支持し続けられる健康食品を目指して!栗山雄司 博士コンサル

長く生き残る商品を生み出すことにひたすら情熱を傾ける博士コンサルトのブログ。販売重視の健康食品OEM製造や原料供給を行っております。レスベラトロール、ジオスゲニン、プラセンタ、アミノ酸、プロテオグリカン&非変性Ⅱ型コラーゲンの商品開発が得意分野です。市場動向や注目原料などを紹介。健康メディア用コンテンツ提供、騙されない健康食品の選び方や格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

業界の方にこっそり読み続けてもらえるブログであることを目指しています!

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーター&博士コンサルとして、勝ち残る商品を生み出すことに情熱を傾けています!商品開発から、お客様の成功を導きます!
持論:販売の成功は商品開発の段階で8割決まる!です。
初めての方へも丁寧かつ細やかなサポートが我社の自慢です!弊社の8割以上のお客様は、 弊社独自の育成メソッドで健康食品の商品化未経験からスタートされています。同時に、クロスセルやアップセル向けと、販売戦略に一歩踏み込んだ提案も行っております。通販に限らず医療機関向けの商品開発も多くの実績があり得意です。

<人気のおすすめ記事>
成熟した健康食品市場で勝つために最も大切なこと
成熟期における適正原価率の変化と設定基準
失敗する商品開発        騙されない健康食品選び方シリーズ

具体的なご相談は >> https://a2-pro.com/ の問い合わせから

販売戦略

Facebook広告も徐々に

ここ最近、Googleのアルゴリズム変化でアフィリエイト広告もダメになり、健康食品の広告は、追跡型(アドネット系)の広告へシフトし始めています。
この系統の広告は、未だ荒めの売り方ができる数少ない媒体。
今のところ、費用対効果が合うのでしょう。
一方、そのうち、広告費用対効果も悪くなり、ダメになるでしょう。
また、グレーな媒体なので、消費者庁のメスも入るでしょう。

まぁ、今春のダイエット商戦まで持つかなぁ?というのが私の感覚。いずれにしても、長く持つまい。

そして、今、徐々に増えてきているのがFacebook広告!
今年の中盤以降は、かなり活発になり始めるでしょう。

健康食品通販の場合、おそらく、どんな方法であっても顧客リストを集めれるだけ集めて、Facebook広告で活用するというタイプの集客方法で効率良く集客した会社が成功するんだろうなぁというのが私の予測。
まぁ、それ以外にも、Facebook広告を利用した集客モデルは、いくつか思いついています。どのモデルも、全ての顧客に当てはまる訳ではないので、顧客を選びます。すべての販売者に適した販売モデルって、なかなかないんだろうなぁ。

いずれにしても、Facebookは、オヤジ層のユーザーが多いので、そこにピンポイントで攻めれる商材などが適しているだろう。

ECの市場は、流れが速すぎる。
勝ちモデルが長続きしない。
いち早くトライして、勝ちモデルを創造した者勝ち!これは、ECの普遍のセオリーだと思います。

今年も、顧客と一体になって、いろいろ試してみたいなぁと思っています。
頑張らないとなぁ。

企業が行う論文の提供と著作権・譲渡権

弊社の原料ページをエビデンス型に修正している過程において、すでに、その影響が出始めています。
同時に、問題点も生じ始めています。
おそらく、それは、今後、新たな問題も生じさせるであろうと感じています。

想定される事象
文献の無償提供依頼

場合によっては、引用している文献をすべて提供してもらいたいという要望も届く可能性があります。原料メーカーの宿命。
そこで、生じる問題。

論文の著作権と譲渡権

厳密には、スキャンしたものを譲渡することは、著作権上、違法になります。たとえ著者でも。権利は、出版社に帰属します。特に、Springer、wiley、Elseviaは、きちんと明記されています。
オープンになっている論文であれば、URLを送れば良いだけですが、オープンになっていない論文は、注意が必要です。特に、和文論文。

