


私は、GC/MSで微量な成分の定量分析を行っていたため、化学分析は比較的特異な分野ですが、それでも難解な定量分析が存在します。
日々、悪戦苦闘しております。

機能性関与成分の定量方法が確立している素材を選択するか、もし確立されていなければ、この部分をクリアにしてからプロジェクトを進めるのが好ましいと思います。

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2017年11月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 コラーゲン
3位 プラセンタ
4位 酵素
5位 ヒアルロン酸
6位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
7位 ビタミンE
8位 セラミド
9位 葛花
10位 カテキン


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

さて、このランキングですが、少々困ったことが・・・

10位以内に限らず30位以内でも素材が固定化し始めました!

今、固定化している素材を以下のようにまとめてみました。

●10位以内にも出入りする素材
カルシウム
高麗人参
エラスチン

●11~30位の常連素材
大豆イソフラボン
ギャバ
ルテイン
アンセリン(イミダゾールペプチド)
フコイダン
アスタキサンチン
コエンザイムQ10
サラシア
βクリプトキサンチン
プロテオグリカン
ベニクスノキタケ
HMB

わかりやすく、機能性表示食品の関係は「機」と示しました。また中国案件系は「中」と示しました。
見てわかる通り、ほとんどが機能性表示食品の素材か、中国案件の素材です。

こういった状況が続くようであれば、ランキング解説の意味も薄れます(笑)

この状況は、市場の飽和と商品開発の苦悩を物語っていると思います。

一方で、逆の視点で、注目すべき傾向。
グルコサミンが上がってきていない!
これは、市場動向、明らかに検討する会社が少ないことを示しているんだと思います。
商品は、出尽くしていますからね・・・。

また、新興ネット系の素材がHMBを除いて全く上がってきていないです。
この点は、EC市場も大手優位に変化し、既存のEC会社も機能性表示食品を検討し始めていることを物語っているように感じます。

もうすぐ、来春のダイエット商品の商品開発が始まります。
広告規制強化の流れも影響し、今年は、商品開発が活発に行われないと予測しております。
弊社も、半数以上が中国向け案件と医療機関・ジムの案件。

業界の仲間と情報交換していても、景気が良い話ばかりではありません。
11月決算の某会社で赤字が続いているという噂も入ってきたりもしています。
支持されない健康食品(ゴミ商品)を作ってきたツケが回ってきたかなぁとも感じています。
ここは、気を取り直し、支持される健康食品に徹していく必要があるのかなぁと思います。それが生き残りの条件だと思います。
ひたすら頑張るしかないです。

サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンのヒト臨床論文

受理されていたサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンのヒト臨床論文の雑誌が手元に届きました!
毎回嬉しいものです。

栗山 雄司, 吉田 靖志: 鮭鼻軟骨由来プロテオグリカン含有食品の膝関節への有効性試験:ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験, 薬理と治療 2017; 45(11): 1795-1808

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※本試験に用いられた試験食品は、末端商品としてプロテオグリカンの定量分析が登録検査機関:(一財)日本食品検査でが行われおります。機能性表示食品への対応は、制約があり、かつ近年の状況よりSRでの申請は弊社で推奨していないため、別途ご相談くださいませ。

プロテオグリカン蛋白聚糖のヒト臨床試験論文

受理され、発行日が決まったので、告知です。
今月29日、薬理と治療より発行されます。

このヒト臨床試験では、VASによる群間比較での有意差だけでなく、抗炎症で有効性が示されています。

鮭鼻軟骨抽出物としては2本目。両方の試験で有効性が示されています。

また一歩前進です。
これからも前進し続けます!


