支持し続けられる健康食品を目指して!栗山雄司 博士コンサル

長く生き残る商品を生み出すことにひたすら情熱を傾ける博士コンサルトのブログ。販売重視の健康食品OEM製造や原料供給を行っております。レスベラトロール、ジオスゲニン、プラセンタ、アミノ酸、プロテオグリカン&非変性Ⅱ型コラーゲンの商品開発が得意。市場動向や注目原料などを紹介。騙されない健康食品の選び方や格闘オヤジ日記、新宿ランチ紹介も。

マーケット情報や学術情報を集約しながら、会社のフォーミュレーター&博士コンサルとして、勝ち残る商品を生み出すことに情熱を傾けています!商品開発から、お客様の成功を導きます!
持論:販売の成功は商品開発の段階で8割決まる!です。
初めての方へも丁寧かつ細やかなサポートが我社の自慢です!弊社の8割以上のお客様は、 弊社独自の育成メソッドで健康食品の商品化未経験からスタートされています。同時に、クロスセルやアップセル向けと、販売戦略に一歩踏み込んだ提案も行っております。通販に限らず医療機関向けの商品開発も多くの実績があり得意です。

<人気のおすすめ記事>
成熟した健康食品市場で勝つために最も大切なこと
成熟期における適正原価率の変化と設定基準
失敗する商品開発        騙されない健康食品選び方シリーズ

具体的なご相談は >> http://www.a2-pro.com/ の問い合わせから

商品戦略

認知症の予防・改善とサプリメントの可能性

先日、顧問先のクリニックで先生と患者さんの会話。

患者さん:母が認知症で、良い商品はありませんか?
先生:どの程度の症状ですか?
患者さん:もう娘の私がわからないくらいの症状です。
先生:それは辛いですね・・・。(間)

このやり取りを見ていて、今、私は、認知症を予防・改善するためのサプリメントの開発も行っているので、そういった商品の必要性を改めて痛感しました。

先週木曜日は、そのプロジェクトの大学の先生らと打ち合わせでした。
すでにヒト臨床試験は終わっており、良い結果が出ているようです。守秘義務があるので、情報公開はここまで。

厳しく評価すると、ヒト臨床試験で有意差が出ていても、明らかな体感がなければ、意味がないです。
また、機能性表示食品の関係上、健常人での評価になっていますが、実際は、疾患者でもデータがあるべきだと考えています。
むしろ、認知機能のケースは、疾患者でのデータの方が大事なようにも感じられます。

機能性食品素材全般に言えることだと思いますが、必ずしも健常者で有意差を出すことがゴールではありません!
いろいろなケースでデータを積み重ねていくことが重要だと考えています。

機能性表示食品の制度によって、ヒト臨床試験や論文に学術的な意味が薄れつつありますが、この点は、忘れてはいけない点だと思います。

他にも同じケースがあります。
例えば、我々は、鮭鼻軟骨抽出物で膝関節炎の論文を書いていますが、次は、例え症例が少なくても、疾患者バリバリのリュウマチ患者で試験を行ってみたいとも考えています。
認知症のケースも同様、困っている人を助けるという意味では、疾患者で試験を実施した方が社会貢献性があると思います。
まぁ、ぶっちゃけ、日本では評価されにくいかもしれませんが、海外では評価される可能性もあります。

いろいろな視点から、いろいろなビジネスにチャレンジしていければと思っています!
ファイト!!

健康食品事業に新規参入する方々の変化:モラル低・関係性希薄

ここ数年、健康食品事業に新規参入する方々の質が変化しました。

ちょうど、8~12年前(リーマンショックまで)は、大手の食品会社さんや製薬会社さんの参入が多かった時代。撤退された会社さんも少なくないです。同時に、化粧品会社さんが事業の拡大で、健康食品にも手を出し始めた時期でもあります。
そして、震災後、6年前くらいからネットの広告代理店さんや制作会社さんが活発に参入し始めました。一部の広告代理店さんは、今、販売会社へと事業転換されています。また、意外に、エステさんやクリニックさんの参入が活発になった時期でもあります。
2~3年前は、記憶に新しいと思いますが、インバウンドを始めとした中国案件を手掛ける中国系の会社さんがアホみたいに商品を作っていました。
ここ数年は、アフィリエイター会社さんや広告代理店系販売会社からの独立組の方々が多いです。