自分が書いた論文でも、スキャンして配っちゃダメ!
公開して配布なんて以ての外。

まぁ、そのために、別刷りというものが用意されています。
一方、今の時代、デジタル化しており、論文はスキャンしてPDFで管理していることがほとんどです。なので、簡単にメールして送れてしまいます。

ぶっちゃけ、多くの会社は、スキャンしている論文データを無償提供していることが多いのではないでしょうか・・・。

健康食品業界は、まだまだ著作権に対する認識が甘いです。
購入した画像データを配っちゃう最悪なケースも存在します。過去にも紹介しましたが、画像データの場合、購入元から配った先に請求がいくこともあります。原料メーカーから提供された素材を使う側も注意が必要です。

実は、機能性表示制度でも、論文を利用して転載料がかかるケースも少なくありません。
当たり前のことなのですが、知られていない。
意外に、転載料を払わなくてはいけないのに、払っていない会社さんもあるんでは?と疑ってしまいます。

機能性表示制度が始まり、原料のエビデンスの重要性も高まっています。一方で、文献の取り扱い方で問題点も生じやすくなるのです。

こういった問題点は、健康系メディアへのコンテンツ提供の際でも起こってくる問題でしょう。

企業としては、論文を配らなくても良いように論文の内容を手短に紹介した資料を用意したり、エビデンスを求められた際の対応マニュアルなどをきちんと整備しておく必要があるんだと思います。

今後、企業として、こういった本記事で指摘した点も意識しながらエビデンス型マーケティングを推し進めていければと思っております。

エビデンス型マーケティングの欠点

今日は、いろいろあった一日でした。出荷も多かったし、入ってくる情報の量も多かったです。
疲れた・・・。

そして、本日、1つ学んだ点。
タイトルのエビデンス型マーケティングの欠点。

やっぱり、このエビデンス型マーケティングは、組織として行っていく場合、きちんと社内でのルール作りも行っておく必要があるなぁと痛感しました。
基本、このエビデンス型マーケティングの欠点は、一部の人間に依存してしまうこと。すなわち、誰もが的確に対応できないこと。

さて、私が書いた和文の論文でも、関連会社を含めた社内で何人読んでいるだろうか?
お恥ずかしながら、だれも読んでいないという可能性もあります。
ましてジオスゲニンの英文論文なんて、もっと読んでないでしょう。

よほど研究者集団の会社でない限り、どこの会社も、同じようなもんでしょう。私も、すべての人間にテクニカルな対応は求めない。
そこがエビデンス型マーケティングを行っていく難しさだと思います。

だからといって、エビデンスをフルオープンに開示できるかというと、それは不可能でしょう!まぁ、著作権の問題もありますし・・・。

この業界、情報だけを取りに来る会社も多いです。
なので、相手を見ながら提供する情報も変えています。
そういった背景があるので、基本、原料事業におけるテクニカルな対応は、私が行います。結局、ジャッチし、提供する情報を選定を行うのは私にしかできないので。
これじゃぁダメなんですけどね・・・。

今回のように、末端の販売者さんが寵愛をすっ飛ばして直接連絡してくると、対応に困ります。
情報を出そうにも出せない。
まして、急にテクニカルな情報を求めら、私が不在だと、テクニカルな情報は絶対に出ない。

そういった問題を解決していくことが近々の課題です。
エビデンス型マーケティングを掲げていけば、自ずと起こる問題です。
常に改善と努力です。

ジオパワー15と美活花80のページ修正

完全エビデンス型対応のため、ジオパワー15と美活花80のページを修正いたしました。

ジオパワー15
美活花80

これからも、より信頼のできるサイトを目指していきます!

