私は、自分自身でかなりの量のサプリメントを摂取しています。
最も摂取しているのは、赤ワインポリフェノールとアミノ酸です。2つの意味で摂取しています。

まず、タイトルにもあるように、サプリメントの役割って何でしょう?
私は、以下のように考えます。

・疾患の予防
・QOLの向上
・得られる効果


サプリメントの講演活動を行った際も、この3つを挙げています。
赤ワインポリフェノールを摂取するのは、血管を柔らかく保ち、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを低減したいからです。すなわち、疾患の予防という、健康のため。疾患の予防というものは、体感があるものではないですが、非常に重要なサプリメントの役割だと思います。

誰もが将来の病気に不安があると思います。
そんな方は、サプリメントも活用したら良いと思います。心の安心にもつながります。

アミノ酸を摂取するのは、明らかに効果が実感でき、ハードなトレーニングには不可欠と考えているからです。まぁ、スポーツサプリの根幹ですね。
筋肉のダメージが低減できたりと、私のようなシニア格闘家(シニアアスリート)には、体を守るためには不可欠です。

スポーツを行う人は、サプリを活用すべきだと思います。
近年、高校・大学の時にもっと活用しておくべきだったと思っています。やっぱり、飲んでいるか飲んでいないかで、パフォーマンスにも体作りにも差が出ます。私も、子供達には、カルシウムやアミノ酸を摂取させるようにしています。

こういった考えを持っているから、今後、東京オリンピックまでスポーツサプリ市場が成長すると確信しています。ザバスやウィダー、さらに最近はDSMなどという大手さんも入り乱れながら。

ただし、アスリートは、ドーピング検査があるので、ハーブサプリは避けた方が良いです。私は、ビタミン・ミネラル・アミノ酸以外は要注意と考えています。あと、食品添加物指定されているものも大丈夫だと思いますが、そこはプロでないと判断が付きません。

サプリは、効果を得られやすいものもあるので、薬のように勘違いされがちですが、本当に大事なのは予防だったりもします。
サプリメント業界の一員として、消費者の方には、そういったサプリメントの役割をしっかり理解して、サプリメントを活用してもらえればと思っております。

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。