以前、オートファジーを増強する成分を紹介したところ、非常に好評でした。
その続編です。
その他のオートファジーを状況するサプリメント成分について、調査を行ってみたら、以下のようなものがございました。
1. 緑茶EGCG
エピガロカテキンガレート:EGCGは、マウスを用いた実験で、オートファージ―の増強が確認されています。
Epigallocatechin-3-gallate (EGCG), a green tea polyphenol, stimulates hepatic autophagy and lipid clearance. PLoS One. 2014;9(1):e87161.
2. ショウガオール
乾姜などに多く含まれるショウガオールは、試験管試験でオートファージ―の増強が確認されています。ジンゲロールでなく、ショウガオールなのは、面白いところです。
6-Shogaol, an active constituent of dietary ginger, induces autophagy by inhibiting the AKT/mTOR pathway in human non-small cell lung cancer A549 cells. J Agric Food Chem. 2009;57(20):9809-16.
3. クルクミン(ウコン)
クルクミンは、試験管試験でクルクミンでAMPKが活性化してオートファジーも増えたという試験管試験での報告。
レスベラトロールの報告でも思ったのですが、サーチュインもオートファジーも、AMPKとも密接な関係があるようです。
Curcumin induces autophagy via activating the AMPK signaling pathway in lung adenocarcinoma cells. J Pharmacol Sci. 2013;123(2):102-9.
ちなみに、レスベラトロールのオートファジー研究を調べてみると、近年、非常に増えているようです。やはり、AMPKが絡んでいるようです。
また、アポトーシスとも関係しており、レスベラトロールの抗がん作用との関係の研究も進んでいるようです。
Resveratrol improves neurological outcome and neuroinflammation following spinal cord injury through enhancing autophagy involving the AMPK/mTOR pathway. Mol Med Rep. 2018;18(2):2237-2244.
Resveratrol induces autophagy-dependent apoptosis in HL-60 cells. BMC Cancer. 2018;18(1):581.
4. 胡麻セサミン
やっぱりありました。セサミンも、オートファジーを活性化させるようです。こちらも、アポトーシスの研究とセットで行われています。
Sesamin induces ER stress-mediated apoptosis and activates autophagy in cervical cancer cells. Life Sci. 2018;200:87-93.
ちなみに、オートファジーは、絶食の時間が8時間を過ぎたあたりから活発になり始め、12〜16時間を過ぎたあたりで最も活発化するようです。
また、睡眠も大事なようです。
以前に紹介したリコード法(認知症予防法)と、完全に一致しています。リコード法は、オートファジーを活性化し、アミロイドβなどの代謝を高めるような方法なのでしょうね。
ということは、リコード法のサプリは、オートファジー系の成分になるのでしょうね。
この流れを見ていると、次は、オートファジー系サプリが注目されていくのかな?
と思っちゃいます。
期待しつつ、先手を打っていきたいと思います。
その続編です。
その他のオートファジーを状況するサプリメント成分について、調査を行ってみたら、以下のようなものがございました。
1. 緑茶EGCG
エピガロカテキンガレート:EGCGは、マウスを用いた実験で、オートファージ―の増強が確認されています。
Epigallocatechin-3-gallate (EGCG), a green tea polyphenol, stimulates hepatic autophagy and lipid clearance. PLoS One. 2014;9(1):e87161.
2. ショウガオール
乾姜などに多く含まれるショウガオールは、試験管試験でオートファージ―の増強が確認されています。ジンゲロールでなく、ショウガオールなのは、面白いところです。
6-Shogaol, an active constituent of dietary ginger, induces autophagy by inhibiting the AKT/mTOR pathway in human non-small cell lung cancer A549 cells. J Agric Food Chem. 2009;57(20):9809-16.
3. クルクミン(ウコン)
クルクミンは、試験管試験でクルクミンでAMPKが活性化してオートファジーも増えたという試験管試験での報告。
レスベラトロールの報告でも思ったのですが、サーチュインもオートファジーも、AMPKとも密接な関係があるようです。
Curcumin induces autophagy via activating the AMPK signaling pathway in lung adenocarcinoma cells. J Pharmacol Sci. 2013;123(2):102-9.
ちなみに、レスベラトロールのオートファジー研究を調べてみると、近年、非常に増えているようです。やはり、AMPKが絡んでいるようです。
また、アポトーシスとも関係しており、レスベラトロールの抗がん作用との関係の研究も進んでいるようです。
Resveratrol improves neurological outcome and neuroinflammation following spinal cord injury through enhancing autophagy involving the AMPK/mTOR pathway. Mol Med Rep. 2018;18(2):2237-2244.
Resveratrol induces autophagy-dependent apoptosis in HL-60 cells. BMC Cancer. 2018;18(1):581.
4. 胡麻セサミン
やっぱりありました。セサミンも、オートファジーを活性化させるようです。こちらも、アポトーシスの研究とセットで行われています。
Sesamin induces ER stress-mediated apoptosis and activates autophagy in cervical cancer cells. Life Sci. 2018;200:87-93.
ちなみに、オートファジーは、絶食の時間が8時間を過ぎたあたりから活発になり始め、12〜16時間を過ぎたあたりで最も活発化するようです。
また、睡眠も大事なようです。
以前に紹介したリコード法(認知症予防法)と、完全に一致しています。リコード法は、オートファジーを活性化し、アミロイドβなどの代謝を高めるような方法なのでしょうね。
ということは、リコード法のサプリは、オートファジー系の成分になるのでしょうね。
この流れを見ていると、次は、オートファジー系サプリが注目されていくのかな?
と思っちゃいます。
期待しつつ、先手を打っていきたいと思います。
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