弊社サイトの完全エビデンス型の作業

本日は、仕事始めという方もいらっしゃったのではないでしょうか?
弊社は、明日からの仕事始めです。
せっかちな私は、だらりとした休みに飽きてきてしまい、本日は、弊社サイトの完全エビデンス型の作業を淡々と行ってしまいました。まぁ、時間がある時にしかできない作業なので。

修正作業していて、思ったこと。

エビデンス型のページは、データベースとしては便利なページになるだろうが、情報量が増えすぎてしまい、乱雑になってしまう。そして、文系の人間には、利用しにくいページになってしまうだろう。

したがって、一般の人でもポイントが理解しやすいページ構成も同時に求められるだろう。

エビデンス型マーケティングの課題でもあるだろう。
また、Googleの検索状況や問い合わせ数と照らし合わせて、エビデンス量も調整が必要だと推測されます。

作業を始めてみて、わかることもあります。
今後、注意しながら、作業を進めていきたいと思います!

ビジネスは、成果を出してなんぼ。ちょうど理想とする市場に変化しようとしているので、この機を逃さないよう全力で頑張らねば!続きを読む

お金持ちが受ける医療とは

最近、VIP向けの医療機関と接点が多く、VIP顧客にどういったニーズが多く、どんな医療(治療)を受けているかをウォッチしておりました。
顧客がタレントさんや財界人の方々ばかりのクリニックって、本当に存在するんですよね。

まず、ニーズに関しては、

健康長寿
健康で長生きしたいというニーズです。「健康で」という点は、非常に重要視されています。

次に、どういった医療を受けているのか?

最先端の検査
予防医療


まぁ、この2つに集約しますね。
ポイントは、色で示した部分です。

まず、検査は検査でも、一般的に健康診断で行われるような検査ではダメです。
例えば、がんや認知症を前々段階で発見できるミルテル検査や動脈硬化系疾患の進行段階の度合いを知ることができるLox-Indexは、当たり前です。
それ以外に、ホルモンバランスや体内重金属、腸内環境など、様々なものがチェックできるので、そういった検査が行われています。

VIPは発病の前に知るということを重要視されています。
非常に賢い選択だと思います。

次に、これら検査の結果に基づいて行われるのが予防医療です。
主に点滴療法やサプリメント療法であり、我々の仕事でも接点が出てくる部分です。

例えば、がんの進行段階が発病の一歩手前であれば、高濃度ビタミンC点滴を定期的に行いつつ、特殊なビタミンCのサプリやβグルカンのゼリーを定期的に摂取させるようなことが行われています。
エビデンスも蓄積しつつある方法であり、非常に有効的であると思います。

健康長寿のための疾患予防と、サプリメントの理想の使われ方だと思います。
かつ、そういった医療機関では、定期検査によって、点滴療法やサプリメント療法の効果を検証し続けられておられます。

ただし、こういったビジネスは、誰がどう売っていくが大事です。
顧客の満足度というものが最も重要になってくるでしょう。

おそらく、認知症の予防医療にも、近い将来、山芋ジオスゲニンが利用されるでしょう。
現在、多くの医療機関でフェルガードが流通していますが、神経細胞の再生まで期待できません。医師は、富山大学のデータも存在するので、こちらの素材を選ぶだろうと予測しています。
おそらく、認知症も予防・治療できる時代になってくるでしょう。

私は、今はVIPだけに提供されているサービスですが、後々は、多くの方々に安価で提供されるサービスになればなぁと思っております。
コツコツ努力するしかないのかなぁ・・・。

躓きやすい機能性関与成分の定性・定量分析

ここ数年、機能性表示食品に取り組み、様々な情報を得ていると、意外に躓き易いのは、タイトルの機能性関与成分の定性・定量分析のようです。
躓くケースも、様々な要因があります。

一番多いのは、今までの定量分析法では、機能性表示制度に対応していないケースです。
その代表例が、以下のような成分であり、一成分として分析が行われていない事例です。

