支持し続けられる健康食品を目指して!栗山雄司 博士コンサル

長く生き残る商品を生み出すことにひたすら情熱を傾ける博士コンサルトのブログ。販売重視の健康食品OEM製造や原料供給を行っております。レスベラトロール、ジオスゲニン、プラセンタ、アミノ酸、プロテオグリカン&非変性Ⅱ型コラーゲンの商品開発が得意。市場動向や注目原料などを紹介。騙されない健康食品の選び方や格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーター&博士コンサルとして、勝ち残る商品を生み出すことに情熱を傾けています!商品開発から、お客様の成功を導きます!
持論:販売の成功は商品開発の段階で8割決まる!です。
初めての方へも丁寧かつ細やかなサポートが我社の自慢です!弊社の8割以上のお客様は、 弊社独自の育成メソッドで健康食品の商品化未経験からスタートされています。同時に、クロスセルやアップセル向けと、販売戦略に一歩踏み込んだ提案も行っております。通販に限らず医療機関向けの商品開発も多くの実績があり得意です。

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市場動向

健康食品事業に新規参入する方々の変化:モラル低・関係性希薄

ここ数年、健康食品事業に新規参入する方々の質が変化しました。

ちょうど、8~12年前(リーマンショックまで)は、大手の食品会社さんや製薬会社さんの参入が多かった時代。撤退された会社さんも少なくないです。同時に、化粧品会社さんが事業の拡大で、健康食品にも手を出し始めた時期でもあります。
そして、震災後、6年前くらいからネットの広告代理店さんや制作会社さんが活発に参入し始めました。一部の広告代理店さんは、今、販売会社へと事業転換されています。また、意外に、エステさんやクリニックさんの参入が活発になった時期でもあります。
2~3年前は、記憶に新しいと思いますが、インバウンドを始めとした中国案件を手掛ける中国系の会社さんがアホみたいに商品を作っていました。
ここ数年は、アフィリエイター会社さんや広告代理店系販売会社からの独立組の方々が多いです。

まぁ、こんな表現しては失礼なのかもしれませんが、
顧客の質が落ちてきてるのがわかります。
市場が成熟度が増してきているから、このような顧客の変化が起こっているんだと思います。

正直、その質の変化に伴い、顧客のモラルの低下も目立つようになってきました。加えて、関係性も求めてこないです。

問い合せは、コピペばかりだったり、状況を把握していない若者に連絡させたり、提案しても何のレスもなかったり、電話で名乗らない(社名を求めるとガチャ切り)、企画泥棒しようとされたりなど、失礼なケースも多いです。

この業界の特徴として、関係性が構築されないと、本当に良い提案はなされないのになぁと思っています。

こういった変化が弊社が集客でセグメント性を重要視するようになった理由でもあります。
社員に無駄な仕事をさせたくないという想いから、ルールを決め、ドライに対応しています。
その成果もあり、ゴミ商品の問い合せは、減りました。
結果、会社の効率性は低くならず、良い顧客だけが集客できています。

ここ数年の参入顧客において、広告規制強化の波を乗り越えることができるのは、ほんの一部の会社さんだけであり、全体の1割にも満たないと考えています。

かつ、独自性のある原料レベルからの商品開発が求められ、多少のリスクも負っていく必要があると考えています。
時には、数千万円かけてヒト臨床試験を実施していく覚悟も必要だと思います。例えば、電波媒体で勝負していこうと考えているなら。

ぶっちゃけ、この健康食品業界は、コピー商品の作り合いです。頑張って市場を創造しても、後発組に市場を食われていきます。
そうされない商品戦略が今後最大のテーマだと考えています。

正直、参入障壁も上がっているのは間違えないです。

そういった理由もあり、海外の展示会にも新原料を探しに行っていたりします。
弊社が責任を持って国内流通させようとする原料以外にも、場合によっては、顧客の留め型として仕入れる可能性のある原料もラインナップできるようにしています。
まぁ、なかなか面白い原料も無くなってきていますけどね・・・。

