本日はプレミアムフライデー、中には、お休みして4連休という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今年は、8日を休みにしている会社も多い。
弊社は、最繁忙期のため、出勤です。
さすがに、昨日の午前は、追いついていない仕事の処理をいたしました。

加えて、本日は、ブラックフライデー。

消費が伸び悩んでいるので、メディアは、しきりにブラックフライデーを報道しています。政府の思惑もあるのかな・・・。
実際、ブラックフライデーなんて、今年初めて知った人も少なくないのではないだろうか。

私は、実際問題、消費はやや伸びていると考えています。ただし、以下の理由で見えにくくなっていると考えています。

高額品の購入が減った
個人取引の増加
(オークション、メルカリなど)

デフレを経験しているが故に、わざわざ高いものを購入しなくなっていると感じています。バブル後の世代は、贅沢することも知らない。
ファストファッション全盛期を経験した若者は、高級ブランド品に魅力を感じなくなっていると思います。
賃金も期待値以上に増えていないので、みんな、細々とたくさんのものを購入しているのだろうと考えています。

加えて、個人消費に勘定されにくい個人取引が増加しているため、消費の伸びが過小評価されている傾向もあると思います。
例え、こうった背景があり、実際は消費が伸びていたとしても、政府としては、目に見える数字として消費が伸びていないと困るのでしょうね。
そもそも、若者のための政治をしていないのに、若者の消費が伸びるはずないんでしょうけどね・・・今の若者達は気が付いていると思います。

作られたプチバブルが弾けるのが怖くて、投資を行っている老人を中心に安定した政権を維持しようと力が働く。だから、政府もやりたい放題できる。
企業も、いちプチバブルが崩壊するかわからないので内部留保を増やす。特に、設備を持つ業態。
ある党は、ここに目を付け内部留保への課税を提案する。そして、企業を敵に回す。

ここ数年を振り返ると、これで本当に良かったのかなぁ?と思ってしまいます。
世界一の超高齢化社会、中国や後進国の成長、北朝鮮の核実験など、さまざまな問題がありますが、何とか生き残っていくしかないのでしょうね。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。