まぁ、こんな表現しては失礼なのかもしれませんが、
顧客の質が落ちてきてるのがわかります。
市場が成熟度が増してきているから、このような顧客の変化が起こっているんだと思います。

正直、その質の変化に伴い、顧客のモラルの低下も目立つようになってきました。加えて、関係性も求めてこないです。

問い合せは、コピペばかりだったり、状況を把握していない若者に連絡させたり、提案しても何のレスもなかったり、電話で名乗らない(社名を求めるとガチャ切り)、企画泥棒しようとされたりなど、失礼なケースも多いです。

この業界の特徴として、関係性が構築されないと、本当に良い提案はなされないのになぁと思っています。

こういった変化が弊社が集客でセグメント性を重要視するようになった理由でもあります。
社員に無駄な仕事をさせたくないという想いから、ルールを決め、ドライに対応しています。
その成果もあり、ゴミ商品の問い合せは、減りました。
結果、会社の効率性は低くならず、良い顧客だけが集客できています。

ここ数年の参入顧客において、広告規制強化の波を乗り越えることができるのは、ほんの一部の会社さんだけであり、全体の1割にも満たないと考えています。

かつ、独自性のある原料レベルからの商品開発が求められ、多少のリスクも負っていく必要があると考えています。
時には、数千万円かけてヒト臨床試験を実施していく覚悟も必要だと思います。例えば、電波媒体で勝負していこうと考えているなら。

ぶっちゃけ、この健康食品業界は、コピー商品の作り合いです。頑張って市場を創造しても、後発組に市場を食われていきます。
そうされない商品戦略が今後最大のテーマだと考えています。

正直、参入障壁も上がっているのは間違えないです。

そういった理由もあり、海外の展示会にも新原料を探しに行っていたりします。
弊社が責任を持って国内流通させようとする原料以外にも、場合によっては、顧客の留め型として仕入れる可能性のある原料もラインナップできるようにしています。
まぁ、なかなか面白い原料も無くなってきていますけどね・・・。

私も、日々、こんな努力の繰り返しを続けている訳です。
努力の積み重ねが大事だと思います。
まぁ、最近の顧客に一番欠けている部分かなぁ・・・。

プエラリア・ミリフィカの安全性と上限量

プエラリア・ミリフィカの安全性データを調べると、エキスではなく粉砕末原料で100mg(6ヶ月間の摂取)での文献が検索されてきます。

過去、某原料メーカーさんから、プエラリア・ミリフィカの配合量を上限100mgをとして欲しいという連絡を受けていました。
おそらく、この文献の安全性データが100mgまでしかなかったためだったんでしょう。

国民生活センターなどは、どのように対応するかわかりませんが、粉砕末100mgという摂取上限量は、参考の1つになりそうです。
また、原料メーカーさんは、摂取上限量の設定/推奨を行っていたかもポイントになってくるでしょう。
まぁ、市場には、300mg以上の原料が配合された商品も存在しますから・・・。これらをひとくくりにするのも乱暴かも・・・。

我々も、過去、プエラリア・ミリフィカ300mgを配合された商品をターゲット商品として330mgの商品の製造を依頼されたこともあります。
今考えると、依頼を受けなくて良かったなぁと改めて思います。
やっぱり、こういったケース、どうしても製造する側にも責任が生じてきます。

プエラリア・ミリフィカの代替原料の相談多し

先日、プエラリア・ミリフィカの健康被害の報道があって以来、市場では、プエラリア商品の設計見直しが進められつつあるようです。
まぁ、人気商品だった訳ですから、急に終売する訳にいかず、リニューアルという手で対応を行う会社さんが多いようです。
お陰で、馴染みの受託加工会社や問屋さんの営業マンからの相談が多い・・・。