本日は中国ネット通販市場が最も熱い独身の日

今年はアリババだけで独身の日の取引額が前年比24%増で1500億元(約2兆5000億円)に上ると予測されているようですね。
とんでもない市場ですね。

今年は、昨年・一昨年と異なり、独身の日を目指して商品を作る方々が少なかったです。まぁ、駆け込むのではなく、事前から準備された感じがします。
おそらく、間際に駆け込むような会社は、もう上手く行かない局面に変化してきているのでしょう。
意外に手堅く儲かっているのは、昔からコツコツ中国向けにビジネスを行っていた会社さんだと思います。

本日、化粧品会社の友達とランチして情報交換していても、健康食品と同じような状況があります。
伸びている会社は、伸びている。
とんでもないスピードで。

弊社も、そういった会社を少しでも獲得していかなければならないなぁと思います。
私は、そのために、コツコツ努力するだけです。
まぁ、中国系の会社は、ある意味非常にドライです。基本、工場を持った会社としか仕事をしようとしません。弊社、関連会社が工場を持っているので、辛うじて取引できている感もあります。多くの企画屋さんが、提案泥棒され、振り回されるだけ振り回されたという姿も見続けてきました。

加えて、弊社の場合、ブドウ由来のレスベラトロールやプロテオグリカンなど、人気急上昇中の原料を持っているのも少なからず関係しているでしょう。

富裕層向けの中国ビジネス、爆買いは終わり医療観光へという記事を見かけましたが、すでにそれも終わっています。
次のステージへと向かっています。
ほんと、展開のスピードが速い!!

中国ビジネスはリスクはあれど、挑戦し続けないと、取り残されて落ちるだけ。
今後、時代の先を読みながら、的確に戦略を講じていければと思います。ファイト!

原料受託バンク原材料ランキングから見えるもの2017年10月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 コラーゲン
3位 プラセンタ
4位 ヒアルロン酸
5位 酵素
6位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
7位 カテキン
8位 ビタミンE
9位 高麗人参
10位 セラミド


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

この10位以内のランキングに関しては、多少の上下はあれど、何ヶ月くらい固定した状態が続いているのだろうか?
やはり、クリックされ易さによる上位10位の固定化は強過ぎるのではないだろうか?
ユーザビリティーは下がっても、一時的にリンクを外した方が生の情報が発信できるのでは?とも感じてしまいます。
私は、10位以内の1つ1つの細かい変動には全く意味がないと考えています。
むしろ意味があるのは11位以降!

実際に、弊社でも動きがある素材は、11位以降に多いです。それは、間違えない!

先日も記事で紹介した通り、中国向け案件ののエラスチン(18位)とプロテオグリカン(21位)+フコイダン、そして、HMBカルシウム(12位)なんて、典型的な例です。
市場をよく反映しています。
HMBカルシウムに関しては、安い原料の供給の安定性が大きく影響してるのは間違えないです。まぁ、市場も伸びているでしょう。
その他、ベニクスノキタケ(16位)なんて、ニーズとして伸びているんだろうなぁと思います。

ランキングは、必ずしも市場を反映していない。ぶっちゃけ、11位以降の素材ほど市場を反映しており、信頼度も高いです。

30位以内を全体的に読み解くと、やっぱり、機能性表示食品と中国向け案件の色が濃いです。

基本、この原料受託バンクのユーザーの多くは健康食品業界の人間です。
中国向け案件に関しては、中国系の顧客がアクセスしているのではなく、中国系の顧客から問い合わせを受けたOEM会社(受託加工工場、企画会社など)や商社・問屋がデータベース的に利用しているのだろうと推測しています。
(乳酸菌も、種類が多いから、顧客から乳酸菌の問い合わせがあり、どの乳酸菌を提案するかを決めるためのデータベースとして利用されているケールが多いように感じます。)

弊社は、問い合わせの流入経路の情報を顧客から得ています。
基本、EC系の会社さんは、検索エンジンで原料やOEM会社を探します。中国系の顧客も、そういった傾向が強いように感じています。
ちなみに、「原料受託バンクを見て」という会社さんは、多くが受託加工工場や企画会社さんです。

実際問題、今、中国案件は、積極的に手掛けていかざる負えない状況が日本市場にあります。
インバウンドは、観光客の質が変わったので、極一部しか残っていない。
そして、今でも、中国向けに商品を販売しようと試みている案件は絶えないというのが実情です。
現実、弊社の新規問い合わせも、半分以上が中国向け案件。

