おはようございます。
バタバタ生活がようやくひと段落し、久しぶりのブログ更新です。

今日の朝、弊社が賛助会員となっている日本抗加齢医学会から学会誌である「アンチ・エイジング医学12月号」が届いていました。
今回の特集は、レスベラトロール。

2012年12月号(Vol.8 No.6)
■特集 レスベラトロール
・レスベラトロールはアンチエイジングに有効か?/坪田一男
・レスベラトロールとポリフェノールの構造/大澤俊彦
・レスベラトロールの体内動態/谷野豊
・レスベラトロールの循環器疾患への応用/新村健
・レスベラトロールの腎臓疾患への応用/古家大祐
・レスベラトロールの筋肉・神経疾患への応用/堀尾嘉幸
・レスベラトロールの糖尿病,メタボリックシンドロームへの応用/井上浩義
・レスベラトロールの癌への応用/澤登雅一

まあ、和文なので、読みやすくまとまっています。
でも、この成分は、現段階でわかっている範囲、摂取量が重要であり、摂取量によって得られる効果も異なるようです。
特集でも触れられていますが、ヒト臨床のエビデンスからすると、糖尿や循環器系は、1日10mg前後の低用量摂取が望ましく、サーチュインを働かせるには、30mg以上の高用量摂取が望ましいです。
だからと言って、摂取し過ぎも弊害があるようなので、私は、OPCなども多く含まれる赤ワイン由来素材でレスベラトロール10~30mgの摂取を推奨しております。

一般市場では、落ち着きつつあるレスベラトロール市場ですが、クリニックルートなどの特殊なルートでは、まだまだは成長し続けています。
一方、攻略が難しい販路でもあるので、今後、どのような市場になっていくかがとても楽しみです。
TPP参加の関係で、混合診療が解禁になる際、大きな変化も期待されます。
私も、その変化に備えて、新たなビジネスを構築していきたいと思います。
さあ、がんばるぞ~!

この記事の筆者:栗山 雄司 (博士)

株式会社アンチエイジング・プロ 常務取締役 COO / SloIron Inc. 取締役 技術アドバイザー / 順天堂大学医学部 総合診療科 研究員

kuri photoM2 広告にも精通し、日々、売れる商品(;顧客の成功)のことを考え、健康食品サプリメントの機能性原料開発やOME製造を行っています。