支持し続けられる健康食品を目指して!栗山雄司 博士コンサル

長く生き残る商品を生み出すことにひたすら情熱を傾ける博士コンサルトのブログ。販売重視の健康食品OEM製造や原料供給を行っております。レスベラトロール、ジオスゲニン、プラセンタ、アミノ酸、プロテオグリカン&非変性Ⅱ型コラーゲンの商品開発が得意。市場動向や注目原料などを紹介。騙されない健康食品の選び方や格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーター&博士コンサルとして、勝ち残る商品を生み出すことに情熱を傾けています!商品開発から、お客様の成功を導きます!
持論:販売の成功は商品開発の段階で8割決まる!です。
初めての方へも丁寧かつ細やかなサポートが我社の自慢です!弊社の8割以上のお客様は、 弊社独自の育成メソッドで健康食品の商品化未経験からスタートされています。同時に、クロスセルやアップセル向けと、販売戦略に一歩踏み込んだ提案も行っております。通販に限らず医療機関向けの商品開発も多くの実績があり得意です。

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クリエイティブ表現

コンテンツ型マーケティングによって右往左往する販売者

ここ最近、コンテンツ型マーケティングが健康食品ECの多くを占めるようになってきています。
ほんと、自社の商品へ購入を誘導するためとにかく嘘が多い!
消費者は、騙されていることも気が付かない。
そういった酷い現状があります。

そして、そのコンテンツ型マーケティングの広がりにつれて、販売者も嘘の情報に右往左往し始めています。最近、非常に多いです。

まぁ、販売者側の人間が右往左往するようでは、し烈な業界に参入できるだけの力がないので、参入しない方が良いと思う。
一般消費者のレベルと変わらんようでは、勝ち残っていけない。

私は、全くど素人で健康食品ECに参入されようとする顧客に対して、アフィリエイトに登録して少しでも商品を売れるようになってからの広告費をかけた展開をするようにアドバイスします。

それは、厳しいようで、とても優しいアドバイスだと思っています。

我々OEM供給会社は、商品さえ作ってもらえれば、損はしないです。
一方で、それなりに顧客の商品が売れていただいてリピート受注しないと儲からないという事業だったりもします。初回ロットで投じた営業経費がペイできません。
だから、少しでも売れる可能性が高い商品設計を提案します。
ただし、販売教唆にもなるので、マーケティング面/クリエイティブ面のサポートは一定の部分までしか行いません。

弊社の原料事業は、大手さんが多いですが・・・。
弊社のOEM事業は、大企業ではなく、中小企業が顧客の中心です。
なので、きちんと勝ち残っていくサポートを最大限行いながら、同時に、参入すべきかもアドバイスしていく必要があるのです。
面と向かって止めた方が良いとは言いませんが、暗にほのめかします。

近年、健康食品市場も厳しくなってきているので、参入すべきでない会社さんも増えてきています。
そういった会社さんは、無理に参入されると、不幸にしか行き着きません。
私の考えとして、そういった力のない顧客に無理やりやってもらわないというポリシーだけは、守り続けたい!と考えています。

納期を縮めるためのテクニック:最もよくあるトラブルは納期です!

最もよくあるトラブルは、納期です。
毎回、お客様から無理を言われます(笑)
でも、最も納期が遅くなる要因は、意外に、パッケージデザインだったりします。特に、お客様のデザイン支給の場合ほど、よく遅れます。
なのにも関わらず、無理な納期を要求されることが多いです。

加えて、薬機法(旧薬事法)や景品表示法を全く無視したデザインが届く場合があります。体の部位がもろに表現されていたり、最悪、●●に効くと書かれているケースもあります。
また、ランディングページに書かれている内容がそのままパッケージに表現できると勘違いされているケースも多いです。
実際、クリエイティブ別の法規制は、パッケージが最も厳しいです。真っ白に近い表現が望まれます。

でも、よくよく考えてください。特にECの場合、パッケージの文言で購入される方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
通販の場合、ほとんどの顧客は、購入して、商品を受け取って手に取るまで、パッケージをまじまじと見ることがありません。
デザインは、シンプルなものほど、私は良いと思います。
むしろ、販売面で大事なのは、商品名だったりします。