やっぱり、中国も、権威には弱いようです。
中国案件に関しては、中国にも通用する権威の後押しが成功の鍵のようにも感じています。弊社も、医師のコンサルを行っている関係上、顧問をさせていただいている医師を活用してWinWinのモデルを作っていかなければなぁと考え始めています。

機能性表示食品に関しては、大手さんを中心に数多くの会社さんが検討しています。
一方、どの機能性表示食品もパッとしないので、市場動向を見て、売れる機能性表示食品を探し回っている状況がずっと続いていると考えています。

まぁ、ぶっちゃけ、大手の原料メーカーさんやODM工場が拡散的にSRを提供している商品は、大ヒットにはつながりにくいというのが私の持論です。
極論、以下の条件でないと、大成功は難しいと考えています。

真似されない原料戦略からの機能性表示食品
市場価格で4000円未満の商品


機能性表示食品市場は、動向を見ていると、もう、次のステージに入っていると思います。

ちなみに、どんな商品区分(目的)の商材が良いのであろう?
ダイエットは必要以上に叩かれやすい傾向が明らかに見て取れ、関節はヘルスクレームの制限が大きい傾向が感じられます。
だからと言って、血圧やコレステロールという区分は、トクホに負けてしまう。
そして、アイケアは、ルテインやブルーベリーと成熟し切った素材ばかりで、消費者には既存の健康食品との違いがしっかり認識されていない。

比較的狙い目なのは、認知機能や抗疲労、更年期なのかな?とも感じています。
あと、サプリメント形状以外のダイエットは、悪くもないんだろうとも感じています。

最後に、弊社の原料が上がりにくい一因は、このブログにあるのかも?と感じています。
原料受託バンクのユーザーの多くが、ありがたいことに本ブログを閲覧いただいております。特に、OEM企画に携わる方が多いという印象があります。
そういった方々は、本ブログを経由し、直接弊社弊社サイトにアクセスされて問い合わせに至ることが多いです。そうなって来ると、私が如何に良い素材情報を原料受託バンクから発信しても、その素材の情報のアクセスは増えない。
実際、今回の山芋の記事ニュースが良い例だと思います。
ぶっちゃけ、既存顧客からのものを含め、問い合わせは多かったです。弊社には反響が生じるが、原料受託バンクでは反響が生じないということが起こっているようです。
ユーザーと閲覧者が大きく重複している。被っている。
今回、そんなことが感じられました。

あと、大変申し訳ございません。
今回は、11位以降の話が中心で、有償プランに登録していなくて11位以降のランキングが見れない方々も多いことを忘れておりました。完全に失念しておりました。
最後の最後で気が付きました。
<(_ _)> 深くお詫び申し上げます。

今、中国市場は魚由来のエラスチンとプロテオグリカンが熱い!

今日は、手短に中国案件の市場動向を紹介。
タイトルの通り、
今、中国市場は魚由来のエラスチンとプロテオグリカンが熱い!
です。中国語で、弹性蛋白と蛋白聚糖。

ここ半年、エラスチンの案件が増えています。そして、ここ数ヶ月、プロテオグリカンが加わってきました。
中国案件の半分近くで、エラスチンもしくはプロテオグリカンを配合してもらいたいという要望が届くようになりました。
希望される剤形は、液体ドリンクもしくは粉末ドリンクのどちらかです。液体ドリンクに関しては、瓶重量が問題になることが多いので、30ccと小さなものが選ばれたり、最近では、20ccのスティックという剤形も伸びています。

プロテオグリカンに関しては、台湾でのブームとサントリーさん(リフタージュ)の影響でしょう。
参考:台湾におけるプロテオグリカン市場
残念ながら、エラスチンに関しては、原因が全くつかめていないです。

現状、エラスチンは、カツオやマグロ由来の原料を使用しています。本当は、大学発でエビデンスがある豚のものを使いたいのですが、通関やイメージの関係で、どうしても魚由来が選ばれてしまう現状があります。

