弊社の山芋抽出物は、自然薯換算のクリエイティブ表現が可能です。意外に知られているようで知られていなかったので、改めて紹介です。

自然薯や長芋中に含まれているジオスゲニン量の報告は、以下のような数字で存在します。

100g中のジオスゲニン含有量
  自然薯   ナガイモ
  2.3mg   4.1mg


したがって、弊社の山芋抽出物(ジオパワー15)の推奨摂取量を165mg(ジオスゲニンとして25mg)は、自然薯 約1kg分に換算されます。
量のクリエイティブは鉄板!

ちなみに、通常、1回で食される山芋の量は、100~200gのようなので、麦とろご飯●杯分の自然薯を○粒に配合などと表現するのも1手です。

自然薯 約1kg分のジオスゲニン & ゴマ約1200粒分のセサミン・・・などというクリエイティブも多く利用されています。あと、もちろん、赤ワイングラス 約100杯分のレスベラトロールも♪

弊社から、文献添付で、換算表なども出させていただいており、弊社の原料を活用いただければ、自然薯換算でのクリエイティブを利用できます。

ちなみに、弊社でも、大和芋や長芋を生芋・乾燥粉末でジオスゲニンの分析を実施した経験があります。結果、検出されずでした・・・。
文献を読み漁っていくと、山芋中にはジオスゲニンが均一に分布しておらず、各芋で分布の仕方が異なるようです。例えば、先っちょにしか分布しないなど。
面白いものです。

この原料は、推奨摂取量で配合しても大きなコストにもなりにくく、生姜・胡麻(セサミン)・マカ・にんにくなど土臭い素材と相性が良く、元気(粘るような持続力)になるというイメージが強いので、様々な滋養強壮サプリメントに配合され始めています。
ハイクオリティ認証も取得されているので、大手さんの採用も増えている原料。

まぁ、今、滋養強壮サプリメントは数のクリエイティブのものばかりなので、数のクリエイティブがダメになれば、もっと活躍してくれるのでしょうけどね・・・。

また、近年の傾向ととして、滋養強壮・DHEA代替・認知症対策以外にも、HMBカルシウムと一緒にマッスル系ダイエットサプリに配合されるようにもなりました。
ありがたいことです。

この原料はお客様から「何気に無かった原料」とコメントされます。そして、弊社のオンリーワン原料でもあります。
yamaimo-patent
製法特許に加え、追加の特許も取得していこうと動いています。
ヒト臨床試験も行いたいなぁ。でも、プロトコールが難しいんだよなぁ。
頑張らなきゃ!!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。