私も、日々、こんな努力の繰り返しを続けている訳です。
努力の積み重ねが大事だと思います。
まぁ、最近の顧客に一番欠けている部分かなぁ・・・。

既得権益のない代理店業が破綻する時代

今回は、ちょっと視点が異なる話です。世の中には様々な代理店業というものがあります。

・広告代理店
・販売代理店
・保険代理店
・旅行代理店

インターネットの普及(IT化)により、こういった代理店業にも大きな影響が出始めています。

広告も、インターネット広告が増え、メディアが広告を直接売るケースが増えたので、今までの広告代理店がインターネット広告で収益を上げにくくなった事例もあります。広告代理店の既得権益を奪われた事例です。
そのため、ある某大手広告代理店さんは、メディアの広告枠ごと買い取って、独占的に広告枠を得たという事例もあります。既得権益を無理やり作った訳です。
そのメディアは、その後、いくつものIT会社が似たようなメディアをたくさん作って販売されたり、スマホのアプリの波に飲まれてダメになっちゃいました・・・。
結局、IT会社の既得権益の方が強かったのです。

まぁ、1つの波として、リーマンショックの時、1つのプチバブルが弾けたので、その際、既得権益を持たない会社さんを中心にいくつもの中小広告代理店(2次・3次代理店)が倒産しました。
今後、じわじわと、見えにくい変化として、一部の代理店業がドンドン淘汰されていくでしょう。広告代理店に限らず、保険も、ネット保険が力を持ち始めています。

広告や保険に限らず、代理店業とは、既得権益がなく、利用する側にしか選択権がない場合、非常に低い立場となってしまいます。
既得権益のない代理店業は、代行サービスと変わらなくなり、安く利用されて終わりになります。最悪、提案だけさせられ、ただで使われて終わり。
IT化進んだおかげで、もう、ビジネスモデルとして限界なのかもしれないです。

今や、電波媒体よりインターネット媒体の方が強くなりつつあります。
実際、今まで叩かれることが無かった強い代理店(電波系)が、力を失ったことにより叩かれるようになってブラック企業扱いされるようになった・・・そんな事例もあるくらいですから・・・。

私も、事業の中で大事にしていることは選んでもららえるために、如何に既得権益的なものを作るかです。
特許・商標だったり、販売権だったり、独自データ(ヒト臨床試験データや優位性データなど)だったり、いろいろなケースがあります。
弊社が最も大事にしている部分です。
こういった戦略で、会社を社員を顧客を守っていきたい!と考えています。

私は、成熟した市場で勝ち残っていくため、リスクは多少負っても既得権益が含まれるような商品を提案したりします。まぁ、100~200万円くらいの原料在庫リスクだったりするのですが、10社に1社もリスクを負ってまで商品を作る会社さんがいないのが現状です。残念ながら、そんなもんなんでしょう・・・。
既得権益を作るって、簡単なようで、とても難しいことなんだと思います。

健康食品業界のいろいろなところで、IT化の波は来ています。
ぶっちゃけ、IT化によって、代理店形態ではなく個人の販売代理のビジネスであるネットワークビジネスでも影響が出始めています。
まず、コミュニケーションが苦手になった若者は、ディストリビューターになるではなく、アフィリエイターになるようになりました。若者が集まらないのです。お陰で、現在のディストリビューターの平均年齢は、50代後半は当たり前、60歳を超える組織まで現れ始めています。組織の高齢化が問題に。

また、コンサル事業も、IT化によって、難しくなりつつあるのかな?とも感じています。
コンサル業も、代理店業と密接な関係にあります。コンサルとしてのポジショニングを失敗すると、事業運営を代行させられ、結果、自分だけが忙しく動き回ることになります。このケースは、代理店業やシステムのキックバック(仲介手数料)の収益がわかっている場合に多く見受けられるケースであったりもします。コンサル業の体で、広告代理店業を行うケースです。
失敗するコンサルさんの特徴でもあります。コンサルの立場が維持できていない。
コンサル業も、サービス業と同じく価格破壊。

最近は、言わなくてもキックバックをもらっているんだろうとコンサルさんは思われているでしょう。まぁ、後々、キックバックが大きく乗っていたのがバレて、すべて切られて終わりというケースもよく見かけます。

ぶっちゃけ、ノウハウだけ抜いて、安くコンサルを使おうとする会社はたくさん存在します。最近、かなり増えたかなぁ・・・。そういった会社さんに限って、社員も使い捨てにされている。屍の上に会社が成り立っている。

そういうのが面倒くさいので、私も、本業ありきでしかコンサルをしなくなり、コンサル料でなく物の流通で成果報酬を得るコンサルになりました。
その方が、仕事や顧客を選べますし、言いたいことが言えます。

最後に・・・
世の中は、情報化することで、一部の既得権益も失われました。作っても、すぐに陳腐化します。
その流れは、凄まじく速くなってきています。
代理店業に限らず、OEM事業も、代理店業に近い部分があります。弊社のように関連会社にGMP工場があるのは良い方で、ファブレスの企画屋さんは、もろ販売者の代わりに製造を手配する代理店業。我々も、陳腐化しにくいような既得権益を有した商品作りを行っていかなければならないのでしょう。
そのために日々努力するだけです。

野葛(葛花)は日本より中国・台湾の方が売れる!?