ちなみに、かなりの販売者さん原料メーカーさんのところへ保健所から連絡が入っているようです。行政の対応が想像以上に高く、結構、大事になっているようです。

弊社の方では、以前から推奨していた以下の2原料の安全な組み合わせを紹介しております。

プエラリア・ロバータ(花)抽出物(野葛イソフラボン)
ワイルドヤム抽出物(ジオスゲニン)

葛花抽出物と山芋抽出物は、上記なような原材料表記も可能です。
まぁ、現段階でプエラリア・ミリフィカを配合するかは企業判断でしょうね。

野葛イソフラボンは、女性ホルモン様作用が無いけど、肝機能ケアから由来する美容効果も期待できるので、悪くないでしょう。

ジオスゲニンは、様々なホルモンの前駆体ですし、プエラリンのように直接的な女性ホルモン作用はなく、性ホルモンが不足していないと性ホルモンに転換されないようなので安全です。
加えて、自然薯換算の量のクリエイティブも活用できる。

まぁ、どちらもバストアップせんでしょうが、どちらも元気になる♪

あと、カツオエラスチンを利用すのも一手かな・・・。

最後に、今後についてですが・・・
大豆イソフラボンで上限量が設けられている訳ですから、プエラリンで上限量が設けられてもおかしくないです。
ただし、プエラリンの上限量の根拠となるデータをどうするかだと思います。
また、プエラリア・ミリフィカは、プエラリン以外のイソフラボンも含んでいるようなので、そこもどうするかです。原料によっては、イソフラボン組成も異なってくるでしょう。
最悪、食薬区分の医薬品に指定されるでしょう。葛根(プエラリア・ロバータ種の根)が医薬品ですから、ミリフィカ種の根も医薬品区分になっても、不思議ではないです。

弊社でも、女性ホルモン様作用が極めて低い、カッカライドを中心とする野葛イソフラボンでも、80mg以上摂取しないような上限量を推奨しています。でも、正直、その根拠となるデータは、出せないです。
まずは、各原料メーカーさんからの見解を待つしかないのでしょう。

各社さんの対応があると思います。
先手を打たれるのも一手だと思います。

山芋ジオスゲニンの自然薯換算&ジオスゲニン分布

弊社の山芋抽出物は、自然薯換算のクリエイティブ表現が可能です。意外に知られているようで知られていなかったので、改めて紹介です。

自然薯や長芋中に含まれているジオスゲニン量の報告は、以下のような数字で存在します。

100g中のジオスゲニン含有量
  自然薯   ナガイモ
  2.3mg   4.1mg


したがって、弊社の山芋抽出物(ジオパワー15)の推奨摂取量を165mg(ジオスゲニンとして25mg)は、自然薯 約1kg分に換算されます。
量のクリエイティブは鉄板!

ちなみに、通常、1回で食される山芋の量は、100~200gのようなので、麦とろご飯●杯分の自然薯を○粒に配合などと表現するのも1手です。

自然薯 約1kg分のジオスゲニン & ゴマ約1200粒分のセサミン・・・などというクリエイティブも多く利用されています。あと、もちろん、赤ワイングラス 約100杯分のレスベラトロールも♪

弊社から、文献添付で、換算表なども出させていただいており、弊社の原料を活用いただければ、自然薯換算でのクリエイティブを利用できます。

ちなみに、弊社でも、大和芋や長芋を生芋・乾燥粉末でジオスゲニンの分析を実施した経験があります。結果、検出されずでした・・・。
文献を読み漁っていくと、山芋中にはジオスゲニンが均一に分布しておらず、各芋で分布の仕方が異なるようです。例えば、先っちょにしか分布しないなど。
面白いものです。

この原料は、推奨摂取量で配合しても大きなコストにもなりにくく、生姜・胡麻(セサミン)・マカ・にんにくなど土臭い素材と相性が良く、元気(粘るような持続力)になるというイメージが強いので、様々な滋養強壮サプリメントに配合され始めています。
ハイクオリティ認証も取得されているので、大手さんの採用も増えている原料。

まぁ、今、滋養強壮サプリメントは数のクリエイティブのものばかりなので、数のクリエイティブがダメになれば、もっと活躍してくれるのでしょうけどね・・・。

また、近年の傾向ととして、滋養強壮・DHEA代替・認知症対策以外にも、HMBカルシウムと一緒にマッスル系ダイエットサプリに配合されるようにもなりました。
ありがたいことです。

この原料はお客様から「何気に無かった原料」とコメントされます。そして、弊社のオンリーワン原料でもあります。
yamaimo-patent
製法特許に加え、追加の特許も取得していこうと動いています。
ヒト臨床試験も行いたいなぁ。でも、プロトコールが難しいんだよなぁ。
頑張らなきゃ!!

