支持し続けられる健康食品を目指して!栗山雄司 博士コンサル

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注目の原料

世界一の認知症大国の日本:予防のための食生活

本日は、認知症と食事の話です。先日、以下のような記事を見つけました。

認知症患者数 世界と比較した結果 意外な国が多かった(2017.09.13)

日本の65歳以上の認知症有病率は約14%、ダントツ!
日本は、世界一の認知症大国だと納得しました。
世界一の長寿国であると同時に、世界一の認知症大国。健康寿命が延びてないが所以です。

この認知症に関しては、遺伝子的なものも関係していますが、食生活も大きいと考えています。
その証拠、インドやフランスは、認知症の発症が少ない。アフリカは、平均寿命の問題があるので評価が微妙だが、食生活的には少ないはず。
日本の場合、食の欧米化(魚食から肉食への変化)というのも、一つの要因だと考えています。

私は、食生活で認知症を予防していく必要性があると考えています。認知症を予防する食材は、以下の通りです。

赤ワイン(ポリフェノール、レスベラトロール)
ターメリック(;カレー、クルクミン)
長芋(ジオスゲニン)
青魚(DHA・EPA)


赤ワインは、ボルドーで行われた調査で、適量の摂取していると、認知症の発症率が1/4と低くかったという疫学データがあります。(たぶん、このデータを日本で初めて拡散し始めたのは私でしょう。)
ポリフェノールのなかでもレスベラトロールが中心となって認知症を予防してくれているのだろうと考えています。
本日は、ボジョレーヌーヴォーの解禁日ですが、ボジョレーのようなライトなワインより、フルボディのワインの方が体に良いです。また、南仏の赤ワインはレスベラトロール量が多いです。

次に、ターメリック、すなわち、カレー。
インド人に認知症が少ないことはかなり前から知られていたことです。理由は、毎日のように食されているカレー。そして、カレーに多く使われるターメリックの主成分であるクルクミンでも、認知症予防のデータが取られています。
欧米においてターメリックだるウコンは、肝機能サポートではなく、認知症予防素材なのです。

ちなみに、インドで認知症が少ない理由として、最も認知症が少ない地域では、動物性の食事の摂取量が少ないことがわかっています。動物性の脂肪が良くないとも考えられており、現在、認知症と動物性摂取摂取との関係も調査されています。

長芋に関しては、最近の研究で明らかになった事実。
しかも、脳の血流改善によるものではなく、壊れた神経細胞の再生とβアミロイド(アルツハイマーの原因物質)の分解促進。
長芋を含めた山芋には、ジオスゲニンという成分が含まれています。この成分が認知症の予防に寄与することが富山大学の研究チームによってヒトでも実証されています。
詳しくは >>山芋抽出物の論文:認知機能の改善について
漢方としては、不老長寿の薬として取り扱われてきた山芋です。その理由が科学の力で解明され始めています。

DHA・EPAに関しては、20年前以上前から知られていたことです。認知症予防に限らず、子供の脳の発育にも良いでしょう。
DHAと言えば、マグロのイメージが強いのですが、私は、あえて青魚での摂取を推奨します。できれば、近海の青魚。理由は、2つ。水銀など重金属の問題と資源量の問題。
エコで、かつ安全なDHA・EPAを摂取しましょう!
私は、朝食に週2回以上の魚を摂るようにしています。

こういった食生活は、良いことはわかっていても、なかなかできないです。
また、赤ワインだと飲み過ぎによるアルコールの害、日本のカレーは脂質の問題、山芋は摂取量の問題が存在します。
サプリも上手く利用することが大事なのかな?というのは、サプリ屋としての意見です。
是非、参考にしてみてください!

P.S.
健康メディア向けのコンテンツは、気が向いた時に書かれているのが現状。タイトルだけできていて、なかなか記事が書かれない。大変申し訳ございません。
<(_ _)>

レスベラトロール研究会

もう1つ、アンチエイジングのネタ。
わかさ生活さんによって第二回レスベラトロール研究会が開催されたそうです。

講演は、森下先生と日比野先生。

弊社は赤ワイン由来、わかさ生活さんはメリンジョ由来。
何由来かは別として、レスベラトロールの市場が再び盛り上がるきっかけになると思います。ありがたいことです。

山芋ジオスゲニンの有効的な摂取方法

今回は、タイトルの通り、ジオスゲニンの有効的な摂取方法を紹介です。

ジオスゲニンは、水に溶けにくく油に溶けやすい特徴があります。
吸収を高め、ジオスゲニンのチカラを最大限に高めるためには、油と共に摂取するのが望ましいです。
ジオスゲニンの場合、その点が富山大学の研究で実証されています。

このような成分は、健康食品素材/成分の中には、いくつか存在します。
代表例がウコンのクルクミン!