初めて健康食品のOEM製造を行う方の場合、納期を縮めるためのテクニックとしては、

1. 一番最初にパッケージデザインから取り掛かる。まずは商品名。
2. デザインは、場数を踏んだプロに委託する。
3. 各包材の納期を把握し、販売計画に適したものを選ぶ。
4. 事前に東京都の関連法規のページを必ず読む。
5. 二回目以降の生産:時間のかかる包材は常時在庫


のようなものがあります。
2のデザインは、うちの協力会社の印刷会社さんに委託するのが最もオススメです。関連法規を意識して、デザインを行ってくれます。化粧箱やラベルの場合、面倒な入稿の手間作業もありません。
3の各包材納期は、ざっくり、(最終のデータ入稿日から)こんな感じです。

ラベル:10~14日
後印刷アルミ袋:10~14日
印刷アルミ袋(エスプリ印刷):45~60日
印刷アルミ袋(グラビア印刷):60~75日
スティック/分包フィルム:50~60日
化粧箱:15~20日
※箔やPP貼りの仕様だと+数日

本当に急ぐのであれば、後印刷アルミ袋にラベルを貼る仕様が好ましいです。クラフト地の袋などは、人気が高いです。
その他の包材仕様は、錠剤化やカプセリングの工程日数より日数を要します。フィルムに印刷を行う場合、当然ながら、包材の納期に合わせて生産スケジュールを組む必要があります。

このように納期を縮めるためのテクニックを紹介させていただきましたが、厳しい納期を求められても、半分くらいの会社さんは、1~3ヶ月後の販売開始です・・・残念ながら・・・。
マーケティング(販売)プランから逆算して、すべてのスケジュールを組むことが大事なのです。例えば、以下のようなことも加味する必要があります。

ランディングページ作成:20日以上
ショッピングカートの申し込みとカード決済対応
ロジスティック会社との契約
バーコードの会社番号の取得:3週間くらい


ECで販売するのであれば、あらかじめランディングページの作成を進め、納品されたらすぐに写真撮りして、ダミーで入れてあった写真を本当の写真に差し替えるだけの状態にしておくのが望ましいです。
食品には賞味期限というものが存在します。残りの賞味期限が短くなればなるほど売りにくくなります。そこが化粧品との違いだったりし、注意が必要です。

>> 初心者でもわかる健康食品OEM製造マニュアルへ

科学的根拠に基づいたエビデンス型クリエイティブを意識した商品開発

近年、機能性表示食品の制度が始まってい以来、機能性表示食品以外の健康職人に関しても、科学的根拠(エビデンス)に基づいた商品設計が健康食品に求められるようになってきています。
同時に、その広告などに用いられるクリエイティブにも、同様に科学的根拠を求められることが増えています。

正直、私は、一部、医師への雑誌の取材に絡んでいるのですが、WELQの一件以来、取材記事に対しても引用文献などを求められるようになっています。
また、健康関係のキュレーションサイトやWebの情報サイトが急に医師や専門家に監修をお願いするようになっています。まぁ、医師や専門家は責任が伴うので、安くはないです。今までみたいに安く記事を増産できなくなっている事情があったりもします。

このような動きは、世の中が嘘の情報や怪しい情報に敏感になっていることを表しているのだと思います。

先述の通り、広告などでは、メディア毎に考査レベルの差(地上波>新聞>CS>拡販誌>Web)はあれど、標榜内容に対して必ずチェックが入ります。そのチェック(考査)レベルは、近年、非常に上がっています。その変化が最も顕著なのは、リスティング広告であり、Yahooのリスティング広告などは、地上波レベルとは言わないでも、かなり厳しくなっています。

現実問題、今まで通り広告を打てなくなっている通販会社も増えているようです。
考査を通るようなクリエイティブにした場合、レス(広告費用対効果)が落ちるため、打っても求めるような集客が見込めず、打ちたくても打てない状況が生じてきます。

もちろん、そういった考査基準アップは、グレーな効果効能のクリエイティブに限らず、質や魅力を謳うクリエイティブに対しても、厳しくエビデンスが求められるようになってきています。

