弊社は、まめ鉄の取り扱いに伴い、OEM事業において、鉄の栄養機能食品を作ることが非常に増えました。
まめ鉄を配合した商品は、95%以上が栄養機能食品です。まぁ、鉄として3mg/日以上を、供給条件としているからでしょう。

また、鉄の栄養機能食品のヘルスクレームは、非常にわかりやすく、鉄の効能も消費者に認知されているので、これ以上の表現の必要性がありません。

鉄 上限:10 mg、下限:2.04 mg
鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。

要するに、グレーなクリエイティブで攻めなくても、無添加コンセプトの商品設計やコストパフォーマンスだけで売れてしまう商品カテゴリーです。

これがタイトル「鉄の栄養機能食品の長所」です。
売りやすい!

そのため、まめ鉄は、クロスセルにも適しており、実は、窓口商品よりクロスセル商品での採用が圧倒的に増えてきているのです。

まぁ、そういった理由から、客層も、中堅通販会社へと移行しつつあります。
そして、こういった中堅通販会社のクロスセル商品は、コスパで勝負も可能なため、最初に採用された中小通販会社の市場を食い始めているというのが実情です。

そして、率直な感想、ベースサプリ素材の主材って、想定以上に量が出る・・・。
数百万単位で原料がポンポン出る・・・。
ほぼ特注原料なので、リードタイムは約4ヶ月。余裕を持って仕入れているが、欠品に注意が必要。

また、最初に採用された中小通販会社の中でも、順調に伸びている会社さんと、市場の食い合いで落ちつつある会社さんに分かれつつある。

そこは、通販といういう事業の本質をどれだけ理解しているか?が明暗を分けています。
まず、伸びている会社さんは、モール系の売上比率は低く、顧客の囲い込み;CRMもしっかりされている。
明暗は、LTVの差です。

一方、モールだけの会社さんは、原則、顧客の囲い込みを行っていないので、プレイヤーが増えて市場での食い合いが増えることで、どうしても売上が落ちてします。

あと、鉄の栄養機能食品の隠れ長所。
不足している人は、高い割合で効果を体感できる。
だって、多くの人達(成人女性の半分)が足りていないんだもん。

加えて、鉄素材って、無機鉄に限らず、動物(豚の血液)由来ヘム鉄も、嫌う人は嫌う。
フェリチン鉄特有の隠れチャンスが潜んでいたりする。

まめ鉄のトータルな市場としては、前年より伸びている。一般食品の会社さんからも問い合わせが増えている。
年間の仕入れ量もトン単位になってきた。
今後も、市場は伸びていくだろう。

あと、この鉄の栄養機能食品だと、半数くらいが10mg/日の設定を希望されます。
その場合、商品設計上、注意点があり、以下のページで示されている2方法のどちらかを採用する必要性が出てくる。



誤差として11mg(+10%)もしくは12mg(+20%)くらいまでお目こぼしいただけると助かるのだが・・・。

最後に・・・相変わらず、Sloiron社に直接コンタクトする会社が後を絶たない。
最近は、面倒なので、私もSloiron社の株主であることを積極的に開示し始めました。
この業界の悪いところですな・・・。

弊社としては、市場を成長させるため、淡々と努力するだけです。