まぁ、こういった素材/成分は、ソフトカプセルに加工するのが理想的です。
一方、ジオスゲニンの商品は、錠剤やハードカプセルの商品が多いのも現実です。

そういった商品をご購入の方は、

食事中や食後すぐに飲む
ビタミンE、魚油(DHA)や亜麻仁油などの油脂サプリと一緒に利用する
炒め物に振りかける
米油と共に炊飯
※味が無い商品が好ましい

というお召し上がり方をしていただくのがオススメです。

富山大学の研究(マウスでの試験)では、水と油に加えて血中と脳中のジオスゲニン移行量を比較しています。結果、油の方が早く血中濃度が上がり、脳への移行量も多いことが示されています。

このデータを紹介すると、錠剤やカプセルでは意味がないのか?という質問が届きます。
実際、水でも血中や脳中の移行が起こっておりますので、錠剤やハードカプセルで摂取しても全く意味がないことはありません!
ただし、ソフトカプセルでの摂取が一番確実です。

ちなみに、ヒトでの摂取は、動物試験と異なり、食事の影響が起こりやすいです。その違いは、血中まででしか判断できませんが、ヒトで検証してみるしかないと思います。

今、中国市場は魚由来のエラスチンとプロテオグリカンが熱い!

今日は、手短に中国案件の市場動向を紹介。
タイトルの通り、
今、中国市場は魚由来のエラスチンとプロテオグリカンが熱い!
です。中国語で、弹性蛋白と蛋白聚糖。

ここ半年、エラスチンの案件が増えています。そして、ここ数ヶ月、プロテオグリカンが加わってきました。
中国案件の半分近くで、エラスチンもしくはプロテオグリカンを配合してもらいたいという要望が届くようになりました。
希望される剤形は、液体ドリンクもしくは粉末ドリンクのどちらかです。液体ドリンクに関しては、瓶重量が問題になることが多いので、30ccと小さなものが選ばれたり、最近では、20ccのスティックという剤形も伸びています。

プロテオグリカンに関しては、台湾でのブームとサントリーさん(リフタージュ)の影響でしょう。
参考:台湾におけるプロテオグリカン市場
残念ながら、エラスチンに関しては、原因が全くつかめていないです。

現状、エラスチンは、カツオやマグロ由来の原料を使用しています。本当は、大学発でエビデンスがある豚のものを使いたいのですが、通関やイメージの関係で、どうしても魚由来が選ばれてしまう現状があります。

弊社が取り扱う鮭鼻軟骨抽出物:SCPコンプレックスLSも、実は、エラスチンが含まれています!
しかし、このエラスチンは、非変性/高分子で溶けないので、定量ができなくて非常に困っています。しかも、コラーゲンに絡みついていると予測されており、どうも非変性コラーゲンの高感度な定量分析も邪魔していることが明らかになり始めています。
今現在の課題は、エラスチンの定量分析と非変性コラーゲンの可溶化です。
なんとか、これらをクリアして、次のステップへと進みたいと四苦八苦しています。

現在、ぶっちゃけ、日本の市場は完全に停滞してしまっており、海外向けのみが伸びていると言っても過言ではない状況が続いています。
選り好みせず、かつセグメントしながら、取れる案件は、ドンドン取っていきたいと考えています。
決して、のほほんとはしておれないです。

長芋のマリネや黒酢炒めは認知症に良い!

昨日、富山大学の山芋抽出物の認知機能改善の論文について紹介いたしましたので、その続きで、健康メディア向けのコンテンツを作ってみました。

近年、富山大学和漢医薬学総合研究所の東田教授グループの研究で、山芋に含まれるジオスゲニンという成分が認知症の予防や改善に良いことが解明されました。
さて、このジオスゲニンを効率的・有効的に食事から摂取するには、どうすれば良いのでしょう?