例えば、弊社が取り扱う原料:鮭鼻軟骨抽出物に関しては、「生の形」「非変性」を謳う場合、科学的な根拠としてデータを求められるので、数社の顧客には、エビデンスデータを提供したりもしています。
まぁ、究極は、クリエイティブ/標榜したい文言のため、分析などによりデータ取りすることです。実際、一部、そういったことも私は行っています。大口顧客に対して。

そういった動きに伴い、当然ながら、商品設計にもエビデンスが求められる傾向も相乗的に/さらに高まっているのです。
世の中、少しづつ少しづつ、変化しているのです。

そういった流れに乗り遅れないよう、日々、顧客と切磋琢磨していかなければならないです。
頑張ります!

今年は広告規制強化の年:年明け、続々指導が

ここ最近、年明け早々、行政から指導が入った、指導の告知があったという話をよく聞きます。それも、ある地域に限定されず、各地で。広告関係の仲間から、どの程度の規制になるのかな?という相談も届きます。
タイトルの通り、今年は広告規制強化の年になるんでしょう。
まぁ、そういった局面もあって、今年は、ECでの新商品開発は、控えめな感じです。

聞いている限り、以下のようなケースで、指導が入ることが多いようです。

・基本、インターネット中心で販売。
黒い表現やグレーゾーンぎりぎり表現のLP
・ダイエット、妊活やバストアップなどコンプレックス商材
・リスティング広告など露出が大きな広告で集客

まぁ、妊活やバストアップなどは、どうしても黒い表現やかなりグレーゾーンぎりぎり表現になりがちなのですが、いつも通り、ダイエットは、特に狙われているようです。

行政が望むダイエット食品と行政が望まないダイエット食品があるので、そこは、よく認識しておく必要があるんですよねぇ・・・。対応が180度異なりますから。

指導の傾向として、細かい表現をチェックされ、1つ1つNG表現を潰されていくようです。
そして、主に、幅が広く逃げ道の少ない景品表示法(優良誤認)で指導を受けることが多いようです。なので、クリエイティブ表現に限らず、売り方の指導も入ることがあるようです。
最悪、営業活動が行えないくらい変更させられるようです。
まぁ、一発で営業停止になることがないので、まだ良いのですが・・・。

また、指導を受けるケースとして、リスティング広告のように露出が大きめの広告媒体で集客を行っている会社さんが多いようです。
要するに、目立ちやすい集客をされている会社さんです。Yahooのバナー広告など行っている会社さんも、狙われているような感じがします。

この波は、来始めたばかりであり、これからも続くと思います。
今後のポイントは、どこまでを優良誤認とされるかだと思います。数のクリエイティブがNGのケースも出てくると思います。

まず、ごく最近の事例では、天然という表現について、非常に厳しくなりました。生鮮食品以外、使えないくらいの状況になっています。
生という表現も、厳しくなってきています。うちの鮭鼻軟骨抽出物(非変性→生の形)のように、証明するための実験データなどが必要になって来ると思います。

この規制の度合いについては、相談されることが多いのですが、今回は、徹底的に行われるような感じがします。インターネットのLPでも、紙媒体と同じレベルでクリエイティブ表現していくべきだと思います。

ECで展開されている皆さまも、注意いただければと思います。
ちなみに、我々原料情報を提供する側も、販売教唆にならないよう注意していかなければならないですね。ちょっと気を付けていこうと思います。

HMBのお供に山芋ジオスゲニン、合法ドーピング!?

冬場の関節向けサプリの開発も一段落したのか、検討される原料にも変化が表れ始めています。
春夏のダイエット商材ですね。

そして、今年大注目なのは、HMBです。
ECを中心に大戦争が起こるのかな?って感じです。

でも、HMBは、添加物系の原料なので、最終的には価格の勝負になってしまいます。
そこで、重要になってくるのは、副材で、どう差別化を図っていくかです。

現状、人気急上昇なのが、山芋ジオスゲニンです。
単にスタミナのイメージが強いだけでなく、近年は、陸上のウサイン・ボルト選手の秘密はヤムイモ(;山芋)コメントが火をつけ始めています。

