今、小林製薬さんの紅麹商品による健康被害の件で、紅麹に関する問い合わせが増えているので、以下のようなコメントをさせていただきました。



私個人の見解としては、紅麹自身が悪いのではなく、製造工程で何らかのエラーが起こったことが要因だと思います。

例えば、カビ毒のシトリニンに関しては、小林製薬さんで、こんな研究まで行われているので、菌の変異エラーで産生されていたら、すぐに原因がわかったと思う。



特に、毎ロットチェックしていたら。
まぁ、チェックしていなかったとしても、健康被害が報告された時点で、分析しているだろう。
何らかの記事でも、シトリニンではないようなことが書かれていたので、シトリニンではなさそうです。

もし、想定外の毒性成分が関係していたら、偶発的な事故でしかない。
ただし、対応面は、2ヶ月後と、ちょっと遅かったので、そこは、責任追及されるだろう。

何れにしても、健康食品サプリメント、特に機能性表示食品は、今後、安全性管理基準が強化されるだろう。
毒性試験が行われていない原料は、ますます採用されにくくなり、求められる試験の基準も高くなるあろう。
金かかるな・・・。