まず、山芋の種類。
数ある山芋の中でも、ジオスゲニンを比較的多く含むのは長芋です。大和芋や自然薯より多くジオスゲニンを含みます。長芋を選びましょう。
ちなみに、南米産ヤムイモや薬膳に用いられる山薬(漢方山芋)にもジオスゲニンがかなり多く含まれているのです。生食には適しておらず、入手も困難です。
簡単に手に入り、ジオスゲニンが多く含まれているのが長芋なのです。

次に、どう調理すべきか?

ポイントはお酢です!

山芋の中には、ジオスゲニンは糖が結合したジオスシン(ジオスチン)の形で存在します。最終的には、胃酸でジオスチンからジオスゲニンへと変換されるのですが、ジオスシンのまま摂取すると、全部がジオスゲニンに代わらないので体が利用しにくいです。

そこで、活躍するのがお酢です!

お酢の酸は、山芋の痒み成分であるシュウ酸カルシウムを分解し、ジオスゲニンへの変換を助けます!
お酢の健康効果もあるので、まさに一石三鳥!
お酢や胃酸によってジオスゲニンへの変換が行われやすいように、細かく短冊状に切ったり、すりおろしたりするのがオススメの調理方法です。

そして、もう一つの油というのが非常に需要なポイント!
東田教授グループの研究報告では、油と一緒に摂取するとジオスゲニンが脳で働きやすくなることも発見されています。

したがって、認知症予防レシピとしては、ビネガーとオリーブオイルたっぷりの長芋マリネ、ゴマ油を使って長芋の黒酢炒めなどがオススメです。
また、すりおろして、お酢とお好みの油を入れて、山芋ドレッシングを作られるのも良いでしょう。
是非、お試しください!

>健康コンテンツのメディアの皆さま
条件によって、監修を付けた取材も承っております。今回の場合、山芋のレシピと絡めて、様々な企画に対応が可能です。
お気軽にお問い合わせください。続きを読む

山芋抽出物の論文:認知機能の改善について

弊社の山芋抽出物を用い、富山大学で実施されたヒト臨床試験の論文が公開されました。本試験には、弊社原料ジオパワー15が使用されています。
ポイントだけ説明です。

一日あたり山芋抽出物50mg(機能性関与成分:ジオスゲニン)を健常人に対して12週間摂取させ、日本語版神経心理検査(RBANS)などを評価しております。どちらかの試験食品を12週間の摂取後、6週間ウォッシュアウト期間を設け、もう一方の試験食品を12週間摂取するという、二重盲検のクロスオーバー試験で実施されています。
結果、RBANSのトータルスコアで顕著な有意差が示され、認知機能の改善効果が示されました。

論文は以下のサイトからダウンロードできますので、詳細は論文で論文でご確認ください。

Chihiro Tohda, Ximeng Yang, Mie Matsui, Yuna Inada, Emika Kadomoto, Shotaro Nakada, Hidetoshi Watari, Naotoshi Shibahara. Diosgenin-Rich Yam Extract Enhances Cognitive Function: A Placebo-Controlled, Randomized, Double-Blind, Crossover Study of Healthy Adults. Nutrients 2017, 9(10), 1160.

なお、このジオスゲニンの機能性メカニズムは、血流改善のような一時的なものではなく、アミロイドβなどの原因物質を減少させ、さらに破綻した神経回路網を再構築させるという根本治癒の画期的なものです。
今後、認知症患者に対しても試験が実施されていくでしょう。

超高齢社会の日本において、認知症の予防は、必要不可欠な状況です。今後、本原料が日本の健康長寿に寄与していくことを願うばかりです。

【追記2】 説明
図2が最も結果の全体像を表しています。それぞれの項目である即時記憶・視空間/構成・言語・注意・遅延記憶では、変化こそ確認できるものの有意差まで示していないです。それをトータルスコア、特に男女別のトータルスコアで解析すると、見事に顕著な有意差が示されています。また、年齢別では、47~81歳で有意差、60~81歳で統計学的な有意傾向が示されている。続きを読む

プラセンタ市場の成熟と原料戦略:スーパープラセンタ

先日、羊膜エキス末のページを作成したと告知しました。
いろいろクリエイティブ表現を考え、1つの結論に達しました。

羊膜はスーパープランセンタとして売るべき

実際、羊膜は、胎盤(プラセンタ)の一部です。
通常、羊膜を含めた卵膜は皮の部分とも表現され、膜を剥いで絨毛部分だけを取り出して抽出されるのがプラセンタエキスです。