実際に、以前にも紹介したのですが、ベンチプレス競技の数値が伸びたりしているようです。某有名パーソナルトレーナーさんからも喜びの声をいただいております。
まぁ、山芋=スタミナは、長い歴史の食薬経験から、誰もが疑わない事実なのでしょう。

このジオスゲニンは、ステロイドサポゲニンです。
そういった筋力強化やスタミナ強化の効果は、有効なのはステロイド骨格の構造からも理解できます。

こんな成分がドーピングに引っかからないのか?
どうも、引っかかりにくいようです。
理由は、2つあると考えています。

・代謝機構が非常に複雑であり、ドーピング成分として認定できない。
・南米やアフリカでは、日常的に摂取されている可能性が高いため。


ある意味、合法的なドーピング剤だったりもするのかな?とも感じています。
なので、ドーピングに配慮したアスリート向け商品設計にも、組み込める可能性が高いです。

そして、このジオスゲニンがHMBのお供にオススメな理由、それは、脂質代謝促進の効果です。ヒトではまだですが、動物実験では、実証されています。
筋肉を付けて体を絞るのに適した成分でもあるのです。
加えて、DHEA類似体としてアンチエイジング効果も期待できるので、女性の方にもオススメです。

是非、この春は、山芋ジオスゲニンをお試しください!!

食品添加物だらけの無添加サプリで消費者は簡単に騙される!

ここ最近、ネット上のサプリメントのLPで「無添加」という言葉を目にします。
そして、以下のような文言が小さく小さく記述されています。

※香料・着色料・保存料・香料発色剤・漂白剤・防かび剤・膨張剤・苦味料・光沢剤の無添加

サプリでは、通常、配合しないような成分ばかり。香料は、チュアブル錠でなければ入れないですし、着色料はカプセルにしか使用されない。
これらが入らないのは、当たり前のこと。
この上記の条件であれば、ほとんどのサプリが無添加。

現状、そういった当たり前のことを「無添加」と称し、消費者を騙している現状があります。
私が無添加と謳ってもらうサプリメントを供給する場合、食品添加物は入れない!
無添加=食品添加物不使用(私の基準)
真面目に無添加の商品を作ろうとすると、ビタミンなどの強化剤も利用できず、原料のキャリアーにも気を付けなければならないので、結構、苦労します。

今後、行政は、サプリメントの無添加表示の基準も定めていってもらわなければいけないんだなぁと思います。

ちなみに、上記の例の商品は、着色料でもあるビタミンB2が強化剤目的で配合されています。また、無添加を謳っていないLPには、着色料(β-カロテン)の表示が・・・。
これを着色料無添加というのも誤り。
あと、ビタミンCは酸化防止剤、ビタミンEも酸化防止剤として広く使用されている。

最後に、消費者の方は、無添加の表示に騙されず、本質を見極めて購入していただければと思います。

数のクリエイティブの原料は儲からない!?

先日から数のクリエイティブについて述べているのだが、実際、数のクリエイティブを作るのに適した原料というものが存在します。
1つが酵素原料(植物発酵エキス)、もう一つがミックス原料です。
近年では、野菜のミックス原料に限らず、ベリーのミックス原料、スーパーフードのミックス原料なども販売されています。

近年、こういった原料を取り扱う会社さんから悲鳴が。
配合される商品数は増えているけど、出荷量は増えない・・・。なので、儲からない。

そりゃそうです。
数のクリエイティブを謳うためには、配合量は関係なく、ごく微量でも入っていれば十分な訳ですから。
1kgあれば、これを1商品の製造(100kg)に10gづつ配合すると考えると、十分に一年持ちます。
だから、ミックス原料は、10kgからしか販売されないのです。1kgからの供給じゃあ、儲かりませんからね。

現在、サンプルを少しづつ集めてミックス原料を作ってしまう悪い会社さんまで現れてきているようです。例えば、100gのサンプルを30原料集めれば、3kgの30素材ミックス原料が出来上がっちゃいます。ごく少量配合していけば、1年以上は持ちます。
これが過度な数のクリエイティブで消費者を騙す商品を作る秘密なのです。

ちっちゃな食品会社は潰れてしまうかもしれませんが、政府が推し進めるようにHACCPを食品会社に義務付けられれば、こういったインチキもできにくくなるのかもしれませんが、行政も管理し切れないと予測されるので、数のクリエイティブを取り締まらない限り、市場は良くならないんでしょうね。