先日、ずっと不思議に思っていたことが思いがけず某商談で解決しました。

なぜか、葛花とも呼ばれる野葛(花)抽出物が中国・台湾向けへの出荷量が増えている!
ずっと、不思議に思っていました。
今、原料の出荷量は、日本と台湾が同じくらいにまでになっており、想定外のこの出来事をびっくりしていました。

理由は、葛花(プエラリアロバータ)がエビデンスのあるアルコールケア素材として評価されているのでしょう。
意外に日本では知られていないのですが、中国や台湾で解酒(アルコールケア)と言えば、ウコンでなく葛花解醒湯; 葛花というのが定着しているのです。

ん~、熊本大学での葛花の研究は、動物試験ではありますが、かなり評価されているようです。
酒毒を消す機能性関与成分がカッカライドであり、葛花サポニンと合わせて使うと効果が上がる点まで発見なされた功績は大きいです。

葛花は、日本でも、水戸黄門が愛したことで知られており、古来から酒毒を解す生薬として利用されてきたのですが、近年、ウコンやオルニチンにその座を奪われてしまいました・・・。
しかし、中国では、そういった別の素材の進出はなく、未だ、解酒茶として野葛茶は飲まれています。商品もたくさんあるようです。
葛花:解酒茶

また、中国や台湾では、ウコン(ターメリック)は医薬品であり、着色料でしか利用できないようです。
そして、オルニチンのようなアミノ酸も中国では医薬品。
おそらく、葛花は、お茶でも存在し、食経験も長いので、医薬品に該当しないのかもです。
こういった背景も大きく影響しているようです。

正規輸出するなら、顆粒なのかな・・・。
あと、スムーズに輸出する場合、表示名にノウハウがありそうな感じがします。

視点を変えると、こんなチャンスが転がっているものです!
さぁ、今後、ドンドン攻めていかないと!

原料受託バンクの原材料ランキングから見えるもの2017年6月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 コラーゲン
3位 酵素
4位 プラセンタ
5位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
6位 ヒアルロン酸
7位 ビタミンE
8位 セラミド
9位 大豆イソフラボン
10位 カテキン


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回のランキング全体を見ていても、感じられる要素は、先月同様機能性表示食品であることは間違えなく、10位以内に限らず11位以降でもますます顕著になっています。
30位以内まで固定化し始めました。
ある意味、面白くない・・・。

結局、機能性表示食品は売れているか?という点に関しては、微妙なところです。そこそこ売れている商品は、成熟期の素材であるケース、もともと売れ筋路線だった商品が多いです。
SRと末端商品でのクリエイティブ範囲に大きな差はなく、今後、どんな位置付けで根付いていくのでしょう?
販路別に、少々コメントしてみました。

1. 量販店ルート
最終的に価格競争になるでしょう。特に、SRでの機能性表示食品ほど価格競争が激しくなるでしょう。
そして、機能性表示食品でも、売れるのは、結局、成熟期の素材だけ。新規素材の場合、機能性表示食品の表示内容だけでは、市場が拡大しないでしょう。
かつ、横に安価で似たような非機能性表示食品が並んでいたら、どの商品が選ばれるでしょうか?

