土曜日は、空手の稽古始めでした。
練習場所の小学校の体育館は、非常に寒いので、最後の方は、振るい上がるような寒さでした。寒さで足が動かなくなりました・・・。
なので、次の日は、祭り足袋を履いての稽古でした・・・。

この祭り足袋は、冬の稽古には必需品です。
練習場所の体育館は、冬場、非常に滑りやすくなるので、腰を落とせなくなりますし、組手も動きが制限されてしまいます。
過去、空手の強豪である目黒高校が冬場に足袋を履いて練習していると聞いたことがあったので、足袋を履くようにいたしました。

私は紺の足袋を履きます♪

今の時代、足袋だけでなく、コンプレッションタイツやラダーなど、使えるものはドンドン使っていければと考えています。
道着の下のシャツも、コンプレッションでなくても、速乾性のものを利用するのが良いです。子供達にも、速乾性のシャツ(デサンのリラックスフィットなど)を着させるようにしています。

土日の稽古では、もちろん、組手の稽古もしました。
土曜日は、簡単な試合形式の練習も行いました。
やっぱり、休みの間でどれだけ練習していたかの差が出ていました。うちの小僧小娘は、毎日練習していたので、さすがに上手くなったと実感できました。

小学生の競技空手は、毎日のようにチームで練習をできる環境がある訳ではないので、家庭での組手の自主練が重要になってきます。それは、間違えないです。
兄弟がいると、非常に有利です。
環境がある道場経営者の子供や指導者の子供が強くなるのは当たり前なのです。

だけど、個として上手くなっても、強くなりません。
チームとして強くならないと、一定以上、なかなかレベルは上がっていきません。
競い合う良い仲間がいればこそ強くなれるのだと思います。
漫画と同じです♪

なんで、家庭での練習方法を積極的に紹介し始めました。
テーマは、反応練習と後の先です。
チームとしてのレベルを上がっていけば、子供達は自然と強くなっていくと考えています。
うちのチームも、次の段階に入ってきています。
3月の大会では、少しでも良い結果が出るよう、私も頑張っていきたいと思います。

ちなみに、先日、この空手の本を購入しました。



競技空手を学ぶ上では、とても参考になります。
一方、数年前に発行された本なので、内容が少々古くなり始めていると感じました。競技空手の進化が速いです。特に、国際化の波というか、国際ルールで勝っていくことが空手界のテーマになっているので、進化や変化が速くなっています。
うちのチームでは、構えも、最近主流になりつつある完全半身にシフトしています。足技も積極的に組み込んでいます。今までの技術も大事にしつつ、最新の技術も積極的に組み込んでいければと考えています。

なお、我々の大学の時代と異なり、空手もネット上に情報がたくさんあったり、技術が公開されています。良い動画もたくさんあります。
まぁ、気合だけで勝ちに行け!という時代ではなくなっています。
ある意味、羨ましい。
指導者の資質としては、気合論ではなく、論理的な練習メニューを組んでいくことなのかなぁと感じています。まぁ、気合論の部分も大事なんですけどね。私の経験上、プレッシャーにならず、試合を楽しみながら集中力を高めれるような気合論であるべきと考えています。
今後のテーマです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。