この羊膜は、その機能性が発見されておらず、今まで捨てられ続けていた現状もあります。また、胎盤からほんの少ししか取り出せない希少な部位であったため、原料としての商品化も難しかった背景もありました。

近年、羊膜は、再生医療の分野でも注目が高まっている素材なので、攻めるなら今が旬だと考えています。

まずは、医療機関(クリニック)向けから市場が伸びていくのでは?とも推測しております。
60粒設計でPTP包装が売りやすいかな・・・。

ECを始めとした通販で、某大手さんに勝負していくのであれば、それなりの広告費投入が必要だと思います。半端な販売じゃあ、既存の量のクリエイティブの砦は崩せないです。
市場も成熟しているので、置いておくだけでは売れない商品であり、攻めなきゃ売れない商品です!

まぁ、何れにしても、既存のプラセンタ市場を食っていくための商材として適当だと考えています。ただし、クリエイティブ上のある秘策が不可欠だと考えています。
それは秘密。
その秘策を考えるのに、結構、苦労しましたから・・・。
しばらくは、OEMだけでのみ、提供していこうと考えています。

加えて、合わせる副材の秘策もあります。
この組み合わせは、レスベラトロールやジオスゲニンとも相性が良く、今後、この素材との組み合わせを増やしていこうとも企んでいます。できれば、汎用原料化したい。

何れにしても、プラセンタ市場は、成熟してしまいましたが、まだまだ大きな市場であることは間違えないです。
そこをどのように攻略していくかは、健康食品販売の醍醐味と言うか、面白みがあります。
チャレンジしていきたいと思います!

山芋抽出物の製造特許の有効性が高い理由

今回は、ちょっと弊社の特許の紹介。何かと話題の素材です。

弊社の山芋抽出物の製造特許(特許第6095591号)は、狭い内容のようで、実は非常に広い特許です。ただし、食品としてです。
抽出条件や酸処理の条件は、特許の内容でなければ、同等な原料の製造ができなからです。
ありそうで今までなかった原料である所以です。

日本の法制度(ジオスゲニン含有量と食薬区分)を加味した上で原料を作ろうとしたら、必ず我々の特許に抵触してしまうでしょう。必ずヤモゲニンなども含まれてしまうでしょうから。
もしくは、ジオスゲニン含有量が低い原料や塩が残った原料しか作れないでしょう。

また、ジオスゲニンの純品は、特許に抵触しないで製造できても、食薬区分上、食品原料としては流通できないのです。
原料の上市前、東京都さんからもしっかり釘をさされまささたから・・・(笑)
ジオスゲニンは医薬品として存在しないのですが、医薬品成分でもあるS-アデノシルメチオやグルタチオンの純度が高い酵母エキスが流通できないのと似た背景があります。
ここに、我々の特許が狭そうで非常に広い秘密があります。

ちなみに、酸処理の目的は、ジオスゲニンに変換することが主なのですが、実は別の目的もあったりもします。それは、しばらくは秘密です。

あと、今まで存在しなかった理由の一つは、ジオスゲニンのニーズがそれほど高くなかった点です。
ジオスゲニンは、DHEAやホルモン剤、ステロイド剤に合成されて使用されていただけであり、ジオスゲニンとして使用されるケースがほとんどなかったのです。

弊社は、レスベラトロールに続いて、ジオスゲニンのトップシェアメーカーとなっているのですが、その状況に胡座をかいていてはおれません。
パイオニアの責任として、市場拡大のためにも更なる研究開発を行なっていく必要があります。
原料メーカーの宿命です。

また、仮に特許をすり抜けたり無視した競合原料が現れてきた時、追随を許さないような状況を作っておく必要があります。終わりは決してないです。
私事だが、できれば、この山芋抽出物でもヒト臨床論文を書いて、私の医学博士取得計画に一歩近づけたい!

こういった使命に追われるのは、人生として、非常に幸せなことです。しんどいけど楽しい。
日々、努力を積み重ねるだけです!

パントガールもどきはパントテン酸カルシウム量に注意!