ちなみに、機能性表示食品の棚を増やした量販店さんほど、健康食品の売上は落ちていないでしょうか?そこのところの本音を聞いてみたいです。

ぶっちゃけ、SRではなく末端商品として試験ができるレベルで、通販も同時に行っている会社さんだけが生き残るような感じがします。

2. 通販ルート
いずれは広告規制が強化され、明らかに期待される効能効果が消費者に浸透している成熟期の素材もしくは機能性表示食品でなければ売れなくなります。
理想は、オリジナル原料を開発し、オンリーワンの末端商品(窓口商品)でヒト臨床試験を実施していくことでしょう。

ぶっちゃけ、そういった案件が増えています。原料メーカーとして活動していると、そういった動向がよくつかめます。

まぁ、窓口商品として販売するのであれば、売れるクリエイティブの実績がある素材の方が好ましいです。販売実績のある商品を機能性表示食品化していく戦略が最も好ましいです。
機能性表示できても、売れん商品は売れん!
多くの会社さんは、この点を見落としていると思います。

私の予想、大手企業メーカーさんは、通販でも、特許でガチガチの独自原料を用いた機能性表示食品で勝負してくるでしょう。
大手企業さん同士の機能性表示食品戦争の第二ラウンドが始まり、市場が大きく変化すると思います。

3. クローズドのルート
むしろ、興味を示し始めているように感じています。
基本、機能性表示食品は、高ドーズ(有効成分量が多い)の商品が多く、価格帯も高めです。価格帯などは、クローズドの販路には適しています。ただし、海外のネットワークが行っていたような、ちょっとした座組も必要だと思います。
今後、クローズドの販路の商品でも、機能性表示食品が増えて来るでしょう。未だ制約はしていないですが、実際、3案件ほど進んでいます。その時、どんなことが起こるかが楽しみです。
意外に、クローズドの販路ほど、マーケティング効果を発揮するケースも出て来るかもしれないです。

まぁ、機能性表示制度に関しては、いろいろ思うことがあります。
機能性表示食品に関しては、取り残されないよう頑張りながら、臨機応変に動くしかないですね。負けていられません。

それ以外、ちょっと動きがあったのは、HMBとレスベラトロール。

HMBは、安い原料が欠品しているためでしょう。困っている会社さんも多そうです。
もう次の入荷から対応しても、もう遅い・・・。

レスベラトロールが再び30位以内に入ったのは、先月頭に打ったプレスリリースの影響でしょう。まぁ、うちの名前で打たず、コンサル先のクリニックとして打っているので、あまり気づかれていないでしょうけど・・・。

弊社の原料の中でも、ランクインしない原料でも、伸びている原料は伸びています。
そして、どこの会社さんも、次の素材に悩んでいます。
ランキングが影響しないリアルな情報にこそ、正解は潜んでいるのかも・・・です。

米国のようにプロテインもナチュラル志向に

以前も、プロテインの案件が多いとお話ししましたが、近年、タイトルの通り、プロテインもナチュラル志向化し始めています。

まず、合成甘味料フリーの指定が増えています。

それは、某大手ボディービルジムの商品がラカンカ抽出物を利用して合成甘味料フリーで展開しているのも一因です。

また、アメリカの展示会に行くと、近年、オーガニックのプロテインが非常に増えています。プロテインまでもナチュラル志向に・・・。
その流れも影響しているのでしょう。

ちなみに、オーガニックプロテインの粗原料は、大豆・エンドウ豆・キヌア由来のプロテインが多いです。たぶん、ライスは、コスト面で現実味がないのかもしれないです。アレルゲンがなく、良いんですけどね・・・。

私個人も、合成甘味料を避けているので、この合成甘味料フリーの流れは、正しいと思います。
(合成甘味料は、不妊や認知症の一因と考えている。)
一方、砂糖より低コストで仕上げれる合成甘味料に比べると、ステビア抽出物やラカンカ抽出物は高価です。どうしてもコストアップします。

ステビア抽出物やラカンカ抽出物でも、甘さの質が異なるため、両方使用した方が美味しく仕上がります。
ステビアは、スッキリした甘さであり、後引く甘さがなく満足感が低いです。
ラカンカは、逆に後引く甘さで、満足感があります。ちなみに、価格はステビアの3倍以上。プロテインの場合、ラカンカがやや多めの方が美味しく仕上がるようです。

そして、このステビア抽出物とラカンカ抽出物が難しい点、それは、原料によって全く味が異なる点。特に、ラカンカ抽出物は、極端で、渋いものは酷い・・・。
これらの原料選びにも美味しく作るノウハウがあったりします。
まぁ、この2素材については、また別の機会に詳しく解説いたします。

いずれにしても、高コスパの大手企業のプロテインに対抗するには、合成甘味料フリーなどの差別化が不可欠です。
そういった隙間しかない・・・。
それ以外の差別化原料も重要です。マイブームは、ドーピングに引っかからない天然ステロイド素材です。パフォーマンスアップで体感があるようです。

