今日は、売上データから取引会社数を算出し、1社あたりの売上と粗利の推移を求めてみました。
統計解析まではいかないが、私は、こういったデータ分析は、いろいろ行っています。
半分趣味のようなもの。

そのデータを新商品リストを照らし合わせると、2014年春から2015年夏の期間、アホみたいに商品を製造していたことがわかります。
それは、中国プチバブルの影響であり、どこのOEM会社さんでも、少なからず同様な傾向があるんではないか?と思います。
それに比べ、今期は、少ない・・・。特に、新商品・新規顧客。今期の取引会社数が今の時点で未だ100社を超えてない・・・。ただし、リピート発注の比率が増えていることが見えてきているので、売上的には悪くない。

このリピート発注の傾向から、どんな会社さんがどんな販路でどんな商品が売れているかが見えてきます。とても貴重なデータ。

顧客別に売上を見ると、インバウンド案件は、すっかりなくなり、中国への輸出案件に切り替わったのも数字に表れています。

まぁ、全体的には、隙間が無くなり、新規参入しにくくなったという市場の動向があるんでしょうね。
原料の動きを見ていても、新規ではなく、既存の勝ち組さんへの供給が安定的に増えている。

弊社の売上構成も変化しているので、今回のデータ分析では、その変化が如実に示されました。
だから、データ分析は楽しいのです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。