昨日は、青梅市民体育大会空手道競技で審判でした。
小さなミスは1つだけでしたが、焦って動転してしまった局面がありました。
実際、C1で反則のジャッチをしたことなかったので、めっちゃ動転してしまいました。
反省。
でも、とても良い経験でした。
結果、正解のジェスチャーを行えていましたが、反則と失格が混同しちゃていました。
もっと経験を積まないとなぁ・・・。

ちなみに、今回は、公式戦に近く、4P先取りでなく4P差の方のルールでした。4P差ルールだと、シーソーゲームの試合展開も可能なので、審判としては、得るものが大きかったです。
ただし、めちゃ疲れますが。

あと、小学生中学生だと、残り15秒以内の逃避を取りにくい。取らなきゃいけないんだけど。

さて、ここから本題。
今回の試合では、指導者として、いろいろ気付かされたことがありました。

まず、強い選手の周りには、ライバルとなる良い仲間がたくさんいること。
そして、切磋琢磨し合っていること。

どんな少年スポーツも、ここに尽きるんだろうなぁと痛感した1日でした。

そして、空手に限らず、少年スポーツで最も重要視して教えるべきことは、
仲間との切磋琢磨して得られる真の友情
なのだと気づかされました。

強豪チームは、必ず整っている環境。
こういった仲間は、一生の宝となる。
目的に向かって仲間と共に努力することも覚えられ、得られるものは大きい。

私も、小学校の野球や大学の空手で強豪チームに所属していたから、わかっていったけど、今までしっかり実行してこなかったなぁと思う次第です。

一方、空手も、中学の部活が始まると、かなりの子供達が辞めてしまいます。
中には、やり切って辞めていく子もいます。
実際、私の小学校の野球チームは、3人くらいしか中学の野球部に入りませんでした。

また、空手の場合、黒帯を目標に置いちゃうケースが多いので、満足して辞めちゃうケースが多いです。黒帯を取ってからスタートなのに・・・。
でも、それが本当の理由ではない。

特に弱小チームの多くの子は、切磋琢磨し合える真の空手仲間を作れなかったからやめていくのでしょう。
うちの子供達も作れなかった。

空手の強豪チームは、真の空手仲間がいるので中学でも空手を続ける子が多く、その子たちが後輩達を指導します。当然、後輩達は、上手くなるスピードが速いです。
必然的に、正の循環が生まれている。

指導者は、技術を教えるより、仲間作りを指導しなければならないんだろう。