弊社に問い合わせが来るプロテインの案件は、トレーナーさんやボディービルダーさんが多く、小ロットを望まれているケースがほどんどです。価格も大事ですが、それぞれのこだわりが商品に反映されます。
私も嫌いな分野でないので、一緒にたくさん良い商品を作っていければと思っております。

HMB-Ca市場の現状から見える適切な広告戦略と商品戦略

インターネット上の広告だけを見ていると、現状、HMB-Caの市場は、非常に盛り上がっています。
同時に、安価なHMB-Ca原料は欠品状態です。次は、9月の入荷らしい。

こういった局面、インターネット広告の特性上、一気に何品もの商品が投入されると、競争の原理で広告費は吊り上がります。
広告費用対効果が合わなくなってきます。
儲かるのは、広告サイドだけ。

したがって、遅れて商品を作っても、よほど差別化ポイントが明確になっていない限り、今夏、市場に食い込んでいくことは難しいです。

このブログでHMBを取り上げたのが1月17日。この頃だったら、まだ間に合ったかも。
弊社で、安価なHMB-Ca原料を使って試作を行って仕上がってきたのは、2月16日。すぐ商品化し、安価な原料を抑えれば、何とかなったかも。

そして、おそらく今後、市場は、急に成熟し始めます!
インターネット上で価格競争も始まり、同時に、量販店でも商品が出回ります。
最終的には、育ってきた市場が量販店の商品に食われて終わりです。

添加物系の原料の商品特性です。
弊社が添加物原料に手を付けない理由でもあります。

今後、HMBの市場に参入されるのであれば、広告費が落ち始め、広告費用対効果が回復し始めた頃に、差別化ポイントが明確な商品を投入するのが商品戦略として得策です。

まぁ、普通のOEM会社さんであれば、今、市場が盛り上がているのでHMBの商品化を顧客に焚きつけるのでしょうが、私は、そうしません。
むしろ、今は商品化しない方が良いと助言するでしょう。
最終的に、顧客が失敗するからです。
OEM事業は、信用と、顧客が成功してナンボの商売ですから・・・。一時的な売上より、顧客の成功からもたらされる将来の売上が大事だと思います。
特に、ソフトを大事にする弊社としては、信用問題につながるので、下手な提案はできません。

プロテインの参入障壁を分析する!選ぶならホエイ?ソイ?

ジムサプリのニーズの高まりと共に、プロテインの問い合せも増えています。
以前にも述べましたが、このプロテインの市場は、非常に攻略が難しいの一言。以下のような状況があります。

・ジム顧客のサービス商品として作られているケースも多い
 →高原価・低粗利の市場
・ホエイプロテインは大手乳業メーカー(ザバスなど)には敵わない。
・伸びているのは女性市場であり、意外にプロテインは好まれない。


ぶっちゃけ、原料戦略上、プロテインは、ホエイより、まだソイ(大豆)の方が隙間があります。ただし、若干苦みがあるので、美味しく作らないといけないです。
まぁ、基本、女性のジムサプリのニーズが高まっているだけなので、筋肉を付けるゴリマッチョ系のホエイより細マッチョを演出するソイ(大豆)プロテインの方を選択すべきなのでちょうど良いです。

そもそも、この市場、プロテインで良いのか?という問題も生じます。

ぶっちゃけ、プロテインを飲んでまで鍛える女性は、そんなに多くないです。

今、盛り上がっている女性向けジムビジネスは、流動性が激しいです。1ヶ月の壁と3ヶ月の壁があり、多くの女性がそこで離脱します。長続きしないです。
まぁ、女性は、ファッションで始める方も多いのが現状。
トレーニング頻度も低いので、1ヶ月分でなく10日分・14日分で十分。そして、がさ入れでなく分包が望ましいです。

筋肉系ニーズではなく、痩せたい人には、ソイ(大豆)の置き換え型プロテインが理想です。
だだし、ジム色や女性色を強めた設計が良いです。
そこに設計のノウハウがあります。

あと、市場としては、合成甘味料フリーが好まれる市場へと変化しています。ゴールドジムさんも、合成甘味料フリー。
その場合、ステビアと羅漢果を使わなければならないのですが、砂糖より安いアスパルテーム・アセスルファムK・スクラロースが使えないと、どうしてもコストアップします。
コストアップしても、ナチュラル志向のプロテインを作るなど、トコトン隙間を狙うしかないんでしょうね。