弊社が取り扱う鮭鼻軟骨抽出物:SCPコンプレックスLSも、実は、エラスチンが含まれています!
しかし、このエラスチンは、非変性/高分子で溶けないので、定量ができなくて非常に困っています。しかも、コラーゲンに絡みついていると予測されており、どうも非変性コラーゲンの高感度な定量分析も邪魔していることが明らかになり始めています。
今現在の課題は、エラスチンの定量分析と非変性コラーゲンの可溶化です。
なんとか、これらをクリアして、次のステップへと進みたいと四苦八苦しています。

現在、ぶっちゃけ、日本の市場は完全に停滞してしまっており、海外向けのみが伸びていると言っても過言ではない状況が続いています。
選り好みせず、かつセグメントしながら、取れる案件は、ドンドン取っていきたいと考えています。
決して、のほほんとはしておれないです。

中国・東南アジア向けの美白サプリ&ドリンク+日傘サプリ

ここ数年、中国・タイ・ベトナム向けに美白サプリや美白ドリンクの案件が増えてきています。
そして、必ず見本商品として指定されるのがポーラさんの商品(ホワイトショット)です。
この商品は、留型原料が使用されていて、さらに特許(特許第5590921号)もあるので、模倣品が作れません!
原料レベルからの販売会社の商品戦略として、非常に的確な事例。結局、これができる会社が強いです。

現在の健康食品市場は、店頭に並べられている原料というパーツの組み合わせだけで作られた商品ばかりなので、模倣品天国。
次の市場のステップとしては、この原料というパーツから作り始める・アレンジをかけるなど、いろいろな方法で模倣品を作らせない戦略が重要になってくるでしょう。

そうは言っても、タイトルのような案件が届くと、顧客の要望に応えるため、我々は留型原料の代替原料を用意して提案しなければいけないです・・・。
かつ、輸出に対応している原料にしなければならないので、結構、制約があります。漢方原料などは、注意が必要です。

弊社は、まず輸入通関で問題になりにくいという点で、鮭鼻軟骨抽出物(非変性コラーゲンと非変性プロテオグリカン)をオススメしております。
まぁ、コストもそれなりに上がるので、コストでダメになるケースも多々あるのでケースバイケースですが、日本独自技術という点で差別化ができるので。
また、いろいろ問題ありますが台湾でプロテオグリカンが蛋白聚糖としてブームなので、オススメしている背景もあります。

ちょっと長めの余談ですが・・・
日本の市場では、カネボウさんの白斑の問題で、美白の市場は一気に引けていました。
一方、海外の市場では、相変わらず、活発だったという状況もありました。また、日本の美白市場も、戻りつつあります。そういった背景もあり、中国・東南アジアの市場で再び活発化している状況もありそうです。

また、近年、日焼け防止サプリ(通称 日傘サプリ)がプチ流行し、一部の市場が盛り上がりました。
その人気を二分する日焼け防止素材の1つであるシダ原料も、ついに中国産が出てきました。某原料メーカーさんが供給を始めました。一方、人気の源であるヘリオケアに使用されているシダ原料は、未だ日本に上陸していないです。本物が上陸するか?偽物が氾濫する市場になってしまうのか?今後の市場動向が楽しみです。

原料受託バンクの原材料ランキングから見えるもの2017年9月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 コラーゲン
2位 乳酸菌
3位 プラセンタ
4位 ヒアルロン酸
5位 酵素
6位 高麗人参
7位 カテキン
8位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
9位 フコイダン
10位 ビタミンE


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回は、10位以内における多少の変化と言えば、コラーゲンと乳酸菌が入れ替わったくらいでしょうか。
コラーゲンは、原料メーカーが多いや乾燥の季節などと、上がる要因がたくさんあるのですが、市場動向と照らし合わせると、登録されている原料メーカーが多い点が要因として最も強く効いているような感じがします。
まぁ、その他にも、10位以内の原料は、受動的にクリックされやすいという要因もありますが・・・。