特許のクリエイティブ表現と特許戦略、そして、景品表示法

私の方には、同業種の仲間や協力会社さんなど、様々な人たちが情報を求めたり、見解を求めたりして連絡が来ます。
頼られるということは、非常に嬉しいこと。仕事にもつながっているので、ありがたい。

先週あった問い合わせ、それは、特許のクリエイティブ表現についてです。

特許は取得できているけど、特許の内容で製造されていない。その場合、クリエイティブ上、特許製法で製造されていると言えるか?というものでした。

実際問題、こういった事例はたくさんあります。
理由としては、特許戦略上、本当のノウハウは、特許に反映しないことが多いためです。
まぁ、極まれに、特許内容をよく理解しないで公表しているという、笑えるケースもありますけどね。

一方、実際問題、明らかに特許の内容と実際の製法が異なる場合もあります。主に、原料メーカーが公開している製法と特許の内容が異なる場合や特許製法での製造が明らかに(科学的に)成り立たない場合です。
(結果、消費者を騙してしまうケースも。)
実際に、その特許製法で製造してしまうと、食品衛生法に引っかかる場合までもあります。近年では、亜鉛酵母で、そういったケースが見受けられます。過去、取引先から見解を求められたこともあります。

最後に、結論です。
基本、特許の内容は、広告表現に用いない方が良いです。特に、電波媒体や紙媒体で。近年、景品表示法が厳しくなり、特許を取得しているからと言って商品や原料が優れているとは限らないという見解で、特許の表現で優良誤認の指導を受けている商品が出てきています。

平成22年度における景品表示法の運用状況及び表示等の適正化への取組
詳しくは、20ページ相談事例を参照


まぁ、広告表現しない方が良いのは、一般消費者向け。
規制が緩い業者向けの広告などで表現しちゃうと、騙されることも多いと思います。一方、その原料広告を真に受けて、そのまま消費者向け広告で表現されちゃうと、大事になりえます。顧客の販売者が指導を受けるなど。
原料を購入する事業者側も、特許の内容をちゃんと見極めて選択する必要があるのです。
だから、私のところにも、見解を求めに連絡が入ったりもするんですけどね・・・。

どんな素材でも売れるようにするのがプロの仕事

最近、業界では、主原料の原材料表示の原産国を表示の義務化が注目を浴びています。サプリメントには、中国原料が多く使用されています。なので、そわそわしている会社さんも少なくないと思います。
まぁ、賦形剤が一番に来ることが多いので、主役の原料でも原産地表示する必要性がないケースも多そうですからね。あえて言えば、表示が必要になるのは、コラーゲンペプチド、アセチルグルコサミン、オルニチンやシトルリンなどかなぁ。
まぁ、抜け道は、いくらでもあるんですがね・・・。

さてさて、通販事業において、中国原料では売れないと勝手に決めつける方がいらっしゃいます。
はっきり言います。それは、明らかに間違い。
クリエイティブ制作力が足りていないだけです。

ただし、中国原料の中でも添加物系の原料は、確かに勝ちクリエイティブを作りにくいでしょう。
また、中国原料で売れるようにするのは、高いクリエイティブ作成能力が求められるということは間違えないでしょう。さらに、売れるようにできる原料も、かなり限定されるでしょう。

間違えであると言い切る理由は、過去の成功事例からです。
その最たる成功事例は、やずやさんの香酢です。
あれだけ中国を前面に出して、大ヒットした商品はないでしょう。

それ以外にも、日常的に飲まれているウーロン茶というのも中国のものです。青海省を売りにしているローヤルゼリー商品も多く存在します。

実際問題、香酢のように、中国産でしか成り立たない原料というものは、多数存在します。その一例が以下の素材です。

懐山芋(いわゆる山薬)
羅漢果/ラカンカ
葛花(ピッカーの人件費の問題)
ローヤルゼリー
白キクラゲ

どうしてもダメなものもありますが、基本、どんな素材でも売れるようにするのがプロの仕事!!
情報を集め、コツコツとクリエイティブを作り込んでいくことが大事です。私も、中国原料に限らず、各原料でコツコツとクリエイティブを作り込んでいます。