個人的見解ですが、合成甘味料フリーのアミノサプリ(BCAA系)は、意外に存在していないから隙間があります。ムサシでニーズがあるように、味付けのないアミノサプリというものも、意外にニーズがあります。

そういったところを狙っていけば良いのになぁと思っております。でも、どうしても、男性目線でホエイプロテインを作ろうとされるのが現状です。
対応するのが私なら、止めた方が良いと言って終わりです・・・。

中国人観光客の質の変化から見えるバブル終息と勝ち組の存在

中国人観光客の変化や中国向けビジネスを見ていて思うことがあります。

それは「すべての日本商品(サービス)は、中国人富裕層から必ずしも満足させれなかった」という現実です。
中国人富裕層は、商品のジャッチもシビアです。

中国人観光客の質は、明らかに変化しています。今は、中流層の観光客比率が増えており、バブルは緩やかに終息し始めているというのが現状だと思います。
富裕層の割合は減り、爆買い目的の観光は非常に少なくなり、医療観光のリピートで来日している富裕層がかろうじて残っている程度になっていると考えています。
ここ数ヶ月の中流層の観光客は、買い物をしに来るのではなく、純粋に観光を楽しみに来ているケースも多そうです。まぁ、購入している商品は、新宿だとユニクロが目立ちます。

また、中国から日本の良い商品を買い付け(OEM製造を含む)、中国で販売するビジネスは、売れるものと売れないものの差が明確になりつつあります。
1つ言えること、中国人もブランド力とコスパを同時に求めるようになりました。詳しくは、別の機会に・・・。

そういった現状があるため、観光客の関税が改正された後、インバウンドはダメになってますが、正規輸出は、上手くいっている会社は上手くいっています。まぁ、それでも、中国に依存し過ぎるのは要注意。
実際問題、中国ビジネスに頼り過ぎていた会社さんは、今、非常に焦っているはずです。
医療観光ビジネスでも、健康食品や化粧品などとタイムラグはあるものの、昨年末より急激に勢いが減速しています。まず、数百万円から数十万円へと、顧客単価が大きく変化しているでしょう。

そして、どの業態も、西から引け、最後に東京が残る。その東京でさえ、この状況なので、今後、中国人観光客に依存していた会社は、西から倒産し始める可能性が高いです。
もしくは、モノが良ければ、中国資本に買収されるという可能性もあるでしょう。

そうは言っても、先述の通り、未だ中国バブルが続いている業態も存在します。勝ち組の会社さんは存在します。例えば、いつだったか記事でも紹介しましたが、好調なのは、正規輸出されている会社さんです。輸出が一昨年の3倍という会社さんも聞きます。まぁ、そういった勝ち組の会社さんは、次の1手を講じていて、この後も好調が続くでしょう。ただし、今、勝ち組の周辺のビジネスは、根こそぎ勝ち組の会社さんが奪っていってしまうであろう傾向も見えています。

観光地以外に評価されたもの
・牛丼チェーン
・ラーメン屋
・ファストファッション
・一部の医薬品
・ドラック系の有名ブランド化粧品

いずれにしても、日本の商品は、評価されたものと評価されなかったものがあります。富裕層の中国人は、いくらでもお金を払うと勘違いして、高いものを売りつけていた業態は沈み、ブランド力を伴った高コスパ商品が中国への進出を強めるでしょう。
中国ビジネスも、大手さんの領域に入ってきたようにも感じられます。

新宿で仕事しているかもしれないですが、ついつい、こういった動きが見えてしまいます。新宿だけかもしれませんが、牛カツや天ぷらのお店も東洋人を中心とした外国人だらけです。
ほんとにバブルは終息したの?と思うくらい外国人で賑わっている新宿ですが、観光客の質が変わっているのも見逃してはいけないです。
他のビジネスにも目を向け、世の中の動きをしっかり把握していかなければと思います。

原料受託バンクの原材料ランキングから見えるもの2017年5月

恒例の原料受託バンクの原料受託バンクのランキング解説です。

1位 乳酸菌
2位 コラーゲン
3位 プラセンタ
4位 酵素
5位 葛花
6位 ビタミンE
7位 DHA ( ドコサヘキサエン酸 )
8位 ヒアルロン酸
9位 サラシア属
10位 アスタキサンチン


