関節サプリって、効かないと、顧客は、グルグルショップを変えて、効く商品を探します。そりゃ、痛いから当然。
中には、効かないと思っていて、初回購入の特価商品のみ購入し続ける方もいらっしゃいます。

なので、きちんと体感がある商品は、キチンとリピートしますが、体感が遅かったりなかったりする商品は、リピートしません。
だから、私は、最初のひと月だけ倍量飲むようなアウトバウンドのコールオペレーションを推奨しています。特に、鮭鼻軟骨抽出物の場合。

私が投稿した鮭鼻軟骨抽出物(50mg/日、非変性Ⅱ型コラーゲンとして20mg、プロテオグリカンとして10mg)の論文でも、グルコサミン塩酸塩(1500mg/日)は、体感を得るのに多少の時間を要することがわかっています。
市場でも鮭鼻軟骨抽出物が顕著に伸びているのは、おそらく、グルコサミンより体感が早いためでしょう。治験データでは、1ヶ月くらいで有意差が認められています。体感度合いも、顕著。

また、体感を出すには、サブ原料(副材)の体感も重要。そこは、各社さんで好みがあると思いますが、私は、ボスウェリアを利用することが多いです。私の経験上、濃い原料を60mgほど配合するだけで体感が上がるようです。
その他に、西洋シロヤナギやキャッツクローなど、鎮痛系のハーブも相性良いと思います。

ちなみに、弊社のOEM顧客は、小ロットが多いのでハードカプセルの割合が必然的に高くなっていますが、競争の激しい市場の状況を考えると、3000個以上のロットで、小粒の錠剤にした方が原価率も低く抑えられ、勝率も上がると思います。
ハードカプセルでも、1日1粒もしくは2粒でPTP仕様にして、ボスウェリアをガッツリいれたりし、高単価高体感を徹底するのも一手。

こんな工夫を日々繰り返しています。
この市場は、競争が激しいですからね・・・。
これからも頑張らなきゃ。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。