先日の業界の仲間との飲み会でも、このタイトルの話題が話されました。
みんな、気になっているようです。

現状について。
まず、こういった局面、ここぞとばかりに、あえてバストアップサプリを作ろうという会社さんは、現れてきます。
そして、代替原料として葛花(プエラリア・ロバータの花)・山芋ジオスゲニンで企画が進められているともチラホラ耳に入ってきます。
ぶっちゃけ、私は、そんなに好ましく思っていない。

既存の会社さんは、派手な動きはないですが、まだ販売し続けている現状があります。中には、販売を停止する会社さんも現れ始めています。
同時に、厚生労働省の指示で、保健所から販売者へ問い合わせが入っているようです。
さらに、販売者に限らず、商品を作っている製造者まで問い合わせが入り始めているようです。

まぁ、ある筋の情報では、厚生労働省はどうしてもプエラリア市場を潰したいご威光のようなので、色々な形で規制が強化されていくと思います。

実際問題、原料の通関が通らないということまで起こり始めているようです。

今後、食薬区分を変更するという力業での規制まで行われないにしても、商品として安全性データを提出できなきゃ販売できなくされるなど、かなり販売制限がかかってくることは間違えなさそうです。
新規でプエラリアの商品を作っていくのは、控えた方が良さそうですね。

そもそも、プエラリアの商品は、生理不順になっても、バストアップしない商品。
キャンドルブッシュのように、下痢などの健康被害もありつつも便秘改善の満足度が高い商品でもありません。基本、一発売り切りの商材。
広告規制も非常に厳しくなりつつある今、ちょうど潮時だと思います。

まぁ、消費者を騙すことができれば商品は何でもよいと考える悪い販売者は、プエラリアがダメなら、別の手で全く効果が期待できないゴミ商品で展開してしまうのだろうが・・・。
ゴミ商品より、健康被害を起こしても少しでも体感があるような設計の商品を売る会社の方がまだ良心的だ。

何れにしても、この状況は、要注意です。