●総称であるため定性分析が不可欠なもの
ポリフェノール:レスベラトロール、エラグ酸、クルクミン、セサミンなど
サポニン:ジオスゲニン、ジンセノイドなど

今までは、ポリフェノールなどは、ざっくり説明するとフェノール基の数から定量分析を行われていました。ポリフェノールとは、フェノールをたくさん持つ成分の総称であり、1つの成分の名前ではありません。
ポリフェノールは、様々存在します。サポニンも同様。
過去に私が作成したフィトケミカルMAPを参照いただくと、わかりやすいと思います。

加えて、定量分析に加え、定性分析も必要なケースも出てきています。
コラーゲンは、骨格成分であるヒドロキシプロリンでの定量分析だけではダメになってきており、分子量分布などがわかる定性性が求められるようになっています。
そこで、問題点が生じます。溶けにくい成分の定量です。
水やアルコールに溶ける成分は、HPLCで分析できるので、標準試薬さえ存在すれば比較的ハードドルが低いです。
溶けない非変性のコラーゲンの場合、酵素で溶かした上で、Elisa法による分析が必要です。

●定性性がある定量分析が必要なもの
コラーゲン→分子量により定性
プロテオグリカン→分子量により定性
ビルベリーアントシアニジン→各アントシアニジンの比率
  ↓
●含有量少なく定量分析が非常に難しいもの
プロテオグリカン→夾雑物の除去と定量限界
非変性Ⅱ型コラーゲン→溶解性

さらに、非変性Ⅱ型コラーゲンやプロテオグリカンは、含有量が数%以下のケースがほとんどで、分析方法の定量限界の関係上、最終商品での定量分析が非常に難しい場合も多々あります。

プロテオグリカンなどは良い例で、一緒に配合すると定量分析が行えなくなる成分まで存在します。
現在、機能性関与成分でプロテオグリカンが用いられ、受理されているものがありますが、どうやって定量分析を行っているんだろう?と不思議に思うことがあります。含有量は、明らかにHPLCの定量限界を下回っているように思えます。
こういった部分は、目先の利益より、企業コンプライアンスを重要視した方が良いのになぁと心の中で思っていたりします。

機能性表示食品制度は、年々厳しくなってきています!
特に、この機能性関与成分の定性・定量分析の部分。


私は、GC/MSで微量な成分の定量分析を行っていたため、化学分析は比較的特異な分野ですが、それでも難解な定量分析が存在します。
日々、悪戦苦闘しております。

機能性関与成分の定量方法が確立している素材を選択するか、もし確立されていなければ、この部分をクリアにしてからプロジェクトを進めるのが好ましいと思います。

私の論文:グルコサミン塩酸塩でも有効性が

昨日、久しぶりに仲の良い原料メーカーの営業マンと打ち合わせでした。
今回は、そこでの話題から記事を書いてみました。

以前にも、グルコサミン塩酸塩の有効性が否定されたという記事を紹介しました。
そして、個人的な意見として、何らかの有効性はあるとコメントしました。その理由についても、説明です。

まず、最近、グルコサミン塩酸塩の有効性が疑問視され、機能性表示食品でも取り下げ(届出の撤回)が相次いでいます。
まぁ、サントリーのグルコサミンについては、SRではなく最終商品として有効性が確認されているので、取り下げらえれていないですが・・・。こういった部分からも、企業のリスクマネージメントの部分で学ぶべき点があります。

一方、プロテインケミカルさんは、先月18日、論文を4報追加してエビデンスを補強し、新たなレビューで変更届を行われています。

実は、追加された論文の1つが私の論文。
文献5として利用されています。

私の論文では、主の被験食品は鮭鼻軟骨抽出物でしたが、プラセボ以外の対照食品にグルコサミン塩酸塩を用いていました。
論文では、主の鮭鼻軟骨抽出物の有効性ばかりが主張されていましたが、実は、グルコサミン塩酸塩でも(プラセボとの群間で)有意差が示されていたのです。しかも、変化量や変化率に補正せずに、生のスコアで。
ずっと活用されれば良いのになぁと思っておりました。