アサヒフードアンドヘルスケアさんの回収騒動については、びっくりしました。

「ディアナチュラスタイル ビタミンB群」自主回収に関するお詫びとお知らせ
対象商品に配合しているパントテン酸カルシウムの量が、添加物の使用基準における最大限度(カルシウムとして1.0%)を0.25%超過していることが判明いたしました。

この情報からパントテン酸カルシウムの配合量も計算してみました。

1粒あたり パントテン酸 :40.0mg
1粒の重量 331mg

カルシウムとして4.1375mg(カルシウム量として1.25%で計算)
→パントテン酸カルシウムとして約48.1mg(約10%増し仕込み)
 パントテン酸カルシウムとして約14.53%

確かに、パントテン酸カルシウムには、カルシウムとして1%以下の使用基準があるようです。
すなわち、パントテン酸カルシウムの配合量として12%以下になるようにしなければならないです。
たしかに、アサヒさんの商品は、引っかかります。

こういったケースは、実は、非常に珍しいです。
パントテン酸カルシウムは、アリナミンでも15~30mg/3錠なので、このパントテン酸として40.0mgという量は、結構、多い量です。
なかなか12%もパントテン酸カルシウムを配合しないです。

あえて言うなら、未承認医薬品の経口発毛剤であるパントガールを真似た商材(コピーサプリ)は、この使用基準に引っかかる可能性が高いです。
この商品は、パントテン酸カルシウムを1日あたり180mg服用させます。なので、真似ると使用基準の量を超えてしまうケースが多々出てくると思います。
こういった案件も多いので、私もヒヤリでした・・・。

こんな大手さんでも気づかないんですから、知らないって怖いものです・・・。
ちなみに、ファンケルさんのビタミンB群は余裕を持ってパントテン酸の量を設定されており、DHCさんは本使用基準を知っていたかのように上限ギリギリの配合量になっていました。

みなさん、気を付けましょう!

週刊文春のグルコサミンは効かない!報道への見解

今、以下のような記事が業界・市場を騒がせています。

週刊文春デジタル(2017-10-05)
グルコサミンは効かない!〈世界的医学誌が最終結論〉
「ひざ関節の悩みに」といった広告を見ない日はないほど、日本では大人気のグルコサミン。その効果については、以前から疑問視する声があったが、このほど世界的な医学雑誌が「最終結論」となる論文を掲載した。愛飲者も飲もうか迷っている人も必読の内容だ。

私の見解は、必ずしも効果を否定できないというもの。
弊社は、グルコサミンの競合原料(鮭鼻軟骨抽出物の非変性コラーゲンとプロテオグリカン)も、アセチルの方ですがグルコサミンも取り扱うので、中立な立場での見解です。

私も、鮭鼻軟骨抽出物のヒト臨床試験でグルコサミン(塩酸塩150mg)を対照食品に用いて、グルコサミン群でもプラセボとの間で有意差が示されていますし、プラセボとの群間で有効性を示した論文は、いくつも見ています。
個人差はあると思いますが、何らかの効果はあると考えています。

有効性が示されている成分ほど、同時にネガティブデータの論文報告も行われているのが実際です。
ネガティブとポジティブの合戦という点ではレスベラトロールも同様です。サーチュインを活性させないという報告もあり、結局、その後の報告で低用量だと直接的にサーチュインを活性させるが高用量だと間接的にしか活性化させないという結論に至っています。
このグルコサミンに関しても、当然ながら、肯定する大学教授もいらっしゃいますし、否定される大学教授もいらっしゃいます。サプリメント自身を肯定する方、否定する方がいらっしゃるように、必ず利害関係がある世界ですから・・・。
まぁ、何れにしても、今回の週刊文春さんの見せ方は、少々嫌らしいかなぁ・・・。

ぶっちゃけ、健康食品の成分は、効き過ぎると医薬品成分になるわけですから、もともと効果も弱いものが多いのが現実であり、試験を行っても真実がわかりにくいケースも少なくないです。まさに、グルコサミンもその一つだと思います。近年、機能性表示食品対応で、被験者も健常人に限定され、有意差も明確に出にくくなっていますので、その傾向は、今後、加速すると思います。
明らかに効く成分は、健康食品に利用できない。実際、効くからS-アデノシルメチオニン(SAMe)も医薬品成分として取り扱われ、機能性表示食品の機能性関与成分として利用できなくなったわけですから・・・。