>>先々月のランキング
※これ↑は、意外に使えて、毎月のトップ10を遡りながらチェックできるんです。

今回のランキング全体を見ていても、感じられる要素は、
機能性表示食品
中国向け素材

の二つです。

機能性表示食品への注目度は、ここ数ヶ月の広告規制強化が影響しているものと感じています。
この流れていくと、インフォマーシャルは機能性表示食品でしか実施できなくなってくる感さえ漂い始めています。

一方、各社さん、今の市場に溢れてきた機能性表示食品以外の素材で、一歩抜けた展開の可能性を模索されています。一方、投資リスクなしで行おうとされているので、なかなか上手く行っていないようです。そういった動向もランキングに表れているような感じもします。
やり方はいろいろあり、多少の投資は不可欠だと思います。

弊社にも、UMIN情報から嗅ぎつけて、ジオスゲニン含有やまいも抽出物の機能性表示食品対応の問い合せも増えています。
(その前に、レスベラトロールで対応を模索しているのになぁ・・・。)

中国向けの素材については、陰で売れている原料が反映されておらず、現実と離れている結果が示されているように感じられます。
中国の市場も、ステマ系コンテンツ型マーケティングの影響が強いので、露出が多い素材だけが独り歩きします。
面白いものです。

そもそも、このランキングと実際の市場動向の一致性については、なかなか難しいところもあるようです。
例えば、27位のHMBなどは、ちょうど旬な素材ですので、市場を反映しています。Gactさんのサプリが頑張っている。
15位の大豆イソフラボン(イソフラボン、エクオール)も、大塚製薬さんのエクオールのCMの影響であり、ここでも市場を反映しています。

一方、上位を独占しつづけている乳酸菌・コラーゲン・プラセンタ・酵素については、市場を反映していないと感じています。以下の2要因が強いように感じています。

1. トップ10素材のクリックのされ易さ
2. 多くの原料メーカーが登録されているため、原料メーカーでクリック


一度、トップ10のリンクを外して、翌月、どんな変動を示すかを見てみてもらいたいものです♪

最後に、
迷走する市場
っていうのが現在の市場を的確に表しているんだと思います。そして、その迷走は、クローズドの販路よりオープンの販路の方が顕著です。

今年のダイエットトレンドは筋肉:HMBやEMS

今夏のダイエットは、タイトルの通り、筋肉がテーマです。
GactさんのHMBやMTGさん(ロナウド)のEMSが頑張っています。

ちょうど、ジムビジネスも盛り上がっています。
b-monsterやCrossFitなど、芸能人も通う、おしゃれなジムも増えています。

健康食品も、行政からの広告規制が露骨に厳しくなり、飲むだけで痩せるという商品が激減しました。
昔から、行政は、サプリメントや健康食品は、運動や食事コントロールをサポートするものと位置付けています。それは、今でも変化ないようです。

オリンピックも近いです。
日本全体として、こういった流れがあるのでしょう!

さて、ここで、商品開発上の注意点。
売れている商品、広告露出が多い商品の投入のタイミングです。
近年の傾向として、ブームが終わった後に、地道に売り続けた会社さんの方が上手く行っていたりします。特にネットでの販売。
理由は、露出が集中しているワードは、広告費が無駄に高くなり過ぎるというセオリーがあるからです。

例えば、HMBなどは、今、かなり露出がありますが、今から類似商品を投入する場合、余程の差別化ポイントがない限り、広告費用対効果が合わないでしょう。
このワードを避けつつ、隙間を見つけて攻めていく必要があります。

最悪、このHMBなどは、ドラックストアなど量販店で並び始めるでしょう。しかも、激安で!
そうすると、通販市場は、こんな早い段階から打撃を受けてしまいます。

まぁ、人によっては、ネット通販が過熱化した後が狙い目という方もいらっしゃいます。

商品投入のタイミングって、ほんとに難しいです・・・。

もし、中小企業が参入して大きく展開したいのであれば、大手さんが手を出さない領域の商品で、市場を創造するつもりでいかないと勝てないだろうなぁと思います。
あとは、クリニックサプリやジムサプリのように、小さくてもニッチな市場を狙うしかないですね・・・。

ifia(国際食品素材/添加物展・会議)から感じる市場の変化

金曜日は、ちょっとの時間だけでしたが、ビックサイトまでifiaに行っておりました。
今回は、なかなか場所もわからず戸惑っただけでなく、会場のサイズにもびっくりしました。
一番奥のホールで、サイズも、例年の半分くらい。