コラーゲンのカテゴリー内では、いくつかの要因で表示順位が変動します。当然、各担当者さんは、定期的にチェックしますよね? 中には、会社で複数人の方が定期的に見ているケースもあると思います。
これも、コラーゲン等、登録原料メーカー数が多い原料が市場動向とは関係なく上位ランキングされやすい理由だと思います。

さてさて、今回、興味深かったのは、13位 HMB ( β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸 、HMB-Ca ) です。
安い原料が供給されていないからでしょうね。
安い原料で製造し、そのコストをベースに販売設計を組み立てた会社さんは、とても大変でしょう。今回のランキング変動を見ても、困っている会社は、結構な数がありそうです。

こういったことは、中国原料ではよくあることです。
最悪、いくつかの製造工場が閉鎖され、意図的に原料価格の高騰を中国政府が演出するかもしれません。
実際、えんどう豆プロテインや玄米プロテインなどの市場で、製造会社が2社閉鎖され、原料価格の高騰が始まっているようです。
さて、HMBは、どうなるでしょうか? いつになったら供給が安定するのでしょうか?

それ以外は、特に11位以降、毎度のことながら、機能性表示食品と中国市場向け商品の色を強く出したランキングでした。
しばらく、この傾向に変化はなさそうです。

 機能性表示関係 
プロテオグリカン、セラミド、葛の花、イソフラボン、ルテイン、サラシア、イチョウ、ギャバ、ベニクスノキタケ など

中国をはじめとした海外向け
エラスチン(コラーゲンからシフト??)、プロテオグリカン、レスベラトロール(赤ワイン) など

ここ最近、弊社でも問い合わせが多いのは、葉酸山芋です。妊活ニーズで盛り上がりを見せています。
一方、ランキングに反映されないのは、非常に不思議です。(反対にビタミンEが常に上位なのは、理由が全くわからない。)
バイエルさんがエレビットのテレビCMを開始されたのは、弊社だけでなく、市場で妊活のニーズが伸びているからでしょう。



おそらく、このCMの影響として、市場全体が活性化する可能性が高いです。市場競争の激化が予測されます。
ブランド力(信用度)ではバイエルさんに敵わないので、商品の別の切り口で差別化を行っていく必要があるんだろうなぁと感じています。

最後に。
先日、原料発注が可能なポータルサイトの存在について、「原料受託バンクで、一定の手数料を払えば、ネット上で原料発注ができてしまうようなサイト」と、さらりと紹介しました。
その内、紹介させていただきますが、正直、このサイトは、中国系の会社が中国企業を中心とした原料販売サポートのために存在してるようなものです。価格だけの世界。
原料受託バンクも、一歩間違えば、価格競争を支援するだけのサイトになりかねません。それを防ぐためにも、価格が表示されないようになっています。
弊社もそうですが、多くの原料メーカーは、生き残っていくため、価格以外の部分でも評価されるような施策を講じていく必要があるのでしょう。
みなさん、頑張っていきましょう!

冬の商戦に向けて商品開発の時期

冬の商戦に向けて商品開発が活発になっているなぁと、先週あたりから感じ始めています。
真新しい原料もないので、迷いながらの商品開発のところが多いです。

今週に限らず、ずっと多い問い合わせては、受託加工会社さん・企画会社の営業マンや開発担当の方からです。多くが原料の顧客なんですが、まぁ、原料メーカーの仲間というケースもあります。頼りにされるのは、非常にありがたいこと。
日々、いろいろな情報が入ってきます。OEMだけやっていると、ここまで情報が入って来ないでしょう。まぁ、OEMもやっているから提供できる情報があるので、頼りにされるのでしょう。
ほんと、ありがたいこと。