中国原料の場合、ポイントは、中国産でなければならない理由の明確化です。

例えば、弊社の原料であれば、以下のように理由を明確化しています。

●懐山芋抽出物
・漢方山芋(山薬)のほとんどが漢方の本場である中国で栽培。かつ、何千年も皇帝に献上され続けた漢方山芋にこだわりたいたいから。
・産地によってジオスゲニン含有量が異なり、効率良くジオスゲニンや類似体を抽出するには、一定の産地で栽培された山薬山芋からでしか作れない。
・日本の抽出工場の技術・コストでは、作ることができない。

●葛花抽出物
300~500kgの生花から1kgしか原料が製造できず、一定時期に大量な自生した葛花を摘む必要があり、ピッカーの人件費などを考えると中国でなければなりたない。
水戸黄門が愛しただけでなく、未だに中国や台湾では、解酒茶として愛され飲み続けられている文化。
・日本の抽出工場の技術・コストでは、作ることができない。

さらに、両原料は、漢方製薬会社の原料ブランドによって、中国であることの肯定要素を強調しております。なお、ここまで作り上げるのに、結構、苦労しています・・・。

今後、原産地表示が進むと、中国原料の国内二次加工が増えていくと考えられます。粒形や成分比率など、性状を変えてしまうと、大元が中国でも国産表示が可能ですからね。
実際、ビルベリーやローヤルゼリーなどは、最終加工が日本で行われるケースが増えてきています。いろいろな動きを見ていると、某受託加工メーカーさんも、今後、そういった加工に力を入れていかれると予測しています。

まぁ、二次加工されることで、吸収性や安定性が高まるのが理想です。
実際、ウコン(クルクミン)やビルベリーなどで、そういった原料も大きく出回り始めています。

弊社でも、ロットは、どうしても大きくなってしまいますが、弊社でも原料のコーティング加工などが可能なので、今後、柔軟に対応していかなければならないなぁと感じています。
この業界も、レベルの高い技術を求め始められているのは、間違えなさそうです。日々、進化していかなければ、取り残されてしまうんでしょうね。
原料メーカーとしてもOEM会社としても、日々、努力です。

含硫アミノ酸量で国産山芋換算する商品の嘘

先日、顧客から某通販会社さんの国産山芋サプリのクリエイティブの(景品表示法と健康増進法の観点から)評価を頼まれた。

まず、このサプリのLPでは、ジオスゲニンの含有量は表記されていません!
一方、DHEAやジオスゲニンの内容が多く紹介されています。まぁ、この紹介の仕方は完全に強調表記ですし、DHEAは医薬品成分(専ら医薬品として使用される成分本質)指定されいますので、この時点で、優良誤認ならびに薬事法違反です。2つの違反。

まあ、ジオスゲニンは、分析したら検出されない可能性も高いです。うちは、過去、国産山芋粉を分析した際、ジオスゲニンは全く検出されなかったです。ジオスゲニンの含有量ゼロで、ジオスゲニンを強調している可能性が高いです。

ジオスゲニンの原料メーカーの立場としては、最低限、きちんと正しく成分表示を行ってもらいたい!

ちなみに、実は、吉野家さんの麦とろ御膳には、量は謳っていないものの、そこそこのジオスゲニンが配合さています。ジオスゲニンを表示するのであれば、それなりに配合すべきと判断されてのことです。企業の姿勢として、素晴らしいと思いました。

また、このクリエイティブ上では、含硫アミノ酸換算で山芋量(4粒で400g)を表現しています。
含硫アミノ酸とは、国産の山芋由来に見せかけていますが、文面を読んでも、実は添加されているシスチン由来です。ここでも、明らかに優良誤認です。
どうしようもないなぁと思いました・・・。
加えて「L-シスチンと、L-システインの働きは変わらないと言われています。」とも書かれているし・・・。
国産の山芋粉なんて1kg2500円くらいですし、シスチンも高い原料ではない。低原価でクリエイティブだけ!
ほんと、ごみ商品。

まぁ、私に評価を依頼した顧客は、消費者庁にチクって、指導を求めるでしょう。

今回は、明らかに消費者を騙すクリエイティブです。
悪い商品は、ドンドン無くなれば良い!