時代の変化を感じました。
さらに、出展者の構成にも、変化を感じました。

出展者は、大手さんばかりで中小企業が少なく、かつ、海外からの出店が目立ちました。
市場が成熟したことを物語っているかのようでした。

ちなみに、受託加工会社さんの出展も激減していました。
ifiaに来場される客層では、採算性が合わないと、早々に撤退されたように感じています。

中小企業の原料メーカーも、1. 伸びている出展、2. 他で集客できておらず苦しいから出展の二つに分かれるような感じでした。
前者の会社さんは、常に忙しそうで、後者の会社さんは、暇しているんで、多くの社員さんがただくっちゃべっているだけという光景が窺えました。
まぁ、勝ち負けの様子がよく見えました。

受託加工会社も、原料メーカーも、市場の成熟度の変化によって、会社の規模によって適切な集客方法というものが変化してきているんだろうと感じています。

中小企業の原料メーカーさんには、Webをきれいに作って、情報量を増やそうとされている会社さんが徐々に増えてきました。適切な方法だと思います。
一方で、情報発信もなく、選んでもらえる要素(差別化ポイント)も不明瞭なので、結果は出ないであろうと眺めているサイトがいくつかあります。

そして、近年、選んでもらえる要素として、機能性表示食品への対応という点が大きくなってきています。国内におけるヒト臨床試験などの研究開発が不可欠となり始めています。
ただし、これは、一朝一夕で積み重ねれるものではないので、すでに出遅れている会社は出遅れてしまっている現状があります。
おそらく、これが更なる原料メーカー(原料を持つ受託加工会社)の勝ち負けの差を広げてしまうのであろうと感じています。

弊社も、来月10日、新たなヒト臨床試験(赤ワインエキス末)の論文が雑誌掲載されます。
さて、それがどういった形で影響を及ぼすかが楽しみです。

世代別SNS利用率の変動とネット広告動向

SNSは、今や、社会に欠かせないメディアへと成長しております。
そのSNSの利用者も世代間で変化が表れ始めています。今現在、以下のような感じだと思います。

●Facebook
若者がInstagramへ移行し、オヤジばっかりになりつつある(笑)。

●Instagram
流行に敏感な女子が利用。情報に流されやすい人が多い。

●Twitter
タイムランが早過ぎるので、比較的ネット依存度が高い人が多い。

●LINE
幅広く利用されているが、主に連絡ツールとしてだけ使用している人が多い。

こういった変化と共に、SNSの広告も変化しています。
例えば、Facebookの動画広告。
オヤジが多いので、トップ画像は「広告内容とは全く関係なく、女性の胸元に目が行くクリエイティブ」が主流です。
男性向け商材のバナー広告でも、同じような傾向が見受けられます。
男性の性(エロ)を利用したクリック率アップのクリエイティブ術です。よく考えられている。

次に、タレントを利用した広告(;ステルスマーケティング)。
以前のブログ広告のような露骨なステマは無くなった。
一方、Instagramを用いた小賢しいステマは、かなり増えてきています。投稿をニュース配信したり、まとめサイトで拡散するなど、巧妙になってきています。
情報を作って誘導するコンテンツ型マーケティングの重要なパーツとなり始めています。

また、SNSの成長と共に、意外にニュースサイトも成長しています。ニュースをSNSでシェアすることが多いためです。
ニュースアプリは、かなり普及したと思います。
ただし、ニュースの数は増えたけど、質は落ちた。もちろん、広告が増えたからです。先述の通り、ステマの拡散のツールともなっています。
このニュースアプリも、コンテンツ型マーケティングの一翼を担っている。

こんな世界になり始めました。
世の中の流れは、非常に速い。速過ぎる。
気を抜くと、あっという間に取り残され、取り残される人は損してしまう世の中になりつつあります。
これが情報化社会の特徴なんでしょう。

ちなみに、私は、Twitterは完全に告知用(放置)。FacebookとInstagramは、目的に合わせて使い分けています。昨日からInstagramの記事をブログに埋め込んだりと、新たな試みも行っています。
Instagram・・・なぜか?フォローワーさんは、投稿する場所の関係か、ホストさん、キャバ嬢さん、ニューハーフさんが多い。面白い!
日々勉強です。
私も取り残されないようにしないと・・・。
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