このブログの人気記事になっている実は2種類あるプロテオグリカン原料の続編のような記事です。
今度は、葛花つについてです。

以前、葛花イソフラボン(カッカライド)と原料の優位点という記事を書きましたが、弊社の葛花の特徴は、野葛とも呼ばれる野生種の葛花(プレラリア・ロバータ)であり、主な有効成分がカッカライドである点です。

そして、よくある問い合わせで、競合商品の葛花原料と何が違うのですか?というものがございます。
弊社では、それをわかりやすく、以下のような表にまとめて説明させていただいております。

美活花80 勉強会資料(比較表)

実は、葛花の品種が違い、有効成分も違うので、似て非なるものです。これは、学術論文にも示されています。
※提案資料は、肝機能・美容の商品への提案資料のため、弊社の原料が良く見えるようになっています。シナクズの葛花が悪いという訳ではありません。機能性が異なるだけです。

どんな原料でも、競合さんとは、必ずバッティングします。
弊社の葛花抽出物は、ダイエットには効かないですし、基本的に、弊社としては、この領域で競合さんと争うつもりもなく、できれば住み分けできればと思っています。
さすがに、競合さんの努力の結果、トクホ申請をされたり、機能性表示食品として申請・受理されているので、そこは尊重しなければならないと考えています。
弊社では、競合さんの特許にも抵触するので、ダイエットでの使用の場合、供給をお断りさせていただいております。

弊社のものは、以前の記事でも述べましたが、熊本大学で発見されたカッカライドが主な有効成分であり、肝機能アップと美容、抗疲労がメインの効果なので、正しく活用していただければと思っております。
某大手さんはコラーゲンサプリに副材として配合されたようなのですが、こういった使われ方は好ましいと思います。
また、水に溶けないのでドリンクに適さないのが難点ですが、ベタに、肝臓サポート商品の副材(クルクミンやオルニチンのお供)として活用していただくのも良いと思います。

基本的には、葛花は導入期の素材で、これから知名度を上げていくべき素材です。
競合さんと切磋琢磨しながら、良い市場形成ができればなあと思っております。
日々努力です!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。