ここ最近は、倒れそうな日々です。
気合で、恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。
1位 乳酸菌→
2位 コラーゲン→
3位 ヒハツ↑
4位 プラセンタ↓
5位 酵素
6位 ヒアルロン酸
7位 DHA
8位 高麗人参
9位 コンドロイチン硫酸
10位 ルテイン
>>先月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。
今回の変動の中で、大きな変動というのは、ヒハツが3位に入ったこと。それ以外は、ほぼ変化なし。
テレビメディアの影響のようです。
やっぱり、テレビの影響は大きいです。
過去のブームであるコエンザイムQ10、寒天、レスベラトロールなども、テレビの影響。
でも、ここ最近は、これらほど爆発的なブームは起こっていないのが現状です。
そして、面白い点。これら3素材を比較すると、コエンザイムQ10や寒天は、急すぎるブームであっという間に終わってしまい、市場まで小さくなってしまったという残念な結果を招きました。
コエンザイムQ10なんて、とても良い素材なんですけどね・・・。
一方、レスベラトロールは、多少の市場の縮小はあれど、分散しただけで、コエンザイムQ10や寒天ほど散々な状況にはなっていないです。ブームの中心にいた弊社などは、良いタイミングでレスベラトロールの成分としての販売から赤ワイン換算への販売にシフトしたためかな?とも感じています。ブームの時の利益の多くは、開発費(反復毒性試験、大学との共同研究、ヒト臨床試験など)に投じたのも良かったのかな?とも感じています。
まぁ、現状、ずっと20位前後で行き来しているプロテオグリカンは、メディアのチカラは働いていないものの、プチブームなのかな?とも感じています。ランキングには表れていませんが、業界の動きを見ても、結構、熱い! レスベラトロールの時も、こんな感じでした。こういった状況の場合、ちょっとしたメディアのチカラでドカンとブームになり易いので、市場ウォッチが必要です。
でも、世界的な成分ではなく、国内に限定された成分なので、ドカンとは来ないかもしれないです。ただし、ナットウキナーゼのように、中国に限定してヒットが起こるなど、限定的なブームは到来するかもしれないです。現在、海外からの問い合わせが非常に増えています。
それ以外に、11位以降で気になるのは、葛花、ベニクスノキタケ、黒ショウガ(ブラックジンジャー)、エラスチンあたりです。
11~30位も、成熟期の素材ばかり。多少、機能性表示の検索の傾向が感じ取れる程度です。
葛花(特に弊社のじゃない葛花)は、業界で名が知れ渡り切ったため、ランキングが落ち始めたのだと思います。同時に、ちょうど市場が温まり始め、これから市場で商品が増え始める頃だと思います。
先日、渋谷道玄坂でも店頭で葛花ののぼり旗が立っていたりしました。これからが、楽しみ。
実際、うちの葛花の問い合わせは減っていない。
ベニクスノキタケって、たまに聞きますが、なかなか詳しい情報がないです。
でも、こんなニッチな素材が検索されているということは、ニーズがあるんでしょうね。
黒ショウガ、思ったほど跳ねないです。
弊社は、エキスは高いので、安い粉末ばかり動きます。原料でなく、OEMばっか・・・。
エラスチンは、もう少し伸びても良いと思います。コラーゲン、プラセンタが成熟しているので、美容素材としては、セラミドと共にエラスチンも頑張ってもらわなければ・・・。
今月の解説は、こんなもんでしょうか・・・。
バタバタしていて、ざざっと思ったことを述べただけの解説になってしましました。申し訳ございません。
最後、まとめると・・・。
市場は、機能性表示も検討しつつも一定の会社さんしか手を付けきれず、一方で目立った流行もなく、新商品開発に困っている現状もあり、でも新商品で勝負していかなければならないので苦しんでしょう。
見えにくいですが、そういった現状がランキングの裏に潜んでいるんだと思います。続きを読む
気合で、恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。
1位 乳酸菌→
2位 コラーゲン→
3位 ヒハツ↑
4位 プラセンタ↓
5位 酵素
6位 ヒアルロン酸
7位 DHA
8位 高麗人参
9位 コンドロイチン硫酸
10位 ルテイン
>>先月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。
今回の変動の中で、大きな変動というのは、ヒハツが3位に入ったこと。それ以外は、ほぼ変化なし。
テレビメディアの影響のようです。
やっぱり、テレビの影響は大きいです。
過去のブームであるコエンザイムQ10、寒天、レスベラトロールなども、テレビの影響。
でも、ここ最近は、これらほど爆発的なブームは起こっていないのが現状です。
そして、面白い点。これら3素材を比較すると、コエンザイムQ10や寒天は、急すぎるブームであっという間に終わってしまい、市場まで小さくなってしまったという残念な結果を招きました。
コエンザイムQ10なんて、とても良い素材なんですけどね・・・。
一方、レスベラトロールは、多少の市場の縮小はあれど、分散しただけで、コエンザイムQ10や寒天ほど散々な状況にはなっていないです。ブームの中心にいた弊社などは、良いタイミングでレスベラトロールの成分としての販売から赤ワイン換算への販売にシフトしたためかな?とも感じています。ブームの時の利益の多くは、開発費(反復毒性試験、大学との共同研究、ヒト臨床試験など)に投じたのも良かったのかな?とも感じています。
まぁ、現状、ずっと20位前後で行き来しているプロテオグリカンは、メディアのチカラは働いていないものの、プチブームなのかな?とも感じています。ランキングには表れていませんが、業界の動きを見ても、結構、熱い! レスベラトロールの時も、こんな感じでした。こういった状況の場合、ちょっとしたメディアのチカラでドカンとブームになり易いので、市場ウォッチが必要です。
でも、世界的な成分ではなく、国内に限定された成分なので、ドカンとは来ないかもしれないです。ただし、ナットウキナーゼのように、中国に限定してヒットが起こるなど、限定的なブームは到来するかもしれないです。現在、海外からの問い合わせが非常に増えています。
それ以外に、11位以降で気になるのは、葛花、ベニクスノキタケ、黒ショウガ(ブラックジンジャー)、エラスチンあたりです。
11~30位も、成熟期の素材ばかり。多少、機能性表示の検索の傾向が感じ取れる程度です。
葛花(特に弊社のじゃない葛花)は、業界で名が知れ渡り切ったため、ランキングが落ち始めたのだと思います。同時に、ちょうど市場が温まり始め、これから市場で商品が増え始める頃だと思います。
先日、渋谷道玄坂でも店頭で葛花ののぼり旗が立っていたりしました。これからが、楽しみ。
実際、うちの葛花の問い合わせは減っていない。
ベニクスノキタケって、たまに聞きますが、なかなか詳しい情報がないです。
でも、こんなニッチな素材が検索されているということは、ニーズがあるんでしょうね。
黒ショウガ、思ったほど跳ねないです。
弊社は、エキスは高いので、安い粉末ばかり動きます。原料でなく、OEMばっか・・・。
エラスチンは、もう少し伸びても良いと思います。コラーゲン、プラセンタが成熟しているので、美容素材としては、セラミドと共にエラスチンも頑張ってもらわなければ・・・。
今月の解説は、こんなもんでしょうか・・・。
バタバタしていて、ざざっと思ったことを述べただけの解説になってしましました。申し訳ございません。
最後、まとめると・・・。
市場は、機能性表示も検討しつつも一定の会社さんしか手を付けきれず、一方で目立った流行もなく、新商品開発に困っている現状もあり、でも新商品で勝負していかなければならないので苦しんでしょう。
見えにくいですが、そういった現状がランキングの裏に潜んでいるんだと思います。続きを読む