アンチエイジング乳酸菌H61株の原料

以前より使いたくてもなかなか使えなかった乳酸菌が利用できるようになりました♪ 嬉しい!
某原料メーカーさんが取り扱いを開始されたおかげです。ヒト臨床試験データもあり、機能性表示食品化の可能性も秘めている。そして、死菌なので使いやすい。

さて、論文は、ある程度、集めた。
あとは、どう売っていくかだ!
ここからが重要。

アンチエイジング乳酸菌というクリエイティブでは、本質は伝わるのですが、販売には適していないです。
関連法規もパスしてキャッチーでフックとなるクリエイティブを創造することが課題です。
結局、新規原料は、この壁を如何に突破するかが重要となります。

また、体感が出やすい組み合わせも考えないと!
やっぱり、単味だと面白みに欠ける。
この乳酸菌の特徴を活かすような組み合わせが必要だと思います。

イメージ素材の主材の力を借りて、副材として利用するのも一手だと思います。

ベタに考えると、私なら、肌保湿のデータがあるプレ・ヒアルロン酸;アセチルグルコサミンと合わせて、甘く美味しく作っても良いと考えています。

できれば、この原料は、弊社の汎用原料にしたい!
頑張って提案しないと!

野葛(葛花)は日本より中国・台湾の方が売れる!?

先日、ずっと不思議に思っていたことが思いがけず某商談で解決しました。

なぜか、葛花とも呼ばれる野葛(花)抽出物が中国・台湾向けへの出荷量が増えている!
ずっと、不思議に思っていました。
今、原料の出荷量は、日本と台湾が同じくらいにまでになっており、想定外のこの出来事をびっくりしていました。

理由は、葛花(プエラリアロバータ)がエビデンスのあるアルコールケア素材として評価されているのでしょう。
意外に日本では知られていないのですが、中国や台湾で解酒(アルコールケア)と言えば、ウコンでなく葛花解醒湯; 葛花というのが定着しているのです。

ん~、熊本大学での葛花の研究は、動物試験ではありますが、かなり評価されているようです。
酒毒を消す機能性関与成分がカッカライドであり、葛花サポニンと合わせて使うと効果が上がる点まで発見なされた功績は大きいです。

葛花は、日本でも、水戸黄門が愛したことで知られており、古来から酒毒を解す生薬として利用されてきたのですが、近年、ウコンやオルニチンにその座を奪われてしまいました・・・。
しかし、中国では、そういった別の素材の進出はなく、未だ、解酒茶として野葛茶は飲まれています。商品もたくさんあるようです。
葛花:解酒茶

また、中国や台湾では、ウコン(ターメリック)は医薬品であり、着色料でしか利用できないようです。
そして、オルニチンのようなアミノ酸も中国では医薬品。
おそらく、葛花は、お茶でも存在し、食経験も長いので、医薬品に該当しないのかもです。
こういった背景も大きく影響しているようです。

正規輸出するなら、顆粒なのかな・・・。
あと、スムーズに輸出する場合、表示名にノウハウがありそうな感じがします。

視点を変えると、こんなチャンスが転がっているものです!
さぁ、今後、ドンドン攻めていかないと!

