弊社には、OEM会社だけでなく、原料メーカーという側面があります。
そして、どの原料メーカーも「色」というものがあります。特色ですね。

弊社は、合成系/添加物系の原料は取り扱わず、自社の原料は、抽出物(ハーブエキス)が中心です。

添加物系の原料も、パートナー会社の原料を取り扱っているが、結局、コスト合戦になるだけなので、OEM案件への利用がメインです。

ちなみに、同じようことが、ハーブ粉末のような加工度が低い素材にもコスト競争になることに気が付きました。近年で言うと、チアシードやモリンガなどのようなスーパーフード原料です。

原則、弊社の原料戦略は、

価格で争わない
独自性で勝負
常に素材を育成


の3点を理念としています。

独自性・育成というのは、特殊な技術での製造、背景となる権威、エビデンスの蓄積、クリエイティブ開発など、様々なものから構成されます。

また、価格で争わないですが、商品化した際のマーケットプライスというものも大事にしています。
マーケットプライスというのは、具体的に、以下のようなことを考えることです。

この原料を用いて商品化した際、いくらくらいで販売することが可能か?
そして、その価格は、どの程度の消費者に支持されるか?


そもそも、原料の価格というものは、マーケットプライス、原料原価・利益率、常時在庫リスク、研究開発費、営業経費、広告費を含めた販売計画など、すべてを加味してせて設定する必要があります。
この設定が失敗している原料は、上手く流通しないです。売れないということ。

私の持論ですが、機能性食品の原料の多くは、このマーケットプライスの面で問題があるため、伸び悩んでいると考えています。摂取量も多くなると、どうしても原価が上がりますからね。

原料メーカーの売上は、営業努力より経営に依存する部分の方が大きいです。

そして、こういった設定の不一致性を少しでも埋めるのがクリエイティブ開発だったりします。もちろん、一致している場合、クリエイティブ開発を行えば、売上が伸びます。

なお、近年は、インターネットを用いた広告や集客というものの位置付けが高まっています。
特に、近年、新規参入する企業は、まず、インターネットを利用して市場調査しますからね。

ちょうど今、広告活動や集客方法を見直す時期に来ているんだと思います。

広告の費用対効果は、見合っているのか?
製品を売りたい顧客と媒体が一致しているか?
時代の変化に対応しているか?
集客の手法として最適であるか?

インターネット媒体でも、費用対効果が合わないものも多数存在します。営業マンが努力しても、成果が出にくい時代にもなりつつあります。
いろいろな点を加味して、経営側が判断しなければならない時期に来ていると思います。

原料事業は、一度決まってしまうと楽ちんだという人もいますが・・・
実は、とてつもない準備の大変さもあり、さらに、時代の変化もあるため、終わりのない努力も必要なのです。
勝ち負けも、明確に出やすい事業体でもあるので、決して甘くはありません。

ちなみに、原料メーカーでもあるが故に、取り扱い原料に関しても厳しい。
市場における相場観も必ず調べ、マーケットプライスだけでなく価格優位性も加味して力の入れ方を判断する。結局、高くしか仕入れれない原料を使っても、OEM顧客に対して市場競争性というメリットを与えることができないためです。

世の流れの速い時代、どこも大変です。
原料もOEMも、同じ。厳しい時代。
勝ち残っていくためには、常に企業努力が必要です。他社が真似しにくいものを作り上げていく必要があります。
弊社も、取り残されないよう、頑張り続けます!