今年も、国内市場が低迷しているため、海外で活路を見出そうという案件が多いです。相変わらずの中国、次いでタイや台湾が多いです。

また、ここ数年、ネットワークビジネスなどクローズドの市場で、面白い変化があるようです。
ちょっと対応が遅いなぁと思うのですが、ネットワークビジネスの会社さんではディストリビューターの高齢化に伴い、シニア向けの商品を強化する動きがあります。
弊社の鮭鼻軟骨抽出物もそうですが、原料としてのエビデンスも豊富になってきたからでしょうね。クロスセル商品として、認知機能や関節ケアの商材を強化されるケースが多いようです。また、比較的安めで、グルコサミンやイチョウ葉エキスなど量販店で並ぶメジャーな素材は避けられるようです。

冬の商品開発の戦略、関節ケア系は、今年が勝負のプロテオグリカンを利用するつもりです。
生のクリエイティブで勝負でしょうね。
サントリーさんのリフタージュもテレビCMが始まっていますので、今年の市場の伸びが楽しみです。
ちなみに、サントリーさんは、どうやってプロテオグリカンの形状を保持ならびに定量分析を行っているんだろう? ぶっちゃけ、そのウィークポイントを攻めたサプリが一番オススメ。

美容系の商材についても、ちょっとトライしようと考えており、羊膜エキスを使用してみようと考えています。
そのためのクリエイティブ開発に手を付け始めました。
難易度は高めですが、ストーリーも作れそうな原料なので、気合を入れてトライしてみたいと思います。

さぁ、頑張るぞ~!!

原料受託バンクの原材料ランキングから見えるもの2017年8月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 コラーゲン
3位 プラセンタ
4位 酵素
5位 ヒアルロン酸
6位 高麗人参
7位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
8位 フコイダン
9位 ビタミンE
10位 カルシウム


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回は、10位以内で、少々ランキングが入れ替わりましたが、11位以降の方が面白い傾向を示しているなぁと思っています。

10位以内も含め、全体的な30位以内の傾向として、冬の商品開発が始まり、美容商材や関節ケア商材への注目が高まったかなぁというのが私の感想です。
コラーゲンは、美容と関節ケアの2つの要素を兼ね備えているので、なかなか見えにくいですが、コラーゲンのランキングが上がった理由は、美容要素に関節ケア要素が加わったためだと思います。

もちろん、相変わらず、機能性表示を見越した商品開発の傾向が強いままです。

さて、30位内で見ると、いくつが機能性表示食品の可能性があるのでしょう?
三分の二ほど占めている現状があるのでは杯でしょうか?

一方、機能性表示食品でも、トクホ同様、いわゆる健康食品より関連法規の規制が厳しい状況が現れ始めています。特に、ダイエットの領域で。
また、機能性の表示内容(ヘルスクレーム)も年々厳しくなりつつあるように感じられます。さらに、撤回も増えています。
ドラックストアなどでは機能性表示食品ばかりになってしまいましたが、結果として、健康食品業界にとってプラスに働いたのかなぁ?と、ついつい考えてしまいます。

この時点でHMB ( β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸) が30位以内をキープしている理由は、今夏のマーケティングの影響(消費者からの検索も含む)と筋肉増強素材として、サルコペニア要素を高めたロコモ素材への開発も盛んに検討されている影響もあると考えています。
取れていないですが、ライオンさんの特許(未取得)の関係上、またこれ以上粒数を増やしにくい関係上、グルコサミンが使いにくいのでプロテオグリカンや非変性Ⅱ型コラーゲンと組み合わせられる傾向も強まっていると思います。

レスベラトロールのランキングアップは、DSMさんの影響。私の見解は、金曜日の記事の通りです。
ちなみに、あまり言いたくなかったのだが・・・中国向けのレスベラトロールニーズは明らかに高まってきています。今回のランクイン、実は、その影響もあると思います。おそらく、中国向けのレスベラトロール商品は、合成品の食薬区分次第で、ヒト臨床データがある赤ワイン由来が選ばれるか合成品が選ばれるかが決まって来るでしょう。
同じようなことが葉酸にもあり、合成の葉酸は食薬区分の関係で通関が通りにくいので、レモン由来の葉酸が中国向け商品に採用されるケースが増えています。

