トランプさんの影響で、今、現時点で

1ドル118.24円

と、円安ドル高で、かなり為替が変動しています。一ヶ月強で18円(16%)も円安ドル高が起こると、輸入会社の弊社としては、たまらんです・・・。
一方、ユーロは、

1ユーロ123.07円

と円高ユーロ安で変動しています。このままじゃあ、ドルとユーロが逆転してしまうぞ!って感じです。

この傾向を見ると、円が安くなっているのではなく、明らかに極端なドル高が起こっているのがわかります。
政情が為替(経済)にモロ影響するという、非常にわかりやすい例です。

一方、この傾向は、トランプさんは望まぬ事態です。
アメリカの輸出産業にとって、デメリットでしかないです。さらに、海外の商品が入りやすくなるので、国内での生産物の売上が下がり、非常に困るはずです。

こうなってくると、トランプさんは、大統領就任後、

・関税を上げる(車など特定のもの)
・安倍政権のようにドル安に向かうよう政府が加入する

などの手を打ってくるはずです。
現在は、先行きの期待感だけでドル高になっていますが、トランプさんが具体的な施策を示したら、一気にドル安の方向に変動するのでは?と期待感を持ちつつ、その時を待っています。

ほんと、マネーゲームですわぁ。
ゲーム化しているので、変動も早く激しくなっているような感じがします。

あと、最後に・・・
忘れてはいけないこと。この円安ドル高の傾向は、輸入大国である日本にとって、必ずしも良いことだけではないです。
所得が上がっている上がっていないに関わらず、物価が上がります。消費者にとっては、苦しい事態を招く可能性もあるのです。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。