弊社OEMで錠剤とハードカプセルが多い理由:素材の適正剤形

各OEM会社さんでは、得意な剤形というものが存在します。
例えば、大手のカプセル会社さんであれば、ソフトカプセルが得意だとか、いろいろあります。

弊社は、タイトルの通り、錠剤とハードカプセルが多いです。
ざっくり、錠剤35%、ハードカプセル35%、顆粒20%、ソフトカプセル5%、ゼリー・ドリンク10%という構成です。
こういった構成になるのは、おそらく、以下の理由でしょう。

・商品化までのスピード
・試作費
・コスト
・弊社の原料特性


弊社の顧客の多くは、中小企業が中心で、問い合わせから平均1.5~2ヶ月で商品化をなされています。
試作と本発注が同時だったりなど、かなりギリギリのスケジュールです。そのスケジュールで進める場合、どうしても、乾燥工程に時間がかかるソフトカプセルという選択肢がなくなってきます。
まぁ、ソフトカプセルは、試作費が高いから選択されないケースも多いです。
そういった顧客とのやり取りが多いので、弊社では、メイン素材がオイルでない限り、ソフトカプセルでの提案することもないです。

ちなみに、ハードカプセル比率が高い会社は珍しいと思います。昔に比べると、消費者がハードカプセルを嫌うという市場特性も薄れておりますし、弊社はクリニックなどの医療系ルートが多いのも一因でしょう。

また、弊社が原料メーカーであり、自社原料を配合して高コスパに仕上げる提案を行っているのも錠剤やハードカプセルが選択される理由だと思われます。

●自社原料
赤ワインエキス末→すべて
山芋抽出物→錠剤>ハード>ソフト(極稀)
葛花抽出物→すべて
鮭鼻軟骨抽出物→ハード>錠剤 ソフト×
アセチルグルコサミン→錠剤>顆粒・ドリンク・ゼリー
レモン葉酸→錠剤>ハード ※添加物フリー仕様

●得意な原料(協力会社の原料)
プラセンタ→ハード>ドリンク>ソフト・錠剤
アミノ酸→顆粒

例えば、山芋抽出物は、セサミン・生姜・ウコンなど、土臭い素材と合わせて食品添加物フリー設計で錠剤加工されることが多いですし、鮭鼻軟骨抽出物は、加水分解するのでソフトカプセルがNGだったりします。
基本、生菌の素材や生が特徴な素材は、熱がかけれないので、熱がかかりにくいハードカプセルが多くなったりもします。

赤ワインエキス末などは、ブドウのイメージでソフトカプセルのイメージも強いのですが、粉体ですので、配合量勝負になると錠剤もしくはハードカプセルになります。
レスベラトロールと、メディカル色も強い素材だったりもするので、経験上、意外にハードカプセルが多いです。

ちなみに、弊社がプラセンタでハードカプセルが多いのは、特別なカプセルを利用することを提案するからです。プラセンタは、吸湿性があるので、通常のハードカプセルでは、内容物が固結したりします。この特別なカプセルは、固結する可能性も低く、商品の差別化ポイントにもなります。
あと、プラセンタ原料でも、重いものと軽いもの・吸湿が激しいもの激しくないものがあり、適正剤形が異なります。
これが弊社のノウハウだったりもします。

弊社の場合、こういった特徴ですが、以下のように適正剤形というものがあるので、得意な剤形から特異な商材の特徴も決まってくるのもOEMの特徴です。

グルコサミン塩酸塩→錠剤
ローヤルゼリー→糖衣錠
コラーゲン→顆粒
ブルーベリー→ソフトカプセル
ルテイン→ソフトカプセル
魚油(DHA、EPA)→ソフトカプセル
プラセンタ→ソフトカプセル・ドリンク
カルシウム→錠剤・ハードカプセル

近年、ブルーベリーなどは、アントシアニジンの安定のため、新規採用される剤形がソフトカプセルからハードカプセルにシフトする傾向も強まっています。
また、中国向けの商材は、正規輸出できないソフトカプセルが好まれます。基本、中国向け健康食品ビジネスが正規輸出でしか成り立たなくなっている現状、どうしても顆粒の比率が高まります。
こういった剤形の業界比率は、市場の変化や動向でも変化するのです。