また、傾向として、特にグルコサミン塩酸塩の場合、硫黄(硫酸を含む)を含んだ素材と組み合わせると、比較的有効性が示されているようにも感じています。まぁ、コンドロイチン硫酸やMSMが代表例。
もしかすると、単味では働きにくい成分である可能性もあります。
なので、私は、グルコサミン塩酸塩を用いる場合、硫黄を含んだ素材を組み合わせています。

ちなみに、アセチルグルコサミンは、あまり議論に入って来ないですが、こちらでも有効性は示されています。肌保湿と関節で。腸内環境も整えるので、優れた機能性素材だと思うんですけどね・・・。

最後に。
こういった流れになっちゃうと、グルコサミンは徐々に衰退してしまうのかな?とも感じてしまします。世田谷自然食品さんの広告出稿状況からも見えてくるように、市場として元気がない。日本人の性格として、飽きやすいのも影響していると思います。一方、まだまだ市場規模は大きく、根強い人気があるのも間違えないです。
今後、この報道を否定するような動きや報告も現れてくるでしょう。
支持される健康食品業界であるためにグルコサミン業界の方々にも頑張ってもらいたいものです!続きを読む

新原料 大豆由来フェリチン鉄:まめ鉄の商標

弊社がアジアにおける独占販売権を取得している新原料である大豆由来フェリチン鉄の商標が取得できました。
可愛らしく「まめ鉄」という名前です。

カリフォルニア大学発で、フリーラジカルを発生しない体に優しい鉄素材です。

今から、その取材を受けます。

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中国・東南アジア向けの美白サプリ&ドリンク+日傘サプリ

ここ数年、中国・タイ・ベトナム向けに美白サプリや美白ドリンクの案件が増えてきています。
そして、必ず見本商品として指定されるのがポーラさんの商品(ホワイトショット)です。
この商品は、留型原料が使用されていて、さらに特許(特許第5590921号)もあるので、模倣品が作れません!
原料レベルからの販売会社の商品戦略として、非常に的確な事例。結局、これができる会社が強いです。

現在の健康食品市場は、店頭に並べられている原料というパーツの組み合わせだけで作られた商品ばかりなので、模倣品天国。
次の市場のステップとしては、この原料というパーツから作り始める・アレンジをかけるなど、いろいろな方法で模倣品を作らせない戦略が重要になってくるでしょう。

そうは言っても、タイトルのような案件が届くと、顧客の要望に応えるため、我々は留型原料の代替原料を用意して提案しなければいけないです・・・。
かつ、輸出に対応している原料にしなければならないので、結構、制約があります。漢方原料などは、注意が必要です。

弊社は、まず輸入通関で問題になりにくいという点で、鮭鼻軟骨抽出物(非変性コラーゲンと非変性プロテオグリカン)をオススメしております。
まぁ、コストもそれなりに上がるので、コストでダメになるケースも多々あるのでケースバイケースですが、日本独自技術という点で差別化ができるので。
また、いろいろ問題ありますが台湾でプロテオグリカンが蛋白聚糖としてブームなので、オススメしている背景もあります。

ちょっと長めの余談ですが・・・
日本の市場では、カネボウさんの白斑の問題で、美白の市場は一気に引けていました。
一方、海外の市場では、相変わらず、活発だったという状況もありました。また、日本の美白市場も、戻りつつあります。そういった背景もあり、中国・東南アジアの市場で再び活発化している状況もありそうです。

また、近年、日焼け防止サプリ(通称 日傘サプリ)がプチ流行し、一部の市場が盛り上がりました。
その人気を二分する日焼け防止素材の1つであるシダ原料も、ついに中国産が出てきました。某原料メーカーさんが供給を始めました。一方、人気の源であるヘリオケアに使用されているシダ原料は、未だ日本に上陸していないです。本物が上陸するか?偽物が氾濫する市場になってしまうのか?今後の市場動向が楽しみです。
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機能性表示食品
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調査を行うには非常に便利です。


日本抗加齢医学会が監修した書籍です。必ずしも受理されている訳ではないですが、機能性表示の可能性ある素材がデータと共に紹介されています。
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プロフィール
著書
ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

レスベラトロールの書籍
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


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記事でも紹介しましたが、広告に関わる方だけでなく商品開発の担当者にも読んでいただきたい一冊。


いつになっても古びない通販のマニュアル本。通販始めるなら、まず読んでもらいたい。


表現を変えるだけで、レスポンスが変わります。健康食品通販では、広告費用対効果が変わってきます。
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