レスベラトロールの市場は、現在、やや成長しているものの、その成長は、正直、やや停滞感があります。
採用されている商品は、増えているだろう。
多くが、量のクリエイティブを謳うための副材としてである。
弊社の原料は、ヒト臨床試験も行われているのに、もったいない・・・。
近年、低用量での摂取でないと直接的にサーチュイン遺伝子が活性化しないこともわかってきているので、チャンスなんですけどね・・・。
レスベラトロールの市場を伸ばすには、2つの選択肢があると思います。
1. 主材としての新たな剤形での展開
2. 副材としての新たな切り口での展開
前者に関しては、我々も試行錯誤しています。
近年は、赤ワインエキスを用いたレスベラトロール商品は、錠剤やカプセル形状の場合、どうしてもコスト合戦になってしまい、大手さんが有利です。
そのため、新たな剤形での展開が求められているのです。
我々にも、用途開発が求められます。
そこで我々が着目しているのは、一般食品に近い形態の美味しく続けやすい剤形です。
いろいろ、試行錯誤しています。
それには、理由があります。
最も継続的に売れ続けている商品の1つに、大瓶ドリンクの商品が存在するためです。
サプリメント形状が苦手な方に支持されているのだろう。
そういった商品がもっとあっても良いと思います。
ベースとなる試作品は、できていますが、もっと良い設計にも調整可能なのでは?とも考えております。これからも、試行錯誤が続きます。
次に、後者の副材の方ですが・・・
レスベラトロール(8mg/日)で肌老化のデータも示されている訳ですから、もう少し美容路線を強めた売り方が良いのでは?と考えております。
引用文献:Buonocore D, Lazzeretti A, Tocabens P, Nobile V, Cestone E, Santin G, Bottone MG, Marzatico F. Resveratrol-procyanidin blend: nutraceutical and antiaging efficacy evaluated in a placebocontrolled, double-blind study. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2012;5:159-65.
もしくは、機能性表示食品(末端商品でのヒト臨床試験)の1素材として活用するのも一手だと考えております。
わかさ生活さんがリンゴンベリーエキス末のレスベラトロール12mgで試験を行われましたが、残念ながら、群間での有意差まで示されませんでした。
個人的な見解ですが、Buonocoreら(2012年)の報告と異なり、ポリフェノール(プロシアニジン)量も少なかったのが影響しているものと考えられます。また、被験者はシニアに限定した方がよかったのでは?とも感じています。
引用文献:浅野智哉、小林沙織、坂野克久、海老原淑子:二重盲検ランダム化比較試験によるレスベラトロール経口摂取の肌改善効果、医学と薬学 2015; 72(7):1261-1273.
弊社の赤ワインエキスでも、肌老化のヒト臨床試験も実施していきたいのですが、本当に有意差が出るのか? また、試験は単味で良いのか?という点で、躊躇している部分があります。
サーチュイン遺伝子活性に関しても、被験者のバックグラウンドの方が大きく影響するような感じがします。
肥満の被験者でしか良い結果が示されておらず、健常人で有意差をつけるのは難しいのでは?とも感じています。
適度に運動して、規則正しい食生活をしていれば、若さは保たれる!
ということなんでしょう。
健康食品・サプリメントのポジショニングをどこに置くかが難しいところだと思います。
まぁ、何れにしても、
市場を伸ばすには、新たな研究は不可欠です!
ん~、でも、次は、研究助成金を活用しながらとも考えていますので、新たなパートナーも探していかなければなぁとも思っています。
コツコツ努力するしかないんでしょうね!
採用されている商品は、増えているだろう。
多くが、量のクリエイティブを謳うための副材としてである。
弊社の原料は、ヒト臨床試験も行われているのに、もったいない・・・。
近年、低用量での摂取でないと直接的にサーチュイン遺伝子が活性化しないこともわかってきているので、チャンスなんですけどね・・・。
レスベラトロールの市場を伸ばすには、2つの選択肢があると思います。
1. 主材としての新たな剤形での展開
2. 副材としての新たな切り口での展開
前者に関しては、我々も試行錯誤しています。
近年は、赤ワインエキスを用いたレスベラトロール商品は、錠剤やカプセル形状の場合、どうしてもコスト合戦になってしまい、大手さんが有利です。
そのため、新たな剤形での展開が求められているのです。
我々にも、用途開発が求められます。
そこで我々が着目しているのは、一般食品に近い形態の美味しく続けやすい剤形です。
いろいろ、試行錯誤しています。
それには、理由があります。
最も継続的に売れ続けている商品の1つに、大瓶ドリンクの商品が存在するためです。
サプリメント形状が苦手な方に支持されているのだろう。
そういった商品がもっとあっても良いと思います。
ベースとなる試作品は、できていますが、もっと良い設計にも調整可能なのでは?とも考えております。これからも、試行錯誤が続きます。
次に、後者の副材の方ですが・・・
レスベラトロール(8mg/日)で肌老化のデータも示されている訳ですから、もう少し美容路線を強めた売り方が良いのでは?と考えております。
引用文献:Buonocore D, Lazzeretti A, Tocabens P, Nobile V, Cestone E, Santin G, Bottone MG, Marzatico F. Resveratrol-procyanidin blend: nutraceutical and antiaging efficacy evaluated in a placebocontrolled, double-blind study. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2012;5:159-65.
もしくは、機能性表示食品(末端商品でのヒト臨床試験)の1素材として活用するのも一手だと考えております。
わかさ生活さんがリンゴンベリーエキス末のレスベラトロール12mgで試験を行われましたが、残念ながら、群間での有意差まで示されませんでした。
個人的な見解ですが、Buonocoreら(2012年)の報告と異なり、ポリフェノール(プロシアニジン)量も少なかったのが影響しているものと考えられます。また、被験者はシニアに限定した方がよかったのでは?とも感じています。
引用文献:浅野智哉、小林沙織、坂野克久、海老原淑子:二重盲検ランダム化比較試験によるレスベラトロール経口摂取の肌改善効果、医学と薬学 2015; 72(7):1261-1273.
弊社の赤ワインエキスでも、肌老化のヒト臨床試験も実施していきたいのですが、本当に有意差が出るのか? また、試験は単味で良いのか?という点で、躊躇している部分があります。
サーチュイン遺伝子活性に関しても、被験者のバックグラウンドの方が大きく影響するような感じがします。
肥満の被験者でしか良い結果が示されておらず、健常人で有意差をつけるのは難しいのでは?とも感じています。
適度に運動して、規則正しい食生活をしていれば、若さは保たれる!
ということなんでしょう。
健康食品・サプリメントのポジショニングをどこに置くかが難しいところだと思います。
まぁ、何れにしても、
市場を伸ばすには、新たな研究は不可欠です!
ん~、でも、次は、研究助成金を活用しながらとも考えていますので、新たなパートナーも探していかなければなぁとも思っています。
コツコツ努力するしかないんでしょうね!
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