ちなみに、カルシウムは、ソフトカプセルに向いていません。また、焼成されているカルシウム素材は、ハードカプセルに適してません。また、強アルカリでもあるので、錠剤加工するにしても厄介です。未焼成の炭酸塩の方が使用しやすい。
OEMとは、こういったノウハウの上で適正剤形が提案されています。重要なソフト面です。我々も、こういったノウハウの積み重ねで、より良い提案を行っていければと思います。

米国のようにプロテインもナチュラル志向に

以前も、プロテインの案件が多いとお話ししましたが、近年、タイトルの通り、プロテインもナチュラル志向化し始めています。

まず、合成甘味料フリーの指定が増えています。

それは、某大手ボディービルジムの商品がラカンカ抽出物を利用して合成甘味料フリーで展開しているのも一因です。

また、アメリカの展示会に行くと、近年、オーガニックのプロテインが非常に増えています。プロテインまでもナチュラル志向に・・・。
その流れも影響しているのでしょう。

ちなみに、オーガニックプロテインの粗原料は、大豆・エンドウ豆・キヌア由来のプロテインが多いです。たぶん、ライスは、コスト面で現実味がないのかもしれないです。アレルゲンがなく、良いんですけどね・・・。

私個人も、合成甘味料を避けているので、この合成甘味料フリーの流れは、正しいと思います。
(合成甘味料は、不妊や認知症の一因と考えている。)
一方、砂糖より低コストで仕上げれる合成甘味料に比べると、ステビア抽出物やラカンカ抽出物は高価です。どうしてもコストアップします。

ステビア抽出物やラカンカ抽出物でも、甘さの質が異なるため、両方使用した方が美味しく仕上がります。
ステビアは、スッキリした甘さであり、後引く甘さがなく満足感が低いです。
ラカンカは、逆に後引く甘さで、満足感があります。ちなみに、価格はステビアの3倍以上。プロテインの場合、ラカンカがやや多めの方が美味しく仕上がるようです。

そして、このステビア抽出物とラカンカ抽出物が難しい点、それは、原料によって全く味が異なる点。特に、ラカンカ抽出物は、極端で、渋いものは酷い・・・。
これらの原料選びにも美味しく作るノウハウがあったりします。
まぁ、この2素材については、また別の機会に詳しく解説いたします。

いずれにしても、高コスパの大手企業のプロテインに対抗するには、合成甘味料フリーなどの差別化が不可欠です。
そういった隙間しかない・・・。
それ以外の差別化原料も重要です。マイブームは、ドーピングに引っかからない天然ステロイド素材です。パフォーマンスアップで体感があるようです。

弊社に問い合わせが来るプロテインの案件は、トレーナーさんやボディービルダーさんが多く、小ロットを望まれているケースがほどんどです。価格も大事ですが、それぞれのこだわりが商品に反映されます。
私も嫌いな分野でないので、一緒にたくさん良い商品を作っていければと思っております。

HMB-Ca市場の現状から見える適切な広告戦略と商品戦略

インターネット上の広告だけを見ていると、現状、HMB-Caの市場は、非常に盛り上がっています。
同時に、安価なHMB-Ca原料は欠品状態です。次は、9月の入荷らしい。

こういった局面、インターネット広告の特性上、一気に何品もの商品が投入されると、競争の原理で広告費は吊り上がります。
広告費用対効果が合わなくなってきます。
儲かるのは、広告サイドだけ。

したがって、遅れて商品を作っても、よほど差別化ポイントが明確になっていない限り、今夏、市場に食い込んでいくことは難しいです。

このブログでHMBを取り上げたのが1月17日。この頃だったら、まだ間に合ったかも。
弊社で、安価なHMB-Ca原料を使って試作を行って仕上がってきたのは、2月16日。すぐ商品化し、安価な原料を抑えれば、何とかなったかも。

そして、おそらく今後、市場は、急に成熟し始めます!
インターネット上で価格競争も始まり、同時に、量販店でも商品が出回ります。
最終的には、育ってきた市場が量販店の商品に食われて終わりです。