あと、葛花(野葛として)やプロテオグリカン、セラミドも中国市場向けに動きがあります。中国案件、火が消えた訳ではない。
インバウンドからシフトして、儲かっている人が変わっただけ。
十分の一くらいの確率でしか成約しないかもしれないが、1つでも当たれば大きなビジネスになる可能性もあるので、的確に顧客セグメントしながらチャレンジしていきたいところです。
正規輸出するなら、剤形に工夫だなぁ。いくつかの方法があります。

市場には、いろいろな流れがあります。
その流れを的確につかみつつ、良い原料も新規で投入し続けていく!
それが勝ち残りの条件なんだろうなぁと自分に言い聞かせて、頑張っております。大変な時代だけど、頑張るしかない!んだと思います。

台湾でのプロテオグリカン蛋白聚糖ブームと闇の部分

最近、台湾からのプロテオグリカンの案件が多いと思ったら、ネットワークルートで、プロテオグリカンがブームのようです。
こんな映像も中文字幕でバラまかれているようです。本当の開発者はリナイス社の両社長であり、米国特許もリナイスの鳴海社長も発明者なのになぁと、映像を見てて思います。



ぶっちゃけ、以下の記事のように、2度も爆発事故を起こし、1回目の事故で亡くなったお二人の業務上過失致死傷や民事訴訟の件も決着も付いていないのに・・・この情報が届きにくい台湾や韓国などのアジアで販売の力を入れるなんて、なかなか理解できない。
遺族の方の気持ちを考えると、いたたまれない。

釧路市の工場爆発「危険物無許可使用」

日本がダメなので、台湾に逃げたか・・・というのが私の本音。

また、弊社は、ちょくちょく、ここの会社と間違えられ、爆発の心配はないか?という質問も届きます。
正直、非常に迷惑です。

プロテオグリカンでアセトンを利用する理由は、油脂の除去だと考えられます。鼻軟骨の摘出がキレイにできていないと、魚肉や皮の部分と共に油脂が残ります。それをアセトンやサポニンで除去する必要が出てくるのです。この油脂の存在が抽出・分離工程を邪魔します。
実際、私は、リナイス社の強みは、この鼻軟骨摘出技術にあると考えています。

リナイス社の場合、キレイに軟骨だけ摘出できていれば、さらっとアセトンで(抽出ではなく)軟骨表面についた油脂をもみ洗いするだけで十分に油脂が除去できます。アセトンなどによる油脂除去工程は不要です。
爆発事故は、この油脂除去の工程の有機溶媒(;アセトン)管理が悪かったのだと考えています。
アセトンでの除去も好ましくないですが、サポニン(特にアレルゲン表記が必要なもの)での除去も、サポニンが完全に除去されず残留してしまう可能性もあるので、食品衛生法上のリスクが生じてしまいます。

まぁ、いずれにしろ、他社他社。
我々は、我々ができうる範囲で、コツコツと信頼と安心を積み重ねていくことが大事だと思います。原料や製品としての定量分析も、その一環。
最も信頼できる原料として評価されるように、努力を積み重ねていきたいと思います。
アクセス数(PV)
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機能性表示食品
>> 届出情報検索
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調査を行うには非常に便利です。


日本抗加齢医学会が監修した書籍です。必ずしも受理されている訳ではないですが、機能性表示の可能性ある素材がデータと共に紹介されています。
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ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

レスベラトロールの書籍
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


弊社顧問 吉田先生ブログ
厳選おすすめ書籍

業界人ならびに健康食品関係の企業は携帯必須。東京都のマニュアル最新版。今回は、若干厚い・・・。


神田昌典さんの本で一番好きな一冊。分厚いけど、あっという間に読めちゃう一冊。Kindle版もあり。


記事でも紹介しましたが、広告に関わる方だけでなく商品開発の担当者にも読んでいただきたい一冊。


いつになっても古びない通販のマニュアル本。通販始めるなら、まず読んでもらいたい。


表現を変えるだけで、レスポンスが変わります。健康食品通販では、広告費用対効果が変わってきます。
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