残念ながら、現状の市場は、こういった嘘つき商品が平気でのさばります。規制する側は、ここまでプロでないため、不正を見抜けないのでしょうし、違反が多すぎて、取り締まり切れないのでしょう。
騙したもん勝ち!
ほんと、困った市場です。

こういった酷い商品は、淘汰されるべきと考えます。
そうしなければ、この業界も、インチキな業界として認識されるだけで、消費者からは支持されないです。
業界を良くするためにも、こういった情報発信は、続けていればと思います。

書くことが仕事の中心である私

最近、書くことが仕事の中心となっている私です。

メール、論文、各種ライティング、そして、このブログ(+2ブログ)
加えて、原料のキャッチコピー作り。

メールは、毎日何十通も送る。
(受けるのは、eFaxもあるので、平日で100~200通くらい。)
日本語に限らず、英語も。重い交渉もあったり、科学的なテクニカルサポートもある。
これが本職。

論文は、主にヒト臨床試験の報告であり、医学論文。
プロトコールから設計する。

クリニックコンサルでは、ライティングも行う。医療ライティング。
資料が英語だったり専門用語だらけだったりするので、普通の人にはできないライティング。
さらに、正しく表現するだけでなく、顧客のレスポンスなどを想定しマーケティングの要素も加えようとするので、誰にも真似できないようなライティング業だなぁと思うこともある。

ブログは日課。
ブログのネタなどは、酔っぱらっていても、Evernoteに書き溜める。インスピレーションやひらめきは、大事にするようにしています。
実際、この記事も、飲みながら♪

正直、読んでもらえるよう書き続けるって大変です。
でも、頑張り続けます!

さあ、今日も書き続けるぞ!

葛花/野葛の<新>量のクリエイティブ

美活花80、葛花の本原料は、原生薬対比として50:1です。
一方、この比率は、生花ではなく、乾燥花でのものです。よくよく考えると、最近、生花に換算すると300~500:1になるなぁと気づきました。
まぁ1kgの原料を作るのに300~500kgもの葛の花を摘まねばならないので、とても貴重な原料です。

そりゃあ、高い原料になりますわぁ。
乾燥花で考えても、かなり嵩張るので、大変なボリューム(体積)になると思います。
少量で効果/体感が期待できるのがせめてもの救いです。

そして、今回、他のクリエイティブ表現ができないものか、新たに考えてみました。
そこで、中国の漢方屋さんから葛花の原体(乾燥花)を仕入れ、重量当たりの花の数を数えてみました。葛は、群れを成して咲く花なので、1つの枝に多くの花を付けます。
葛花は、一むら毎に摘んで、乾燥させてバラけさせます。写真の通り、むら上部にあったと思われる、かなり小さなつぼみも混ざってきます。

image

5gの葛花の花の数を数えたところ、317輪もの花がありました!
(結構、大変だった・・・。10gの予定だったが、半分に減らした・・・。)

この数から計算すると・・・
1kgの原料を作るのに300輪の葛の花を摘まなければならないことになります!

一日分の摂取目安量である、原料として40mgで125輪、80mgで250輪から抽出される訳です。

まぁ、そこそこの量のクリエイティブが作れそうです。
よくよく考えると、葛花は3~5gくらいを煎じて飲みます。抽出効率などを考えると、この原料の摂取目安量は、1回のお茶の量程度の成分が摂取できているんでしょうね。

この原料は問い合わせや採用も増えているので、さぁ、頑張って、この原料を売っていかないとなぁ。
ファイトー!
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機能性表示食品
>> 届出情報検索
消費者庁のページへ

調査を行うには非常に便利です。


日本抗加齢医学会が監修した書籍です。必ずしも受理されている訳ではないですが、機能性表示の可能性ある素材がデータと共に紹介されています。
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順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


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記事でも紹介しましたが、広告に関わる方だけでなく商品開発の担当者にも読んでいただきたい一冊。


表現を変えるだけで、レスポンスが変わります。健康食品通販では、広告費用対効果が変わってきます。
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