プロケミさんが私の論文を利用していただいたことを知った時は、正直、嬉しかったです。
この論文は、鮭鼻軟骨抽出物がメインの論文ですが、今後も、上手く活用されていかれればなぁと思っております。

このグルコサミン問題、ぶっちゃけ、最終的にどのような落としどころで決着が付くかは予想ができません。
こういった素材は、有効性が出る場合もあれば、出ない場合もあるものです。実際、薬もそうなんですが、100%効くというものもありませんし、効き過ぎると医薬品に該当し、健康食品では売れなくなるというものです。微妙なポジション・・・。

ちなみに、私の論文については、片足づつを両足のどちらかの条件にしたり、変化量や変化率でも再解析も行っています。より良い結果が出ています。
再解析の結果を再投稿する可能性もあります。
そのための時間が私に無い・・・ってな感じです。
最大限、頑張ろうと思います!

プロテオグリカン蛋白聚糖のヒト臨床試験論文

受理され、発行日が決まったので、告知です。
今月29日、薬理と治療より発行されます。

このヒト臨床試験では、VASによる群間比較での有意差だけでなく、抗炎症で有効性が示されています。

鮭鼻軟骨抽出物としては2本目。両方の試験で有効性が示されています。

また一歩前進です。
これからも前進し続けます!


ECの定期縛りは何故行われるのか?

近年、ECの定期縛りが度々問題になります。昨日も、国民生活センターから報告記事が出ました。

「お試し」のつもりが「定期購入」に!?第2弾-健康食品等のネット通販では、契約内容や解約条件をしっかり確認しましょう-

参考:第1弾の記事
相談急増!「お試し」のつもりが定期購入に!?-低価格等をうたう広告をうのみにせず、契約の内容をきちんと確認しましょう-

さてさて、この定期縛り、いつくらいから、どこが始めたのでしょう?
私の記憶では、健康コーポレーション(現 RIZAP)の豆乳クッキーが走りだと思います。確か最初はかわいく、3ヶ月の縛りだったと記憶しています。
豆乳クッキーの後、エステナードソニック(美顔器)では、タレントブログのステマ戦略を組み合わせて12ヶ月の縛りで大儲けし、会社を大きくしました。

なぜ、この手法が今でも使われ続けるのか?

理由は、簡単です。
消費者を騙して手堅く利益確保が可能だからです。

通常、今の時代、MR=1以上は不可能で、初回の集客コストは、初回の売上でペイすることができません。リピート購入でペイしていくしかありません。
詳しくは、通販方程式の記事
しかし、このリピート購入への引き上り率は、なかなか高めることが難しいのが実際です。消費者も勉強しているので、安く買える初回だけ買おうという心理が働きます。

これまでの通販では、インバウンド時にサンプル購入から定期購入へ引き上げるなど、様々な手法で定期購入へつなげる努力がされてきました。
特に、ドライな販売形態であるネット通販では、その引き上げを苦労してきたというのが実際です。

そこで生み出されたのが問題になっている定期購入縛りの商法です。

初回の購入時、仮に赤字でも、縛られた定期リピート購入で広告費がペイできる。
そして、当然、定期解約を忘れた顧客も出てくるので、そこで利益が出る。
手堅く利益確保が可能なのです。
小さく見えないように、解約できないことを書いておけば、読まなかった消費者が悪いという販売者側の道理です。

まぁ、そういった仕組みを知って、もっと悪い広告関係の業者も現れてきました。
例えば、アフィリエイト広告では、この縛りの部分の売上も加味して、商品価格の100%以上、いや200%300%という成果報酬を求められるようになり始めました。
そして、そういった高い成果報酬のところにしか広告出稿が集まらなくなったという背景がありました。定期縛りをしないと、売れない市場へと変化していきました。
こういった背景が、定期購入縛りを一般的なものにしていきました。