添加物系の原料の商品特性です。
弊社が添加物原料に手を付けない理由でもあります。

今後、HMBの市場に参入されるのであれば、広告費が落ち始め、広告費用対効果が回復し始めた頃に、差別化ポイントが明確な商品を投入するのが商品戦略として得策です。

まぁ、普通のOEM会社さんであれば、今、市場が盛り上がているのでHMBの商品化を顧客に焚きつけるのでしょうが、私は、そうしません。
むしろ、今は商品化しない方が良いと助言するでしょう。
最終的に、顧客が失敗するからです。
OEM事業は、信用と、顧客が成功してナンボの商売ですから・・・。一時的な売上より、顧客の成功からもたらされる将来の売上が大事だと思います。
特に、ソフトを大事にする弊社としては、信用問題につながるので、下手な提案はできません。

ソフトが強い弊社のハードは原材料(弊社が選ばれる理由)

ありがたいことに、これだけ大手の受託加工会社さんがし烈な争いを行っている中、弊社のようなOEM会社を選んでくれるお客様が絶えないです。
先週は多くて、10件くらいの問い合せがありました。まぁ、確率的には、そのうち1~2件が成約すれば上出来。

そんな状況が続き、相変わらず、毎月のように新商品を世に送り出しています。
おそらく、社員一人当たりの新商品発売数は、なかなか大手受託加工会社さんでも勝てないでしょう。ただし、小さな案件が多いので、社員一人当たりの売上では全く敵わないと思いますが・・・。

宣伝ぽくなっちゃいますが、改めて、どうして弊社のような会社を選んでくださるのかを考えてみました。

まず、まぁ、ソフト面は、自信があります!
年々良くなっている。

何と言っても、販路やニーズ・シュチュエーションにマッチした商品設計を作ることは、弊社の強みでもあります。販路によるクリエイティブ表現可能量を意識して原料選定しています。
私の場合、加えて、クロスセル・アップセルのような商品ポジションによっても商品設計を変化させています。
それがノウハウです。

また、原料クリエイティブをこだわる場合、原料メーカーのノウハウで、最適切な原料選定を行うことも強みだと思います。そりゃ、仕入れ先でもあると共に、同時に競合でもある原料メーカーさんのことは、よく調査しており、いろいろな意味でよく知っていますからねぇ・・・。
どこの会社の原料が安心安全で、安定供給してくれ、リーズナブルかを。

場合によっては、協力関係になっていて、安く原料を分けてもらっているケースも多々あります。というか、安く原料を分けてくれる会社さんの原料は、顧客にもコストメリットが生じやすいため、優先的に利用するようにしています。困った時に助け合え、お互いに持ちつ持たれつの関係を作っている原料メーカーさんを作っておくことは、大事なことだったりもします。

次に、ハード面ですが・・・
弊社は、関連会社にGMP会社を持てど、所詮ファブレスのOEM会社です。設備を持たないので、3万以上の大きなロットになった場合、コストでトコトン戦っていくことは不可能です。

一方、コストでも十分に戦っていけるケースがあります。それは、弊社の自社原料割合が高いケースです。どこもそうだと思いますが、原料メーカーOEMの特徴です。
したがって、弊社のハードは自社の原材料なのだと考えています。

裏の話になってしまうのかもしれませんが、実際、大手受託加工会社さんの上位の一部は、陰で大口向け原料事業(OEMとセット)も行われていたりもします。
さらに、近年は、原料の二次加工サービスも強化されているので、一定以上の物量が動かせないと可能にならないビジネス展開をなされているなぁと思っております。

やっぱり、どのポジションでも、原料を制しないと、健康食品事業は成功できないのだと思います。
成功している販売会社さんの陰には、優れた原料調達会社が隠れていることも多々ありますからね・・・。

弊社のハードは、設備などではありません。
だから、コストだけだったり、大手受託会社を選択される会社希望や与信で受託加工先を決めていらっしゃる会社さんだと、弊社を選ばないでしょう。だけど、初めてのOEMで、細かく指導してもらいながら、一緒に商品作りを行ってもらいたい会社さんは、弊社を選びます。
また、ゴミ商品のような加工賃割合の高い商材は得意ではなく、いや、必ずダメになるゴミ商品を作ることを望まない方針で運営している弊社には適していないです。弊社は、商品力が高い商品ほど、成約率・リピート受注率が高いです。
こういった特性もよく理解した上で、弊社を選んできただければなぁと思っております。

プロテインの参入障壁を分析する!選ぶならホエイ?ソイ?

