昨年あたりから前に増して、ブラック企業や働き方革命という言葉を頻繁に耳にするようになりました。

実際問題、経営者は、ノー残業で成果を出していける会社作りを行っていくべきだと思います。実際、欧米は、基本、決められた時間内に成果を出すことを重要視されてます。
長時間労働を美徳とするような急激な成長期は終わっており、この成熟期において、長時間労働は会社に対する忠誠心の強要でしかないと思います。

実際、弊社もノー残業を推奨してますが、業績は毎年アップしてます。労働時間を長くしても生産性は上がらないし、成果も上がらないと思います。
残業を減らしなが成果を出していくためには、以下のようなものが大事なのかな?と思います。

働きやすい環境作り
無駄を無くす努力と工夫
成果に対する意識を高める


昨日、テレビ番組で残業を減らして業績を伸ばしてる会社が紹介されてました。こんな努力をなさっていました。

ノー残業DAYの告知→帰社前の急な仕事振り対策
立ち会議→無駄な会議時間の短縮
取引先への告知→残業減への協力
残業を減らしたら報酬
徹底的な健康管理→健康社員はボーナスアップ

すごいなぁと思いました。
これだど、良い人材も集まるだろうなぁと感じました。

その他にも、テレビ番組では、副業OKや子連れ出勤OKなど、様々な例が紹介されていました。
時代が変わってきているんだと、また、政府やメディアが時代を変えようとしているんだと、強く感じました。

労働環境が良く社員が健康なら、良い発想も生まれやすいでしょうし、労働効率も高くなるのでしょう。良い人材も集まるという、好循環も生み出します。企業も成長します。
反対に、社員の健康を考えていないブラックな労働環境だと、思考も奪ってしまい、発展は止まってしまうのでしょう。クチコミサイトも発達しているので、良い人材も集まりにくいでしょう。結果、没落して潰ていくのでしょう。
これが、今起こっている変化だと思います。

現実問題、日本は、超がつく超少子高齢化社会に突入しようとし、若者だけでなく女性(ママ)やシニアの力を借りないと、労働力は下がる一途をたどるしかありません。今後ますます、働きやすい環境というものが求められると思います。

一方で、外国人労働者や機械化によって日本人の雇用(求人)が全体的に減っているという現実もあります。また、若者は人とのコミュニケーションがある仕事(営業)を嫌う風潮からインターネット集客へのシフトなど、労働力に頼らない事業モデルへの転換も進んでいます。さらに、世界的な大手IT企業では、AIが動いて、人が動いていないケースも少なくありません。AIによって、人が要らない時代も到来しようとしています。

こういった風潮だと見落とされがちですが、働く側も、選ぶだけでなく、常に選ばれる存在であることも忘れてはいけないと思います。良い条件ほど、選ばれます。企業だけでなく雇用者も、時代の変化の中で選んでもらえるよう努力していく必要があると思います。
実は、それが残業が減った分の時間で求められているのかな?とも感じています。

あと、一つ忘れがちのこと。
首都圏と地方の格差。
まだまだ地方は、雇用者が強いです。
首都圏ほど求人も多くないです。
首都圏だけの目線で見てはいけないということ。地方も良くしていかなければならないということ。

まぁ、いずれにしろ、人生にとって仕事というものは、非常に大事なポジションにあるのは間違えないです。
常に最善を模索していけば良いのだろうなぁと思っています。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。