一方で、これだけ、定期縛りの問題が表面化すると、消費者も引っかからなくなりました。
それによって、昨年末から今年、衰退したのはアフィリエイト管理会社。
広告主も儲からなくなり、広告出稿もしなくなったので、アフィリエイト管理会社が商品を作ってECを始めるという現象も起こり始めています。

本当に良い商品を作り
顧客に喜んでもらいながら儲ける


EC市場では、そういった商道徳が欠如し始めているのだと思います。
まぁ今じゃあ売れませんが、だから、原価率10%以下のゴミ商品もたくさん市場に現れました。
ゴミ商品による定期縛りは、騙されたという気持ちだけで、満足という喜びを生みません!

今後も、こういったイタチの追いかけっこが続くと思います。私は、定期での縛り過ぎは逆効果になる時代に突入していくと予測しています。
弊社は、ゴミ商品の製造を断るという選択をしました。
時代の流れは速いです。時代の変化を見据えながら、様々な選択が必要です。的確で、消費者にも優しい選択がされれと思っています。

機能性表示食品制度のリスクと問題点

ここ最近でも、問題が取り正されている機能性表示食品ですが、制度が始まり2年半、リスクや消費者の反応など、いろいろなことが見えてきました。私は、機能性表示食品制度のリスクには、以下の3つがあると思います。

研究開発コストの回収リスク
広告表現による指導
申請取り下げリスク


研究開発コストの回収リスクに関しては、当然のところです。
一方、こういった原料メーカーの研究開発については、回収できるかの以前に、先行投資していかなければいけない当然の必要経費です。
例え、機能性表示食品に対応しなくても、行っていくべき、当然のことです。
近年、そういった投資ができない会社は、原料メーカーでもOMEメーカーでも評価されず、衰退の一途をたどっているのが明確になり始めています。

広告表現による指導は、他の健康食品より、厳しく行われています。
一方、広告費用対効果は?と問われると、想定より良くないです。そのため、販売会社さんは、ギリギリのラインを攻め、指導を受けてしまっているという結果が示されています。
機能性表示食品に関しては、広告費用対効果との狭間で苦しんているというのが現状だと思います。

そして、近年、浮き彫りになってきたリスク。
それは、申請取り下げリスクです。
無理に機能性表示食品にしようとすると、結果、申請を取り下げせざる終えなくなるという状況が出てきています。特に、SRに古い論文を利用した場合、機能性表示食品に対応していないこともあり、トラブルを招くことが多いようです。
これは、しんどいです・・・。

まず、申請を取り下げた時の責任分担と損失補償が問題になってくると思います。
不良在庫の処理や信頼損失補償、いろいろな問題が生じてくると思います。
特に、SRをばらまいている原料メーカーさんなんて、トラブルが起こった際の損失は計り知れないです。今後、そういった申請取り下げのリスクマネージメント管理が重要になってくると予測されます。

まぁ、既存顧客に迫られ、無理に機能性表示食品に対応した背景もあったでしょうから、しんどいだろうなぁと思うだけです。
また、日健栄協が示した2報以上でSRという基準も、今になって考えると、間違えではなかったと言えると思います。

何度も話していますが、基本、SRばらまき型の機能性表示食品は売れないというのが持論。
特に、大手原料メーカーの原料だと、結局、その原料メーカーさんの商品へと顧客が吸われている傾向が強いです。それが結論だと思います。
原料メーカーの原価には敵わないです。特に、原材料のコスト割合が大きい機能性表示食品では、その差が如実に表れます。

機能性表示食品に関しても、決して他力本願になってはいけないのです。
まぁ、大手さんほど、他力本願が強いのですが・・・。

広告費に毎月数千万円かけるなら、その予算の一部でも研究開発費に割いていくべきだと考えています。理想は、SRで機能性表示できるだけの実力がある成分を配合しながら、末端商品でヒト臨床試験を行って機能性表示食品に対応していくことだと思います。
残念ながら、そういった販売会社さんが少ないのも現状です。まぁ、試験を実施しようとしたら、どこかがヒト臨床試験で有意差がでることの責任を負う形になるのでしょうが・・・。

ここ数年で得られた知見を基に、今後も、コツコツと機能性表示食品に対応していければと考えております。
ファイト!!

