治験会社のデータ解析のミスで完成していた論文を半分以上書き直すことになった。
何十時間のロスというだけでなく、これまでに関わった人に対して非常に申し訳ない・・・。
今、ランチも食べないで気合で直しています。
でも、泣きそう・・・。
ようやく、メインの表の修正が終わった。

今日もお詫びの電話があった。
でも、許せない。
責任の取り方の提案が「我々が代行して書き直す」というものでした。
簡単に言いおった。
めちゃめちゃ怒りました。

そもそも、治験会社が論文作成代行(有知識者にお願いするのではなく社員がゴーストライティング)すること自身が間違っている。だから、私は、苦労してでも、自分で書く!
(どうせ、どんな人間がゴーストライティングしているかも知らされないで文面が届くだけだろうから・・・。)
周辺論文の結果や研究の歴史を理解していないと、背景を理解した上できちんとした論文が作成できるはずがない。学術学会で頑張っている諸先生方を完全に愚弄している。
機能性表示制度にこういった歪みも生じてきているのだろう。実際、新規性も何もない論文は投稿されるし、学術学会からすると、非常に迷惑な話。

書きたいことは山程あるけど、このトラブルのお陰で寝れない日々が続きそうなくらい追われているので、この程度で・・・。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。