ジムサプリのニーズの高まりと共に、プロテインの問い合せも増えています。
以前にも述べましたが、このプロテインの市場は、非常に攻略が難しいの一言。以下のような状況があります。

・ジム顧客のサービス商品として作られているケースも多い
 →高原価・低粗利の市場
・ホエイプロテインは大手乳業メーカー(ザバスなど)には敵わない。
・伸びているのは女性市場であり、意外にプロテインは好まれない。


ぶっちゃけ、原料戦略上、プロテインは、ホエイより、まだソイ(大豆)の方が隙間があります。ただし、若干苦みがあるので、美味しく作らないといけないです。
まぁ、基本、女性のジムサプリのニーズが高まっているだけなので、筋肉を付けるゴリマッチョ系のホエイより細マッチョを演出するソイ(大豆)プロテインの方を選択すべきなのでちょうど良いです。

そもそも、この市場、プロテインで良いのか?という問題も生じます。

ぶっちゃけ、プロテインを飲んでまで鍛える女性は、そんなに多くないです。

今、盛り上がっている女性向けジムビジネスは、流動性が激しいです。1ヶ月の壁と3ヶ月の壁があり、多くの女性がそこで離脱します。長続きしないです。
まぁ、女性は、ファッションで始める方も多いのが現状。
トレーニング頻度も低いので、1ヶ月分でなく10日分・14日分で十分。そして、がさ入れでなく分包が望ましいです。

筋肉系ニーズではなく、痩せたい人には、ソイ(大豆)の置き換え型プロテインが理想です。
だだし、ジム色や女性色を強めた設計が良いです。
そこに設計のノウハウがあります。

あと、市場としては、合成甘味料フリーが好まれる市場へと変化しています。ゴールドジムさんも、合成甘味料フリー。
その場合、ステビアと羅漢果を使わなければならないのですが、砂糖より安いアスパルテーム・アセスルファムK・スクラロースが使えないと、どうしてもコストアップします。
コストアップしても、ナチュラル志向のプロテインを作るなど、トコトン隙間を狙うしかないんでしょうね。

個人的見解ですが、合成甘味料フリーのアミノサプリ(BCAA系)は、意外に存在していないから隙間があります。ムサシでニーズがあるように、味付けのないアミノサプリというものも、意外にニーズがあります。

そういったところを狙っていけば良いのになぁと思っております。でも、どうしても、男性目線でホエイプロテインを作ろうとされるのが現状です。
対応するのが私なら、止めた方が良いと言って終わりです・・・。
アクセス数(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

機能性表示食品
>> 届出情報検索
消費者庁のページへ

調査を行うには非常に便利です。


日本抗加齢医学会が監修した書籍です。必ずしも受理されている訳ではないですが、機能性表示の可能性ある素材がデータと共に紹介されています。
にほんブログ村 通販ブログへ

プロフィール
記事検索
著書
レスベラトロールの書籍
順天堂大学の吉田先生と書かせていただいた書籍です。赤ワインのアンチエイジング成分について、一般の方でもわかりやすく書かれています。赤ワインを使った料理レシピが紹介されていたり、普通に読んで楽しい内容になっています。書籍の帯は、たかの友梨さんです。


弊社顧問 吉田先生ブログ
厳選おすすめ書籍

業界人ならびに健康食品関係の企業は携帯必須。東京都のマニュアル最新版。今回は、若干厚い・・・。


神田昌典さんの本で一番好きな一冊。分厚いけど、あっという間に読めちゃう一冊。Kindle版もあり。


記事でも紹介しましたが、広告に関わる方だけでなく商品開発の担当者にも読んでいただきたい一冊。


いつになっても古びない通販のマニュアル本。通販始めるなら、まず読んでもらいたい。


表現を変えるだけで、レスポンスが変わります。健康食品通販では、広告費用対効果が変わってきます。
  • ライブドアブログ