UMINと機能性表示食品の検索ページを利用した調査と商品戦略

今回は、機能性表示食品関係の調査方法(検索ツール)や文献調査のコツについて、紹介をしたいと思います。

近年、私は、UMINと機能性表示食品の検索ページを利用する機会が増えました。主にヒト臨床試験のプロトコール検討や機能性表示食品の戦略決め、そして、市場調査のためです。

まず、UMINとは、大学病院医療情報ネットワーク。要点をつまんで説明すると、ヒト臨床試験を行う前に登録する情報システムです。機能性表示食品の制度でも、昨年4月に国内で実施されるヒト臨床試験の条件にUMIN登録が加えられています。

>> UMINの検索ページ

ぶっちゃけ、このUMINの検索を用いれば、各社の機能性表示食品の開発状況が見えてきます!
先日も、山芋抽出物の抗疲労に関する試験のプロトコールを検討する情報収集で、某社さんのニンニクの抗疲労に関するヒト臨床試験から機能性表示食品の開発状況が垣間見れました。
これほど的確な市場調査方法はないなぁと感じてます。

初心者の方は、フリーワード検索(自由記載語の欄)で、広く検索されると良いと思います。
検索テクニックとしては、試験簡略名に調べたい素材の名前を入れたり、試験の種類/Study type で介入/Interventionalを選択したり、いろいろあります。

次に、機能性表示食品の検索ページについてですが、検索後、様式Ⅴ:機能性の科学的根拠-2~16のファイルをチェックするようになりました。

>> 機能性表示食品の届出情報検索ページ

各機能性関与成分の健常人での研究状況が的確に確認できます。
文献名もしっかり記載されているので、その文献リストからPubMedに移動して、主要な文献を簡単に集めることができます。
さらに、主要な英文論文は、ご丁寧に概要が翻訳までなされています。英文が苦手な方も、非常に嬉しいはずです。
まぁ、ポイントの部分は、しっかり原文で確認した方が良いですが。

そして、もう少し踏み込んだ調査に進むなら、ここから特許調査へと進んでいきます。

>> 特許情報プラットホーム

企業防衛として、大事なこと。
商品開発や研究開発を行う人間は、特許調査まで行って当たり前です。

こういった調査が重要な時代になってきています。
是非、これらの検索ツールを上手く利用してください!
アクセス数(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

機能性表示食品
>> 届出情報検索
消費者庁のページへ

調査を行うには非常に便利です。


日本抗加齢医学会が監修した書籍です。必ずしも受理されている訳ではないですが、機能性表示の可能性ある素材がデータと共に紹介されています。
Instagram
記事検索
にほんブログ村 通販ブログへ

プロフィール
著書
ヘルシー&ビューティー4
ヘルシー&ビューティー vol.4でプロテオグリカンの記事を書かせていただきました。

レスベラトロールの書籍
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


弊社顧問 吉田先生ブログ
厳選おすすめ書籍

業界人ならびに健康食品関係の企業は携帯必須。東京都のマニュアル最新版。今回は、若干厚い・・・。


神田昌典さんの本で一番好きな一冊。分厚いけど、あっという間に読めちゃう一冊。Kindle版もあり。


記事でも紹介しましたが、広告に関わる方だけでなく商品開発の担当者にも読んでいただきたい一冊。


いつになっても古びない通販のマニュアル本。通販始めるなら、まず読んでもらいたい。


表現を変えるだけで、レスポンスが変わります。健康食品通販では、広告費用対効果が変わってきます。
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
  • ライブドアブログ