本日の午後は、健康博覧会2018を訪れました。
そして、率直な感想。

相変わらず
実際の市場との乖離
というものを感じてしまいます。

素材名を出しちゃうと問題になってしまうので出さないですが、こんな商品、もう売れないでしょう?と感じてしまう商品もたくさん存在します。

もっと言うと、展示会に出さないと売れないだろうか?とも思ってしまいます。
まぁ、出展する会社さんの半分くらいは、新聞社とのお付き合いで出展しているんですけどね・・・。

今の世の中、これだけ情報化が進んでいるため、わざわざ展示会に出展する必要性は、かなり低くなってきてます。
実際、弊社は、出展してないけど、集客には困ったことがないです。

実際、商品開発は、以下の要素を判断して行えば、大きな失敗はありません。

商材と販路における適正の一致
素材ライフサイクルに合った最適原価率設定
レスポンスが取れる素材のクリエイティブ
将来性とエビデンス
真似されにくい差別化戦略


まぁ、最後のが一番難しいです。
究極は、しっかり原料の部分を抑える必要が出てきます。

いずれにしても、こういった展示会で紹介される原料も大事。また、実は、展示会で紹介されない原料も大事なんですけどね・・・。

露出があって、たくさん商品が作られていても、実は、それほど売れていない原料もあれば、あまり露出がなくてもアホみたいに売れている原料もあります。前者の市場を育てるには、展示会などで露出される必要があります。
市場って難しんですんわぁ。
だから、ちょっと視点を変えた売り方をすれば、商品がバカ売れする場合もあります。

今後、少なからず、この展示会で紹介されていた素材が盛り上がりをみせる可能性があります。
まぁ、数素材に限定されると思いますが、市場をけん引するであろう可能性がある素材もありましたから・・・。
そういった点も見据えて、商品戦略を行っていければと考えています。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。